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<しんのImmunization Record>

97年10月 3ヶ月 ポリオ1回目(経口) (日本)
12月 5ヶ月 インフルエンザ(アメリカ)
98年 6月 11ヶ月 3種混合1回目(日本)
8月 1才1ヶ月 3種混合2回目(日本)
10月 1才3ヶ月 3種混合3回目(日本)
10月 1才3ヶ月 ポリオ(経口)2回目 (日本)
00年 7月 3才 3種混合追加 (日本)
9月 3才  はしか(日本)
10月 3才  風疹(日本)
12月 3才 ポリオ(注射)、インフルエンザ、B型肝炎1回目、MMR(アメリカ)
01年1月 3才 B型肝炎2回目(アメリカ)
6月 3才 B型肝炎3回目(アメリカ)
02年 3月 4才 3種混合4回目、ポリオ(注射)(アメリカ)


<まいまいのImmunization Record>

01年7月 2日目 B型肝炎1回目
    8月 1ヶ月 B型肝炎2回目
    10月 2ヶ月 3種混合1回目、インフルエンザ1回目、pcv、ポリオ
    11月 3ヶ月 3種混合2回目、インフルエンザ2回目、pcv、ポリオ
02年1月 6ヶ月 3種混合3回目、インフルエンザ3回目、pcv、
    8月 13ヶ月 MMR1回目、みずぼうそう1回目


我が家の場合

<何からやっていいのか>
初めてアメリカに来たのは、しんが4ヶ月の時でした。渡米前から予防接種のことは、何度も小児科の先生に尋ねました。先生は「アメリカは予防接種もしっかりしているので、心配することはない。できるものだけ受けていきなさい」と教えてくれたので、受けることのできた「経口ポリオ」だけ受けて行きました。
その時は、夫の赴任期間が短かったため、アメリカではインフルエンザの予防接種のみですみました。

<日本に帰国後>
日本に帰国したのは、しんが1才の時。3種混合やBCGは日本の予定では済んでいるころ。ほかの子よりも遅くなりましたが、保健所にいって予防接種の受診表等と、自治体の日程表をもらい、まわりの子供よりはちょっと遅れて予防接種を受けました。カゼがはやっていない時期を狙って近くの医院にいって、せっせと予防接種をうけさせました。3
才半の渡米前には、なんとか同じ年の子が受けているものをほとんど受けることができました。

<再びアメリカへ>
しんが3
才半になったとき、パパのアメリカ勤務が決まりました。赤ちゃんだった前回とは違い、しんの幼稚園のことなどが気になります。これまでの予防接種の履歴(Immunization Record)を提出しなければならないということなので、保健所に頼んで英訳したものを発行してもらいました。我が家の場合、渡米前と後に在住していた街が違っていたため、二ヶ所で発行してもらわなければなりませんでした。有料で発行してもらったにもかかわらず、結局、ホームドクターに提出したのは、パパが独自で作成した母子手帳の写しでした。(出生時の体重から、健康診断の結果、病気歴と予防接種歴を書きこんだもの) 公的な発行のものではありませんでしたが、特に問題なく手続きはすみました。これはあくまでも我が家の場合で、本当は公的な文書でドクターのサインが入ったものを添付したほうがいいと思います。

<学校に入るには予防接種が絶対に必要>
渡米後は、プリスクールをすぐに探したので、必然的に予防接種も急いで受けなければなりませんでした。
プリスクールとはいえ、スクールに入るには、Immunization Record を提出しなければなりません。日本では親の意思で予防接種を受けます。しかし、アメリカでは受けていない子供は入学が許可されないのです。これは、サマースクールでも同じです。

<1度に4本!?太ももにブスリ!!>
渡米から2週間目に行ったホームドクターで、しんが受けた注射の数は4本。接種後は針が引っ込む注射をブスリ、ブスリと太ももに打ちます。
日本では、1種類づつ期間を開けて受けなくてはいけなかったため、あまりの違いにおろおろとしてしまいました。副反応も心配でした。先生からは「熱が出たらタイラノールを飲ませてください」といわれ、ますます不安になりました。それに、もう受けているはずの「ポリオ」は、追加接種。日本は「生ワクチン」。アメリカは不活性のものを使っているためだそうです。(わかりやすい違いは、日本は飲ませますが、アメリカでは注射です)
ダーツの的のように注射を打たれる息子の姿を見ていると、自分が打たれているようでつらかったです。日本の予防接種で、一度も泣いたことのなかったしんもさすがに大泣きして、それ以来、しばらくは病院嫌いになったほどです。そのような理由からまだわからない赤ちゃんのうちに大半を受けさせることもあります。
その予防接種も、プリスクールに入るまでに一通り終了。発熱することもなくやり終えました。
結局、しんはポリオ以外に、MMRではしか、風疹を再度接種しました。みずぼうそうは3
才の時に日本でかかったので、受けませんでした。

<まいまいも、一度にたくさんの注射?!>
アメリカで生まれたまいまいは、当然アメリカの子供と同じスケジュールで予防接種を受けています。
こちらでは、健康診断に行ったときに予防接種を受けてきます。日本のように集団で検診を受けるのでなく、普段の診断のように担当医に予約を入れ、注射を受けることになります。
注射の前には、予防接種の内容を説明するペーパーも渡されます。
それと、驚いたのは赤ん坊にも容赦なく予防接種をしていくことです。しんは、「遅れを取り戻すために、一度にたくさん打つんだろうな」と思っていたのですが、そうではなかったのです。「予防接種は1種類づつ」という考えがなかなかぬけないわたしは、本当にはらはらしました。
2ヶ月の健康診断時に、4本も打たれました。常に「熱が100.8度F以上でた時はタイレノールを飲ませてください」といわれます。「発熱はよくあること。熱が1日たっても下がらない場合や、意識がなくなったりした場合は病院に連絡してください」といわれたことにも、「そんなこともあるんだ!!」と逆に怖くなりました。
6ヶ月の時は「家に帰ったらすぐに薬を飲ませてください」と指示を受けました。「熱もないのになぜ」と思いましたが、「babyはもう気分が悪いはず。高熱を出す可能性も高いので飲ませてください」とのこと。少々疑問をもちながらも、小児用のタイレノールを2回飲ませました。特にぐずるということもなかったのは、薬をのませたおかげだったのでしょうか。

<副反応?>
ドクターからは発熱の可能性があることを接種のたびに伝えられました。しかし、これも発熱する子どもとしない子どもがいるようです。そのため、極力発熱の不快感を子どもに与えないために、タイラノールのような解熱剤を飲ませるように伝えます。我が家の場合、解熱剤を与えていたせいかもしれませんが、発熱が起きることはありませんでした。

<疑問は残さないようにしよう>
注射の跡だという証拠の丸いばんそうこうがいくつも張られている我が子の足を見ると、「これでよかったのだろうか?」とも思いましたが、「郷に入れば郷に従え」ということで、指示どおりに受けました。ただ、疑問に思ったことは必ず聞くようにはしています。英語で話すのは苦手で、自分が妊娠中には「まっ、いっか」と、何も聞かないで帰ってきてしまうこともありましたが、子供のこととなると使命感に燃え、相手が何度首をかしげても、自分なりに納得するまで、聞くことにしています。「4本も一度に打っても大丈夫なのか?」、「解熱剤に使う薬はどれにしたらいいのか」、「熱がないのに、どうして薬が必要なのか」。それでも、納得できなくて、このHPの掲示板でたずねたこともありました。
日本よりも、予防接種は徹底しているため、みずぼうそうなどは誰ががかかると、まっさきに日本人が感染源ではないかと疑られるという話もきいたことがあります。
確かに、子供が高熱を出して苦しがっている姿は絶えられません。注射1本で、そんなつらい思いをさせないで済むのなら、とも考えます。

今月には、まいまいの15ヶ月検診があり、また4本ほど予防接種を受けるのでは、と思います。最近では、記憶がしっかり残ってしまう3
才以上に痛い思いをするよりは、赤ちゃんのころにやってしまったほうが本人のためにもいいのでは、と考えるようになりました。

以上、我が家の場合を書きました。参考にしていただければ幸いです。

11月2002年 しんまいまむ

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