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2003-12-1東京



日本人外交官殺害の
本当の犯人は国内に跳梁している。
道路、建設、金融利権から今度は軍事産業にシフトしようとしている
憲法改悪推進の泥棒一派である。若者達を軍需利権産業の付属品として侵略強盗に加担させ続けてきた輩である。

軍事利権という甘ったれ経済体制
際限無い拡大が世界を滅茶苦茶にしてしまった。

日本経済もその甘ったれた泥棒達の「人殺し産業利権」の軍門に下りつつある。
イラクの地をパレスチナと同じ憎悪の戦場に塗り替えることこそが巨大軍産複合体の虚しい目的である。その利権に飼育されて生き延びるしかない政権は何がナンでも兵士たちを
侵略先のレジスタンスの怒りの標的の中に送り続ける。かくして「侵略軍とその共犯者」として異国の地で生を終えた日本人は明治以来、絶えることがない。


邦人記者名乗り写真撮影や買い物 奥大使ら、事件発生直前

2003年(平成15年)12月 8日 共同
 【バグダッド8日】イラク北部ティクリット近郊で殺害された奥克彦大使と井ノ上正盛1等書記官が事件発生約1時間前の11月29日午前、現場の幹線道路から約80キロ南東にあるバラドで写真撮影や果物などの買い物をしていたことが7日分かった。
 その際、日本人記者を名乗って外交官の身分を伏せており、安全を考慮していたことがうかがえる。
 果物店店主のサラム・ハラフ氏(29)によると、先月29日午前11時すぎ、近くに停車したトヨタの四輪駆動車から2人が降り、写真を撮影。バナナやミカン、ナツメヤシ約5000イラク・ディナール(約270円)分を米ドルとディナールで払った。
 ハラフ氏は、背が低い人物がアラビア語を話したと証言、この人物が井ノ上書記官、もう1人が奥大使だったとみられる。「韓国人か」と尋ねたハラフ氏に井ノ上書記官は「日本の記者」と述べ、電子カメラで撮影した画像を見せたという。

   
Reuters  November 30, 2003

11月末の米軍増派訴え活発化と日本外交官射殺。
2003−12−1毎日、FOXTV、AFP
民主党のグラム上院議員は30日の米CNNテレビの番組で「ブッシュ大統領は反抗勢力を『殺し屋』などと呼んでいる。だが、現実に起きているのは米国と同盟国に対する構造的な攻撃だ」とブッシュ政権を批判、ゲリラ戦に対処できる駐留部隊の必要性を強調した。
 また、共和党のマケイン上院議員は同日のFOXテレビの番組で、日本人外交官など同盟国への攻撃をエスカレートさせている反抗勢力について「高度に洗練されている」との認識を示し、米軍の増派を訴えた

このマケインはしきりに増派を煽っている。11月の5日。
McCain,は(a former naval pilot and Vietnam war veteran,)元海軍パイロットでベトナム侵略にも参加した軍産複合体のスピーカー、我が日本で言えば小泉や石破などの防衛利権推進組ということだろう。

Republican Senator McCain says more US troops required in Iraq
Wed Nov 5, - AFP
WASHINGTON (AFP) - Republican Senator John McCain said the United States should rapidly dispatch more US troops to Iraq to quell mounting attacks against American soldiers.
McCain, who visited Iraq in August, said the administration of President George W. Bush (news - web sites) should deploy another full army division, or some 15,000 to 20,000 troops, to Iraq.


2003年11月30日[日]読売朝日産経Aljazeera各紙より

The killing of Katsuhiko Oku, 45, and Masamori Inoue, 30, near Tikrit also prompted opposition parties and common citizens to come out against sending troops to Iraq.

Even though this incident has taken place, Japan must not give in to terrorism, Koizumi told reporters.

We will firmly carry out our responsibilities for humanitarian aid and reconstruction (in Iraq) as a member of the international community. There is no change in this.

The deaths were the first of Japanese in Iraq since the US-led war began in March and will increase pressure on Tokyo as it weighs a decision on sending troops to help rebuild the country.

The prime minister added that more attention would have to be paid to security. We will have to determine the causes of this incident and take firmer defensive steps he said.


警察官は「奥参事官は頭部と顔面に被弾しており、左の脇腹にも弾痕があったが、現場に着いたときにはまだ生きていた。井ノ上書記官と運転手は既に絶命し、手の施しようがなかった」と言って天を仰いだ後、「現場に薬きょうが落ちていなかったのは腑に落ちない」と首をかしげた。
道路脇の食料品スタンド店主、ハッサン・フセインさん(42)が発砲音を聞いたのは29日午後0時半(日本時間同6時半)すぎ。「バグダッド方向から走ってきた車がスタンドの手前で右に大きくカーブを切り、路肩を外れて60メートルほど畑に鼻先を突っ込むようにして止まった。すぐ後ろから米軍の車列が通り過ぎていった」とフセインさん。

血の海となった車の中で、苦しそうにうめき声を上げる在英国大使館参事官の奥克彦さん(45)。助手席では、在イラク大使館書記官の井ノ上正盛さん(30)が左肩に弾丸を受け、既に息絶えていた−。イラク復興支援の最前線で奮闘していた日本人外交官2人が29日、志半ばで凶弾に倒れた。フセイン元大統領の出身地、北部ティクリート近くの襲撃現場に30日入り、目撃者の証言を集めると、2人はテロの犠牲になった可能性が浮かび上がってきた。
 現場はティクリートの南十数キロにあるムカイシファ近くの幹線道路沿いだった。片側2車線の直線道路。視界を遮るものはほとんどなく、360度地平線が見渡せるほど見通しがよい。

駐留米軍や日本外務省は、奥参事官らが食料や水を屋台で買うため、車を降りた後に襲撃されたとの情報があるとしているが、フセインさんの証言とは食い違う。現場にはそれらしき屋台も見当たらない。

現場のすぐそばの道路わきでジュースなどを売る売店を持つハサン・アリさん(43)は、「昼前に遠くで銃撃音が聞こえたので外を見ると、黒い四輪駆動車が道路からそれて、畑に突っ込んだ。車の中に日本人2人がいた」と語った。

 米軍広報官の話として、AFP通信は「一行は、食料や水を買うために売店近くに車を止めた」と報じたが、アリさんはこの話を否定した。

事件は、反米武装勢力などによるテロとの見方が強いが、襲撃時の状況などについてイラク駐留米軍と現地警察の情報に様々な食い違いがあり、詳細な情報収集を急いでいる。川口外相は会合後、首相官邸で小泉首相に事件の経過を改めて報告した。首相は、事実関係の調査を急ぐよう指示するとともに、「日本のイラク復興支援の方針に変わりはない」と強調した。

 現場のイラク人警察官にも話を聞いた。「所持金を含め、盗まれたものは何もない」と断言する。他の目撃者の話でも、奥参事官らの車が畑に突っ込んだ後、不審者が車に近づいた様子はない。

殺害された奥克彦・在英国大使館参事官(45)と井ノ上正盛・在イラク大使館3等書記官(30)の2人が乗った車が走行中に銃撃されたかどうかなど、襲撃の具体的な状況については、「当初の米軍筋と警察の情報内容にかなり食い違いがある」(逢沢氏)。このため、慎重に事実関係の確認作業を進める方針だ。

 また、2人が、なぜ警護要員を同乗させずに、イラク国内でも危険とされるティクリートへ向かったかなどについても詳しく調査する。

 真相究明の一環として、クウェートに搬送された2人の遺体の司法解剖を行うことも検討している。

 外相は1日午前の首相との会談後、記者団に対し、「(テロか強盗か)どちらとも結論を出す事実関係は分かっていない」と述べるにとどまった。

現場を管轄するディジュラ警察のマキ・ムスタファ警部らによると、井ノ上書記官は銃弾が胸を貫通し、即死状態。奧参事官は少なくとも頭と腹部に1発ずつの銃弾を受け、市内の病院に運ばれたが、1時間後に死亡した。2人が所持していた50ドル、10万イラク・ディナール、15ユーロ(計約1万3000円)の現金には手がつけられていなかったという。

 駐留米軍によると、奥参事官らは食料と水を買うため道路脇の売店に立ち寄ったところを襲われた。だが、見渡す限り、それらしい売店はない。走行中に銃撃された可能性もある。畑に突っ込んだ車や遺留品はすべて米軍が回収。事件の名残はタイヤのわだちと地面に染みこんだ血だけだ。

 フセイン元大統領の出身地ティクリートは反米武装勢力の拠点。反米感情はイラクでも最も強い。事件の背景は不明だが、ある警官は「米国を支援する日本は占領者の一部。警官の私でさえそう思う」と言った。日本の復興支援の前途には険しいものがありそうだ。


(参考記事・共同・WP)
イラク侵略開戦前にも特殊部隊が様々な撹乱破壊作戦を行っていた、現在は駐留軍とはまったく別個に作戦を行っていると思われ、、、、

2003年3月24日 
二十三日付の米紙ワシントン・ポスト敏腕記者ボブ・ウッドワード氏(約三十年前のウォーターゲート事件)の特ダネ。
米東部時間十九日午後九時半(日本時間二十日午前十一時半)に始まったバグダッド空爆の約八時間半前に、約三百人の特殊部隊がすでにイラク南部と西部に侵入、イラク軍による生物・化学兵器使用やミサイルによるイスラエル攻撃、油田破壊を防止するための工作を開始していたと報じた。当初の侵攻計画では、特殊部隊は十九日午後一時(同二十日午前三時)にイラク領内に入って活動を開始。その四十八時間後の二十一日午後一時(同二十二日午前三時)に大規模空爆を開始し、ブッシュ大統領はその直後に正式に開戦宣言する予定だった。
 特殊部隊は計画通り侵入を開始したが、十九日午後、ホワイトハウスで行われた協議で、米中央情報局(CIA)のテネット長官が、フセイン大統領の所在に関する確度の高い情報を進言。ブッシュ大統領は当初の計画を変更し、フセイン大統領殺害を目的としたバグダッド空爆を命じた。



【イラク】
イタリア外交官の車を米軍が誤射 1人死亡 ティクリートで

2003-09-20毎日
【ローマ】イタリア外務省筋は19日、イラク北部で18日、イラク暫定政権の文化省顧問を務める伊外交官、ピエトロ・コルドーネ氏の乗った車が米軍の銃撃を受け、同乗のイラク人通訳が死亡していたと明らかにした。
事件が起こったのは、フセイン大統領の生誕地ティクリート近郊。車が幹線道路上にある米軍検問所で米軍の車列を追い越そうとした際、監視の米兵が何度か制止の合図をした後、発砲してきたという。外務省筋によるとコルドーネ氏は無事だった。米国側は19日までに事件について謝罪してきたという。


AP  November 30, 2003
レジスタンスに攻撃された侵略機関員の車の上で
気勢を上げるイラク国民。

家族を虫けらのように殺され、
生活基盤や家を破壊され、
自由を奪われ、
劣化ウランを国中に撒き散らされ、
唯一の資源である石油を奪われ、
完全武装の侵略軍の銃口に脅迫され続け、
イラク国民の憎しみは
その侵略共犯者にも向かう。

イラクを混乱の液状化として
第2のパレスチナにすることこそ
侵略者の目的であることを
イラク国民は知っているのだ。


2003−12−1
ジャーナリスト綿井健陽氏

他人の家に押し入った強盗が居座り続けることなど出来る訳がない。こんなものに加担して儲けようとする憲法改悪の泥棒一派は日本人をアラブの憎しみの標的にしてしまうことと右翼街宣車を増やすだけである。


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