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解法のワンポイント(現代文)

 


《筆者の主張・定義をとらえる》

 1) 言いたいことは、その文章に一つだけしかない。それをとらえることは、全体の内容を把握したことになる

 2) 言いたいことは、強調の表現をとったり、文章の始め、結論部分に現れやすい。

3) 筆者の言いたいことは形を変えて述べられる。具体例・比喩・引用は、言いたいことが形を変えたものである。

4) 全体にわたって繰り返される言葉に注目。

 5) 全体にわたって繰り返される言葉は、その文章のキーワードになり、筆者が言いたいことの一部である。

6)       そのキーワードを見つけ、さらにそれが文章中でどう説明(定義)されているかをつかむこと。

 

《対比関係をとらえる》

1)       大小にかかわらず、対比関係をとらえることは重要。

 2) 何と何が対比されているかをおさえる。

 3) 対比されている二つの項目が、それぞれどう定義されているかをつかむ。

4)       筆者は対比されている二つの項目のうち、どちらかを肯定し、どちらかを否定している場合が多い。その場合、必ずそれもおさえておくこと。

 

《言い換えをとらえる》

 1) 言い換えを表す接続語(「つまり」「要するに」など)や、言い換えを表す言葉に注目。

 2) 「そのような」「このような」などの指示語も言い換えを表すので注意。

3) 問題になっている場合、問題部分を細切れにし、それぞれの語句に対応している部分を探す。

4) 文や語句の構造にも注目。

 


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