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<コロ・フェスタについて>

1998年5月に行なわれた、東京カンタート'98のオープニングセレモニーにおいて、作曲家三善晃氏がこれからの日本の合唱に対する課題・問題点をいくつか述べられました。

その中に一つに、アマチュア合唱団における志向性が「技術的にも上手くうたう」ことを第一にしている合唱団と、「一緒にうたうことを楽しむ」ことを第一にしている合唱団の2種類に分離している、という指摘がありました。また、大学・一般・職場というコンクール等での分け方、あるいはおかあさんコーラスやシルバーコーラスという言い方に音楽的な意味があるのか、という指摘もありました。(ハーモニーNo.97にこのスピーチが載っています。)

確かに、目標の違いだけで、合唱という共通点を忘れてお互いにまったく違う文化活動と捉えたり、同じ"合唱"という音楽に触れているにもかかわらず、技術的な差や年齢などで、クラシックとジャズという音楽のジャンルを分けるかのように、一般とおかあさんというように区分けしてしまうことが今日では当たり前になっているのかもしれません。

そこで、普段「技術的にも上手にうたう」ことを目指している合唱団も、「一緒にうたうことを楽しむ」合唱団も、おかあさんコーラスと思っている合唱団も、ともかく"合唱"という共通の楽しみを知っている人たちが集まって一つの演奏会を開こうという主旨のもとに開催されたのがコロ・フェスタです。

21世紀のスタートの今年、震災からの復興の進む神戸で、新しい合唱の祭典を開きます。

コロ・フェスタ2001神戸 実行委員会

※ここから参加団体募集時の要項がダウンロードできます(MS-Word DOC形式)


Email: 西牧 潤 nikijin@pluto.dti.ne.jp