ぼくのおしごとは いなくていい人
植木鉢
古い植木鉢の下で ふたりでかくれてたら
きみの半ずぼんのすそから 糸みみづの王様
ぼくは知ってるよ
きみのあたまがすこしわるくって
かにのはさみがすこしいたくって
ほら血が出ちゃったよ
暗い物置き小屋の中 くもりがらすの窓と
きみは植木鉢をいつも あたまの上にのせて
わらってる
蜂に刺された手のひらを 短い舌でなめた
きみの半ずぼんとぼくの 汚れたたをるけっと
ぼくは不思議だよ
きみのあたまがすこしへんだから
ぼくの枕はいつもびしょびしょだよ
<作詞・作曲:知久寿焼>
<編曲:たま>