Exchange Serverの成功は、販売数における新しい記録の達成、Lotus社のNotesと比較してTCOに優れているというサード パーティによる実証、大企業におけるメッセージング アンド コラボレーションサーバーとしての導入、そして多数のISV（Independent Software Vendor：独立系ソフトウエアベンダー）やパートナー企業によるExchange Serverの採用と、多数の実績により明ら かになりました。

　エレクトロニック メール アンド メッセージング システムズ（Electronic Mail & Messaging Systems、以下：EMMS）が�­表した数字によると、Exchange Serverは1998年第1四半期にはじめて、この市場で10年間首位を維持していた製品で� るLotus社のNotesを、販売数で追い越しました。この期間、マイクロソフトはExchange Serverを305万クライアント販売したのに対し、Lotus社はNotesを270万クライアントしか販売できませんでした。Exchange Serverは翌第2四半期にもLotus社のNotesを凌駕し、Exchange Serverが330万クライアント販売されたのに対し、Notesは300万クライアントしか販売されませんでした。

　EMMSニュースレターの編集者兼�­行人で� るエリック アルヌン（Eric Arnum）氏は、「Exchange Serverは非常に的を射た製品でした。この製品は、特にインターネットとの接続性において、ユーザーのニーズを完全に満たしています」と、述べています。EMMSは1998年第4四半期の数字はまだ明らかにしていませんが、Exchange Serverは1998年第1四半期から第3四半期までの合計でLotus社のNotesを販売数で上回ったと�­表しています。Exchange Serverは合計で980万クライアント販売されたのに対し、Lotus社のNotesは920万クライアントの販売に留まりました。

　Exchange Serverの輝かしい実績は、International Data Corporation（以下：IDC）が9月に�­表した1998年の中間報告でも証明されています。この報告によると、Exchange ServerはNotesを1998年上半期の販売数において上回りました。この数字は、メッセージング 　アンド コラボレーションインフラストラクチャーで� るExchange Serverが提供する信頼性とスケーラビリティを、ユーザーが高�­評価していることを� 付けています。

　IDCのアナリストで� るマーク レビット（Mark Levitt）氏は、「Notesユーザーの全体数は依然としてExchange Serverを上回っていますが、Exchange Serverのユーザーは確実に増えています」と、述べています。

　市場調査会社で� るRadicati Group, Inc.が8月に�­表した分析によると、フォーチューン誌が選ぶ上位50社のうち、52パーセントの企業が社内システムをマイクロソフト製品で統一しており、メッセージングサーバー製品ではExchange Serverが最もよ�­使用されていることが明らかになりました。これと比較して、Lotus社のNotesは、フォーチューンが選ぶ上位50社のうち僅か24パーセントの企業にしか採用されていないことが判明しました。このように世界の大企業がExchange Serverを採用しているという事実は、この製品がメッセージング プラットフォーム市場で最も優れた製品で� ることを示しています。多�­のExchange Serverのユーザーはこの製品を全社に装備し終わり、ワークフロー、カスタマー インタラクション、トラッキング、およびルーティングソリューションの構築を始めています。

　ISVのExchange Serverに対するサポートも販売数と同様に激増しています。1998年初めには250社のISVがExchange Serverを使用したソリューションを提供していましたが、1998年終わりにはこの数は3倍となり、約900社を数えるにいたりました。このようにISVが�­力にサポートしていることにより、ユーザーは多種多様なツールおよびアドオン製品の恩恵を受けることができ、統一したメッセージング、コンピュータ テレフォニー、ファックス、ウイルス チェック、および管理ツールなどの分野において極めて�­固な環境を作り上げることができます。

　Eastman Software社のマーケティング担当ディレクターで� るエレン ローエン（Ellen Roehm）氏は、「当社がExchange Serverを使用してソリューションを構築している理由は、この製品が非常に�­固なメッセージング プラットフォームで� り、コラボレーションウエアへと拡張を検討している我々の顧客の要望に合致していたからです。マイクロソフトが提供する充実したツールおよびトレーニング環境により、我々は昨年、Exchange Serverを使用したビジネスにおいて飛躍的な進歩を遂げました」と、述べています。

　9月に開催されたMicrosoft Exchange Conference 98は、4千人以上の参加者を集めた、過去最高のイベントとなりました。マイクロソフトは、cc:Mailとの連携およびcc:Mailからのマイグレーション、またNotesからのマイグレーションおよびNotesとの共存が出来るスイート ツールを無料でWebからダウンロード可能とし、他社製品との共存およびマイグレーションにおけるExchange Serverの優位性をさらに高めています。

　これらの新しい機能追加に加えて、マイクロソフトはユーザーがcc:Mailもし�­はLotus NotesからExchange Serverへ移行する際に必要な全てのツールを無料で用意しており、企業は極めて低コストでExchange Serverへ移行することができます。

　META Groupのワークグループコンピューティングストラテジー担当副社長で� るマットチェーン（Matt Chain）氏は、「多数の企業が西暦2000年問題に対する取り組みの一環として、旧システムからの移行を検討しています。Exchange Serverは、システムの移行に備えたツールが充実しており、また他のメッセージング システムとの接続性に優れ、クライアント サーバー型のメッセージング プラットフォームとしては非常に優れた製品です。私は既に、統一したメッセージング インフラストラクチャーとしてのExchange Serverへシステムを移行している、数多�­の顧客と話す機会をもつことができました」と、述べています。

　アナリストが10月に�­表した最新の分析によると、Exchange ServerにかかるTCO（Total Cost of Ownership：システムにかかる総所有コスト）は、Notesと比べて著し�­低いことが明らかになりました。Creative Network社の調査によると、Exchange ServerはNotesやNotes/Dominoと比較して、極めて安価かつ管理が簡単で、信頼性およびスケーラビリティに優れた製品で� ると報告されています。例えばこの調査は、Exchange ServerはLotus社のNotes/Dominoと比較して直接および間接投資を含めて55パーセントもコストが抑えられていることを明らかにしています。また、ひと月当たりにシステムがダウンする時間を比較すると、ExchangeはLotus社のNotes/Dominoと比べて信頼性において64パーセントも勝っています。

　The Radicati GroupとLotus Development Corporationおよびマイクロソフトで行われた調査によると、Exchange ServerはLotus社のNotesと比較して、より信頼性に勝るメッセージング　コラボレーション環境をよりTCOを抑えて提供することができると報告されました。さらに、Exchange Serverを導入する際のコストは昨年と比較して下がっています。特に管理とトレーニングに必要なコストは劇的に低下しています。一方、Notesを導入する際にかかる費用は増加しています。

　Exchange Serverを利用するユーザー1人� たりにかかるTCOは僅か64ドル93セントで� るにもかかわらず、Lotus社のNotes/Dominoにかかる費用は166ドル66セントです。これは、Notesの代わりにExchange Serverを導入した企業はコストの61パーセントを削減できることを表しています。またExchange Serverはシステムダウンにより�­生するコストにおいて、Lotus社のNotes/Dominoと比べ、信頼性および可用性において約3倍優れています（Exchange Serverにかかるコストが13ドル5セントで� るのに対し、Notes/Dominoは36ドル32セント）。さらに、Exchange Serverを導入したシステムにおいて、システムダウンにより�­生するコストはここ数年で70パーセントの改善が見られたにもかかわらず、Notes/Dominoを用いたシステムにおいては僅か18パーセントの改善しか達成されていません。

　Exchange Serverを利用するユーザーの年間総費用は70ドルから25ドル78セントと、前年より64パーセント下がりました。一方、Notes/Dominoユーザーは51ドル73セントから91ドル47セントと、44パーセントも増加しています。トレーニングにかかるコストにおいても、Exchange Serverが51ドル33セントから41ドル96セントと19パーセント削減したにもかかわらず、Notes/Dominoでは80ドル26セントと増加しています。この違いは、Exchange Serverを選択した企業は、Notes/Dominoを選択したユーザーに比べて、48パーセントコストを圧縮したことを示しています。

　これらの調査はExchange ServerにかかるTCOが極めて低いことを明らかにしています。企業がメッセージングプラットフォームを選択するに� たってTCOの変化は重要なものです。Snapper社のハワード ジョーンズ（Howard Jones）氏は、「我々は今年初めにExchange Serverに移行しました。トレーニングおよびシステム管理にかかる費用は言うにおよばず、TCOを示すデータは、我々の決断が、我々が生産性および信頼性において得た恩恵を超えていたことを実証していました」と、述べています。

　Exchange Serverのオリジナル コンセプトの開�­からExchange Server Version 4.0、5.0、5.5、そして現在開�­中のPlatinum（次期バージョン）まで、Exchange Serverの成功を語る上で、顧客のフィードバックは計り知れないものが� りました。マイクロソフトのサーバーアプリケーション担当ディレクターで� るルス ストックデール（Russ Stockdale）は、「1998年はExchange Serverにとって傑出した年となりました。我々は1999年、そしてその後も引き続いて、顧客の要望に� ったサービスを提供することを楽しみにしています」と、述べています。

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