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Instration

RV#080.TXTのファイル転送

RV#080.TXTをMVS Hostにファイル転送して下さい。ファイル転送の方法は環境により大きく異なってしまうので、ここで詳細を述べる事は控えますが、少なくとも以下の形式のファイルにファイル転送して下さい。
DSORG : PS or PO
RECFM : F or FB
LRECL : 80
又、このファイルは英小文字を使用していますが、3270カナモードのTSO FTPを使用すると、英小文字が大文字変換されてしまいます。(3270エミュレータを英小文字モードに変更すると正しく転送されます。)

修正個所の表示

転送の終わったファイルは、環境に合わせて修正が必要となります。以下のコマンドをISPF EDIT画面から入力する事で、修正が必要となる個所を抽出する事ができます。
=> X ALL;F '<- CHECK' ALL

修正

小文字で記入されている部分については修正が必要となります。稼動環境に合わせて修正してください。(このJCLは非SMS環境を前提に作成しています。)
修正は以下のコマンドを使用すれば簡単に修正する事ができます。
=> C 'serial' 'TRGVOL' ALL NX
(TARGVOLは変更するVolume Serialの名前です。)

jobcard

あなたが使用している環境のルールに従ってJOB文を作成します。

user.catalog

必要であれば、ユーザーカタログを指定して下さい。

serial

実動ライブラリーを保存、及びワークで使用するVolume Serialを指定します。

object.library

Object Moduleを作成するライブラリー名を指定します。(このJCLではデータセットを新規に作成する指定となっています。又、このデータセットはAssemble & Linkeditが終了すれば必要ありません。)

module.library

Load Moduleを作成するライブラリーを指定します。(このJCLではデータセットを新規に作成する指定となっています。)

panel.library

ISPF Panel Libraryを作成するライブラリーを指定します。(このJCLではデータセットを新規に作成する指定となっています。)

clist.library

Clist(REXX)を作成するライブラリーを指定します。(このJCLではデータセットを新規に作成する指定となっています。)

isp.sispload

あなたの環境で現在使用しているISPFのLoad Module Libraryを指定します。REXX Program内にも指定がありますが、この部分はLNKLSTやLogon Procedureに指定されている場合、省略する事ができます。(むしろ指定しない方が望ましいでしょう)
この部分を

"ALLOC F(ISPLUSR) DA('isp.sispload'," ,           /* <- CHECK */
                    "'module.library')" ,         /* <- CHECK */
                 "SHR REU"

この様に修正します。

"ALLOC F(ISPLUSR) DA('module.library')" ,        /* <- CHECK */
                 "SHR REU"

Assemble & LinkEdit

修正の完了したJCLを実行します。各StepのCondition Codeが4以下である事を確認して下さい。

Logon Procedureへの追加(省略可能)

あなたが使用しているLogon Procedureに以下の3データセットを指定する事ができます。(Clist以外はREXX Program内で動的に指定しているので、特に必要としませんが、ClistをLogon Procedureに指定しない場合、プログラムの呼び出し方法が変わります。可能であればClistだけは指定する事を薦めます)Logon Procedureを修正した場合、必ず再度LOGONする必要があります。

module.library

ISPLLIB 又は STEPLIBに指定して下さい。

clist.library

SYSPROCに指定して下さい。

panel.library

ISPPLIB 又は ISPPALTに指定して下さい。

確認

ISPFのコマンド行から以下の何れかのコマンドを実行して下さい。(Logon Procedureにclist.libraryを指定していない場合、下の方法でなければ呼び出す事ができません。)画面が表示された場合、正常に導入が完了しています。
  TSO @REV
   又は
  TSO EX 'clist.library(@REV)'










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1998.05.08-1998.09.14 - Kimu -