思えばこれまで 海原逆巻く嵐も ひとりで乗り越えてきた 仲間はいるけれど わが身を守るのは結局 自分自身だと 争いのはずみで一度だけ 触れ合ったそれだけなのに 忘れられない深いまなざし 右の肩先に指の記憶 熱く残り胸まで痛い はじめての苦しい気持 もう 心には あの人だけ