AX
back home next

『香川大学 「I・K」教授の準強制わいせつ事件の真相』の真偽の検証

論壇とは、日頃、目についた企業や社会の不正の情報を告発するサイトである。 その目安箱の3月9日に、 「香川大学 「I・K」教授の準強制わいせつ事件の真相」と 称する信じがたい投稿が掲載された。
その真偽を検証した結果、この投稿の信憑性はかなり高いことが判明した。
香川大学 「I・K」教授の準強制わいせつ事件の真相
(平成17年3月9日)
差出人:  「I」教授を糾弾する会   

 3月11日の午後1時に、高松地方裁判所で、「I・K」被告の裁判が開始される予定である。
 この裁判で、「I」被告の行っていた罪業が明らかにされるが、その内容は、驚愕的なものである。

 「I」被告は、精液を出さなければセックスではないと述べて、相談に訪れた女性全員と性交を行っていた。  下着姿で抱き合ったり、一緒に入浴していたことなどは、すでに報道されているが、実際には、極めて破廉恥なことを行っていたのである。

 これらの女性は、その大半が、今でも、「I」被告にマインド・コントロールされており、セックスではないと信じ込んでいる模様である。 そのために、「I」被告は、起訴された後も、この種の事件としては異例とも言える長期拘留が続いているのである。

 さて、被害者の女性の多くは、セックスではなく治療行為であると信じ込んでいるようであるが、 「I」被告にとっては、欲望を解消するためのセックスでしかなかったことは明白である。 その証拠に、彼の夥しい著書の中では、このことを全く記述していないからである。 また、女性たちに対しても、秘儀であるとして、厳しく口止めしていたのである。

 「I」被告は、逮捕されたことにより、これらの行為が発覚することを危惧し、治療行為と称してセックスを行っていた事実を隠蔽すべく、弁護士の一人に対して、告訴人との示談交渉を依頼した。 弁護士は、「I」被告から示された示談金として、4千万円を告訴人に示した。 しかし、告訴人は、金銭の問題ではないとして、この示談交渉を拒否した。 その結果、示談交渉を担当していた弁護士の一人は解任された。

 また、「I」被告は、その著書の大半を、香川大学大学院教授の肩書きで出版していた。  ところが、香川大学には、大学院大学は存在せず、このような肩書きの使用は、悪質な経歴詐称である。

 香川大学の学長は、「I」被告の所業や経歴詐称を熟知しておりながら、破廉恥行為を隠蔽した。 それどころか、学長は、「I」被告を、「注意処分」にした直後、学長の主催する香川大学フレンドリー・ナイトスポット第4回で、「I」被告に講演をさせ、「I」被告の「名誉回復」を意図したのである。

 学長は、「I」被告が逮捕された日に、実際には高松市にいたにもかかわらず、出張を理由として、記者会見の席には顔を出さなかった。 学長が欠席した理由は、その席で、香川大学フレンドリー・ナイトスポットにおける「I」被告の講演の責任を糾弾されることを恐れたからである。

 香川大学フレンドリー・ナイトスポットのことを、学長が、いかに危惧しているかは、「I」被告が担当した講演のみが、香川大学のホームページから削除されていることからも明白である。

 3月7日現在、香川大学は、「I」被告の処分を行っていないが、言語道断である。 裁判の過程で破廉恥な行為が明らかにされる前に、「I」被告と香川大学の学長を処分しなければ、香川大学は、日本社会から厳しく批判され、抹殺される可能性がある。

 香川大学の名誉回復のためには、植草教授を、即座に懲戒免職にした早稲田大学の英知に学ばなければならない。

検証結果 ◎ :「3月11日の午後1時に、高松地方裁判所で、「I・K」被告の裁判が開始される予定である。」

3月9日の時点で公判の正確な日付と時間を言い当てている。よってこの部分は正しい。
参考:この時点では何ら公判の日時に関する報道はなく、高松地方裁判所に何ら公判予定は掲示されていなかった。

四国新聞 2005年3月12日版より
初公判で無罪主張−香川大・岩月教授

心の病の相談に訪れた女性に対し、心理療法と称してわいせつな行為をしたとして、
準強制わいせつ罪に問われた香川大教育学部教授、岩月謙司被告(50)=香川県
高松市昭和町一丁目、休職中=の初公判が十一日、高松地裁(増田耕児裁判長)
であり、
岩月被告は「私は神経症的症例を治癒させてきたが、準強制わいせつと言
われる行為をしたことはない。無罪だ」と起訴事実を否認した。

検察側は冒頭陳述で、岩月被告には医師や臨床心理士などの資格がないことを指
摘。同被告が「お前は女を楽しんでいない」などと精神的に追い込んだ後、急に優し
い態度を示すなどして女性をマインドコントロールし、わいせつな行為を繰り返したと
述べた。

弁護側は「検察側は『わいせつ行為は複数回あった』とするが(具体的に)特定でき
ておらず、刑事訴訟法に違反している」として公訴棄却などを申し立てたが、いずれ
も認められなかった。

起訴状によると、岩月被告は、神経症的な症状の相談を受けた二十代の女性にわ
いせつな行為をしようと、二〇〇二年四月二十六日、「『幸せ恐怖症』が相当強い」
などと、自宅に呼び寄せる電子メールを送信。翌二十七日から二十八日にかけ、
自宅で女性に対し、自分に従うことが心理療法を行う上で必要と言葉巧みに思い込
ませ、治療と称して胸や下腹部を触ったり、寝室で抱き合うなどした。


検証結果 ○?:「「I」被告は、精液を出さなければセックスではないと述べて、相談に訪れた女性全員と性交を行っていた。」

検察の冒頭陳述によると、岩月謙司教授は、少なくとも相談を寄せた女性20人と「避妊具が必要な性行為」に及んだと推定される。 よって、「相談に訪れた女性全員」かは不明だが、「相談に訪れた女性と性交を行っていた」部分は正しいと推定される。

毎日新聞 2005/3/12 より

 検察側は冒頭陳述で、「(岩月被告は)心の傷を癒やすためと思わせれば
わいせつ行為を出来ると経験的に知った」と述べ、少なくとも相談を寄せた
女性20人と性行為に及んだこと
などを指摘した。【高橋恵子】

心理学板:起訴されたおむつプレイ岩月謙司勃起age Part4(1001)より

名前:没個性化されたレス↓ :05/03/12 23:37:59
>630
冒頭陳述の中で香川大学岩月研究室の捜査で
避妊具を押収したと検事は陳述したが、
新聞各紙は意図的にか書かなかった。

名前:没個性化されたレス↓ :05/03/13 03:59:51
646→651
傍聴した友人から聞いた。
その人は新聞が何故書かなかったのか疑問に思ったそうだ。
弁護士が5人もいて、やたら裁判の引き延ばしをして
検事の冒頭陳述をさまたげていたのは、
20人以上の女性との性交渉及び避妊具のことを検事に陳述を
させたくなかったからではと言っていた。
検事が陳述して、証拠として提出したので、
今後の裁判でいずれ、その根拠は明らかにされるだろう。



検証結果 ◎ :「その証拠に、彼の夥しい著書の中では、このこと(クライアントとの性交)を全く記述していないからである。」

岩月謙司教授は、「ムリをして頑張って何になる」193頁目以降、 「なぜ、女は恋や仕事に臆病になってしまうのか」215頁目、 「なぜ、母親は息子をダメ男にしてしまうのか」3頁目、 「男は女のどこを見るべきか」9頁目、 「結婚力」142頁目などに育て直しを記載しているが、クライアントとの性交に関しては全く記載していない。 よって、この部分の記載は正しいと結論づけられる。

岩月謙司著 「ムリをして頑張って何になる」 200頁 (2004年4月10日発行)

ムリして頑張って何になる

なぜなら、育て直しは、普通の家庭の味をあじわってもらうということを
目的にしていますが、その基本は、本人からのリクエストだからです。

「ムリをして頑張って何になる」 202頁より

テレビで紹介した育て直しは、おもに、哺乳ビンでミルクをあげる。
絵本を読んであげる。おんぶする、遊園地で一緒にあそぶ、など、


岩月謙司著 「なぜ、、女は恋や仕事に臆病になってしまうのか」 215頁 (2004年5月10日発行)

なぜ、女は恋や仕事に臆病になってしまうのか

思い残しをはらすためには「育て直し」という方法が有効です。
幼児期の人生をやりなおす方法です。
ビックリするかもしれませんが、絵本を読んでもらったり、
一緒に童謡を歌ってもらったり・・・ということをやるのです。

子どものころしてもらいたかったのにしてもらえなかったことを、もう一度やりなおすのです。
過去の不快な思い出を「快」の思い出で塗り替えていく作業です。まるでタイムマシンのような方法ですが、
これが根本療法となります。


岩月謙司著 「なぜ、母親は息子をダメ男にしてしまうのか」 3頁 (2004年6月20日発行)

なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか    講談社プラスアルファ新書

さて、育て直しの活動」と言っても、ごく普通の家庭の味を味わってもらう、ということです。
我が子のように扱うだけの活動です。具体的には、絵本を読んであげたり、
一緒に歌を歌ったり、食事をしたり、ブランコに乗ったり、おんぶしたり、遊園地に行ったりします。

幼児期なら誰でもしてもらうような内容ばかりです。


岩月謙司著 「結婚力」 142頁 (2004年9月29日発行)

結婚力―30代でかなえるハッピーウエディング

私はかつて、育て直しというボランティア活動を行っていました。
これは、「親に愛されて育てられなかった」という思い残している人を、
文字通り、私たち夫婦が親代わりとなって、育て直す活動でした。
といっても、特別なことをするわけではありません、
ごく普通の家庭の味を味わってもらうだけのことです。
具体的には、絵本を読んであげたり、おんぶやだっこをしてあげたり、
遊園地でいっしょに遊んだり、食事をしたり、ということです。

どんなことをするかは、クライアント(相談者)からの要望ですが、
その多くは0〜3歳くらいの時期に親からしてもらうようなことでした。


岩月謙司著 「男は女のどこを見るべきか」 9頁 (2004年9月10日発行)

男は女のどこを見るべきか    ちくま新書

私はこれまで、十年以上、ボランティアで育て直しという活動を夫婦でやってきましたが、
しばしば人の極限状態と出会います。ギリギリまで追いつめられた人間を何十人も見てきました。
そういう修羅場のような現場でしみじみ思うのは、ああ、男と女は違うものだなぁ、ということです。
そうした体験で発見した男女の思考のしかたの違いをこれから本書で明らかにしたいと思います。


検証結果 ○ :「また、「I」被告は、その著書の大半を、香川大学大学院教授の肩書きで出版していた。」

岩月謙司教授は、35冊の著書のうち10冊を香川大学大学院担当助教授または香川大学大学院担当教授の肩書きで出版していた、 よって「著書の大半」とは言えないが「著書を香川大学大学院教授の肩書きで出版していた」部分は正しいと結論付けられる。
発表年月日著作タイトル発行肩書
1992/03/01男と女のラブゲームSTEP平成11年に香川大学教授
1997/06/01人はなぜ人間関係に悩むかあさ出版香川大学大学院担当助教授
1998/03/01家族のなかの孤独ミネルヴァ書房香川大学教育学部大学院担当助教授
1999/06/01他人(ひと)にいい顔をして何になる ドリームクエスト香川大学教育学部大学院担当教授
1999/06/01心の教育・あしたへの風アートヴィレッジ香川大学教育学部大学院担当助教授
1999/09/01女性の「オトコ運」は父親で決まる二見書房香川大学教育学部大学院担当教授
1999/09/01娘の結婚運は父親で決まる日本放送出版協会香川大学教育学部大学院担当教授
2000/01/01娘がいやがる間違いだらけの父親の愛講談社香川大学教育学部大学院担当助教授
2000/06/01身近な人との人間関係につまずかない88の法則大和書房香川大学教育学部教授
2000/06/01母親よりも恵まれた結婚ができない理由 二見書房香川大学教育学部大学院担当教授
2000/11/01自分にウソをついて何になるドリームクエスト香川大学教育学部大学院担当教授
2001/02/01思い残し症候群日本放送出版協会香川大学教育学部教授
2001/06/01「子どもを愛する力」をつける心のレッスン講談社香川大学教授
2001/12/01オトコ運が劇的に変わる!カウンセリング大和出版香川大学教育学部教授
2002/05/01くらたま&岩月教授のだめ恋愛脱出講座青春出版社香川大学教授
2002/06/01無神経な人に傷つけられない88の方法大和書房香川大学教育学部教授
2002/07/01メルヘン・セラピー「般若になったつる」佼成出版社香川大学教育学部教授
2002/08/01 女性の「オトコ運」は父親で決まる新潮社香川大学教育学部教授
2002/08/01人の望むようにしすぎる人、平気で人を支配したがる人あさ出版香川大学大学院担当教授
2002/09/20女は男のどこを見ているか筑摩書房香川大学教育学部教授
2002/12/22ずっと彼氏がいないあなたへウェーブ出版香川大学教育学部教授
2003/01/20なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか講談社香川大学教授
2003/04/25なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか新潮社香川大学教育学部教授
2003/05/20娘は男親のどこを見ているか講談社香川大学教授
2003/06/17母を恋して太る人、彼を愛してやせる人マキノ出版香川大学教育学部教授
2003/07/16ひねくれた人に振り回されない88の方法大和書房香川大学教育学部教授
2003/08/28幸せな結婚をしたいあなたへ 新潮社香川大学教育学部教授
2004/01/15なぜ、女は「不可解な行動」をするのか三笠書房香川大学教育学部教授
2004/04/10ムリして頑張って何になるドリームクエスト香川大学教育学部教授
2004/04/05職場の「やっかいな女性」を説得する技術青春出版社香川大学教授
2004/04/21恋愛日記―岩月謙司プロデュースWAVE出版(記載なし)
2004/05/10なぜ、女は恋や仕事に臆病になってしまうのか小学館香川大学教授
2004/06/20なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか講談社香川大学教授
2004/09/10男は女のどこを見るべきかちくま新書 香川大学教授
2004/09/29結婚力-30代でかなえるハッピーウェディングマキノ出版香川大学教育学部教授

検証結果 ◎ :「ところが、香川大学には、大学院大学は存在せず、このような肩書きの使用は、悪質な経歴詐称である。」

○○大学大学院教授と言う肩書きは、大学院重点化した大学で、教員が、学部所属から大学院所属になった大学に限られる。 香川大は大学院大学ではなく、かつ香川大学教育学部は修士課程だけの中途半端な大学院を持つのみである。 つまり、岩月教授含む学部所属の教官は、修士課程のみの大学院を兼任して担当しているに過ぎず、香川大学大学院教授と称することはできない。 よって、この部分の記載は正しいと結論づけられる。

検証結果 ◎ :「学長は、「I」被告を、「注意処分」にした直後、 学長の主催する香川大学フレンドリー・ナイトスポット第4回で、「I」被告に講演をさせ、「I」被告の「名誉回復」を意図したのである。」

香川大学は岩月謙司教授を2004年4月に「厳重注意処分」を与え、その後7月15日に、香川大学フレンドリー・ナイトスポット(第4回)の司会に任命している。 よって、この部分の記載は正しいと結論づけられる。
四国新聞 2004年12月8日版より
わいせつ行為で岩月香川大教授を逮捕
 香川大は告訴後の昨年十一月に調査会を設置。
同地検の不起訴処分を受け、今年四月、岩月容疑者を厳重注意処分としていた。
香川大学ホームページより
香川大学フレンドリー・ナイトスポット(第4回)を開催
 学生と教職員間の交流を深め、大学の教育環境をより良くするために、学生を
主体とした教職員参加による「香川大学フレンドリー・ナイトスポット(第4回)」が7
月15日に開催され、学生、教職員約30名が参加しました。
 教育学部岩月教授の司会のもとに、理想の男性像、理想の女性像について語
り合われました。座席は、岩月先生を中心に男性と女性が左右に分かれて、しゃ
べり場形式で行われ、笑いあり、時には過激な言葉が飛び交い、自由な討論の
場となりました。

検証結果 ◎ :「「I」被告が担当した講演のみが、香川大学のホームページから削除されていることからも明白である。」

「香川大学ホットニュース」のインターネットアーカイブ(2004/10/28)には 2004年7月25日に香川大学フレンドリーナイトスポット第4回が掲載されている。
しかし、現在の香川大学ホットニュースからは、 岩月謙司教授が担当した「香川大学フレンドリーナイトスポット第4回」のみ削除され、 それ以外のフレンドリー・ナイトスポット(1回〜3回、5回〜8回)は削除されていない。
よって、この部分の記載は正しいと結論づけられる。

検証結果 ◎ :「3月7日現在、香川大学は、「I」被告の処分を行っていないが、言語道断である。」

3月11日の公判日において、香川大学は少なくとも岩月氏の懲戒免職処分は行っていない。
それは、先に言及した四国新聞3月12日の記事タイトル「初公判で無罪主張−香川大・岩月教授」 から、岩月氏は初公判の時点において香川大学教授の地位を保っていることが判る。
また、6月22日においても同様である。「「身体接触、理解の上」と提訴=わいせつ罪公判中の香川大教授/Yahoo Headline」から、 初公判から3ヶ月、逮捕から6ヶ月を経過した時点において、香川大学は岩月氏の懲戒処分を行っていないことが判る。



back home next