@cmd : Enter MVS Command on TSO

Instration

@CMD100.TXTのファイル転送

@CMD100.TXTをMVS Hostにファイル転送して下さい。ファイル転送の方法は環境により大きく異なってしまうので、ここで詳細を述べる事は控えますが、少なくとも以下の形式のファイルにファイル転送して下さい。
DSORG : PS or PO
RECFM : F or FB
LRECL : 80
又、このファイルは英小文字を使用していますが、3270カナモードのTSO FTPを使用すると、英小文字が大文字変換されてしまう事があります。(3270エミュレータを英小文字モードに変更すると正しく転送されます。)

修正個所の表示

転送の終わったファイルは、環境に合わせて修正が必要となります。以下のコマンドをISPF EDIT画面から入力する事で、修正が必要となる個所を抽出する事ができます。
=> X ALL;F '<- CHECK' ALL

修正

小文字で記入されている部分については修正が必要となります。稼動環境に合わせて修正してください。(このJCLは非SMS環境を前提に作成しています。)

jobcard

あなたが使用している環境のルールに従ってJOB文を作成します。

module.library

Load Moduleを作成するライブラリーを指定します。(このJCLでは既存のデータセットに新規メンバーを追加する様にしています。このライブラリーはAPF許可ライブラリーで、可能であればLNKLSTに登録されたライブラリーにして下さい。)

Assemble & LinkEdit

修正の完了したJCLを実行します。各StepのCondition Codeが4以下である事を確認して下さい。

Logon Procedureへの追加(LNKLSTに登録していない場合のみ)

LNKLSTに登録していないデータセットにモジュールを登録した場合、Logon ProcedureのSTEPLIBにモジュールライブラリーを登録する必要があります。(但しこの場合、STEPLIBに接続されている全てのライブラリーがAPF登録されている必要があります)Logon Procedureを修正した場合、必ず再度LOGONする必要があります。

IKJTSOxxの登録

“SYS1.PARMLIB(IKJTSOxx)”のAUTHCMDに“@CMD”を登録します。

確認

TSOのREADY画面、又はISPFのコマンド行から以下のコマンドを実行して下さい。処理結果が表示された場合、正常に導入が完了しています。
  @CMD 'D A,L'










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1998.06.30 - Kimu -