Revive!   < Lose vailable PDS Members ... >

History

Version 0? : Oh!Shuckに出会う

今から10年ほど昔、初めてMVSを使用した私の環境にOh!Shuckという、元となるツールが存在していました。おそらく何処かの道楽者が作ったものだと思いますが、これには機能的にRevive!とほぼ同じ機能を有していたと記憶しています。が、当然、私はMVSというものに初めて触れたので、Oh!Shuckがどのくらい使えるやつなのか全く気付く事なく暮らしていました。
周囲の諸先輩方はOh!Shuckを褒め称えています。新人だった私にはよく理解できません。というかOh!Shuckが使える環境を当たり前として過ごしていました。
そして1年後、私の出向先が変わりました。そこには当然Oh!Shuckはありませんでした。。。

Version 0.1 : ディレクトリー・ダンプ。(Batch)

私は考えました。「無い物は作ってしまおう!」。そしてAssemblerのPIとDFP Using Data Setsのマニュアルを片手に初めてAssembler Programを作成しました。目標はOh!Shuckです。取り敢えず、区分データセットの構造を調査する為に、ディレクトリー部の一覧をダンプするプログラムを作成しています。これによりディレクトリー部のデータ形式を解析しました。

Version 0.2 : 削除メンバーリスト作成プログラム。(Batch)

0.1を拡張し、ディレクトリー部にエントリーされていないデータ部のメンバーを印刷する様に修正しました。

Version 0.3 : 削除メンバーリストアプログラム。(Batch)

メンバー名とディレクトリー部からポイントするアドレス(TTR)を指定してメンバーエントリーを作成するプログラム。ここで始めて(Version 0.2と併せて使用する事で)削除メンバーを復元する事が可能となりました。

Version 0.4 : ISPF対応

これまでの機能をISPF Interfaceを利用し、対話形式で処理を行うことができる様に修正しました。この段階で、Oh!Shuckとほぼ同等の機能を有する事ができました。

Version 0.5 : ループバグ対応

Version 0.4に特定データセットでループが発生するバグが発覚。原因は不明のままですが、メンバー先頭アドレスをPOINTする事でループは治まりました。

Version 0.6 : 拡張メンバー回復機能追加。

Compress後にメンバーを復元したいという要件があり、機能追加しました。(が、このあたりから時間的な余裕が無くなり、年間1日程度の時間で細々と修正を繰り返していました。その為、機能的には完全ではありません。)

Version 0.7 : 文字列検索。

文字列検索により、一覧されるメンバーを絞り込む事を可能としました。

Version 0.8 : 一般公開バージョン

公開するか!という事で、Version 0.7を一部修正しました。










概要 導入方法 使用方法 技術情報 変更履歴 Home Tools

1998.05.17-1998.09.14 - Kimu -