VAGMT { Vague MONTAPE. } : テープ装置マウントペンディングモニター TEST Version First: StorageTec社にはMONTAPEというテープ装置のマウントペンディング時間を監視する優れた ツールがありました。これはSEツールであり、通常運用での使用は禁止されていましたが、私は 愛用しており、そしてVSMの有効活用には欠かせないツールでした。 しかし、現在私の環境ではMONTAPEが稼動しなくなり、3ヶ月近く経過しました。 そこで、MONTAPEに代わるツールとしてVAGMTを作成する事にしました。VAGMTはMONTAPEほど完成 されていませんが、それでもテープ装置のマウントペンディング時間を監視する事が可能だと思 います。 但し、あなたの環境でMONTAPEが使用できるのであれば、MONTAPEを利用する事を勧めます。 MONTAPEは様々な分析を行えるレポートが数多く出力できますが、VAGMTはほとんどレポートを出 力しません。 About: テープ装置のマウントペンディング時間はRMFやSMFでは調べることはできません。VAGMTは独自に UCBを監視し、テープ装置の稼動状況を報告します。 Report HH:MM:SS.THMIJU : レポートした時間 M : "*"の場合、JOBがモニターを開始する前からテープ処理を行っていたJOB ADDR : 装置アドレス JOBNAME : アロケーションしたJOB名 ASID : JOBのASID STEP : STEP名 PROC : PROC STEP名 VOLSER : VOLSER ALLOC : 装置アロケーション開始時間 M-REQ : マウント要求開始時間 M-PEND : マウントペンディング終了時間 ELAPS : マウントペンディング終了時間 - マウント要求開始時間(秒) REW : テープ巻き戻し時間(秒) UNALLOC : 装置開放時間 SIO : SIO回数 LBL : Install: 1. #COMPILEの必要個所を修正して、実行して下さい。 2. VAGMTカタプロをPROCLIBに複写して下さい。 Usage: 開始方法: コンソールから以下のコマンドで開始します。 S VAGMT (enter) OUTDD にレポートが出力されます。 終了方法: 以下のコマンドで終了します。 P VAGMT (enter)