AX
back home next

香川大教授の準強制わいせつ:1審実刑の元教授、控訴審が結審/香川 毎日新聞

2007年3月7日

 神経症的な症状を克服するために相談に訪れた女性にわいせつな行為をしたとして、 準強制わいせつ罪に問われ、懲役2年(求刑・懲役3年)の実刑判決を受けた元香川大 教育学部教授、岩月謙司被告(52)=高松市高松町、懲戒解雇=の控訴審第4回公判 が6日、高松高裁(柴田秀樹裁判長)であり、結審した。判決は5月10日の予定。

 控訴した岩月被告側は「性的な行為について、言葉にこそ出していないが行動で明示的 な同意が与えられていた」などと改めて無罪を主張。検察側は控訴棄却を求めた。

 1審判決によると、岩月被告は02年4月27日夜から28日午後まで、自宅の浴室や 寝室で、20歳代の女性に「父からのセクハラと母の嫉妬(しっと)という呪いがかかって いる」などと言って、治療行為を装い胸などを触るわいせつ行為をした。【大久保昂】



back home next