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言葉 言葉 言葉 別館・掲示板


この掲示板も閉鎖します
 投稿日 2000年5月13日(土)20時05分 投稿者 野嵜健秀 [cache022.allnet.ne.jp] 削除

Word Word Word Criticism Forumに統合します。
御愛顧ありがたうございました。

http://www2.freeweb.ne.jp/~noz/cgi-bin/tree/

と云ふか、木村さんと中村さんしか書込んで下さいませんでした。殘念。


身内を斬る大事

 投稿日 2000年4月20日(木)09時21分 投稿者 木村貴 [spider-wb074.proxy.aol.com] 削除

野嵜さん、御意見有難う御座います。
<引用>
「仲間内の氣勢」は確かに空しいものですが、身内をほつたらかしにしておいてのこのこほかの國に出かけて行くと云ふのは、それこそ知的怠惰にほかなりません。
日本人にとつて日本人は身内なのであつて、その身内をこそ斬らねばならない。
「身内の恥ぢ」に目を瞑る中村粲教授の行動を私は支持出來ません。
</引用>
うーん、私が甘かつたやうです。
松原先生が何故「南京大虐殺」やら「從軍慰安婦」やらを正面からあへて
論じられないのか、よく考へないといけませんでした。
野嵜さんにまた教へられました。重ねて有難う御座います。


松原先生講演會

 投稿日 2000年4月17日(月)17時30分 投稿者 野嵜健秀 [all9001021.allnet.ne.jp] 削除

第11回KFF講演会のご案内

講 師 松原 正
    (前早稲田大学教授)
演 題 「昨今痛感することども」
日 時 平成12年5月14日(日)午後1時半
場 所 大阪市中央卸売市場本場業部管理棟16階大ホ一ル
    JR環状線野田駅下車、南へ徒歩10分
参加費 2000円
主 催 KFF事務局
    (電)0729−58−7301
    (当日06−6469−3908)


”大阪府民に訴える”その後(玉置裕俊)より

 投稿日 2000年4月17日(月)17時23分 投稿者 野嵜健秀 [all9001021.allnet.ne.jp] 削除

「国旗・国歌問題・その後」

 先に記したように、本校におい
ては長年国旗・国歌は締め出され
ていた状態であったが、ついに転
機が訪れた。「平成十一年十一月
十二日天皇御即位十年を御祝いす
る国民祭典」の日に、校長は国旗
を掲揚することを宣言したのであ
る。当然組合側も反発、その前日
職員集会において校長に詰め寄ろ
うとしていた。しかしながら蓋を
開けてみると、何のことはない。
私一人と組合員らとの議論に終始
したのである。私は云った。
 「それほど(国旗掲揚が)憲法
違反と主張されるのであれば、違
憲の訴訟を起こせばいいではない
か(できないであろう)」何故な
ら彼らは給料を貰って働いている
以上まずは訴訟の要件を満たさな
い。満たしたとしても法廷におい
て百パーセント勝ち目がない。
 「天皇制(彼らの造語を用いて
反論している。念のため。)は憲
法の第一章に明確に規定されてい
る。(組合の)先生方は普段から
憲法守れ、憲法守れと主張されて
いるではないか。何故憲法を守ろ
うとしないのだ」
 これらに対し、彼らは反論出来
得る筈もなく、矛先をかわした後、
論点をすり替え、
 「右翼団体が来ている。家族も
危険に晒されている。校長も危な
い。右翼団体を招いた責任は誰に
あるのか?(暗に私を指してい
る)今後は外部に訴え、外部勢力
(大阪府民のことを外部勢力と彼
らはいう)への訴えをやめてほし
い」ときた。確かに私が昨年四月
産経新聞に本校の勤務時間中の組
合活動について訴えた直後、政治
団体を名乗る数人が一度だけ、本
校を訪問、校長と面会している。
そして彼ら(組合)は事あるごと
にこの事を取り上げ、私が内部告
発したことを非難、攻撃していた。
私は答えた。
 「(組合の)先生方が(右翼を)
怖い、怖いというのであれば、そ
れこそ問題は簡単ではないか。国
旗・国歌をすぐに実施すればよい
 (そうすれば右翼は来ない)」
 それに対し、職員集会の場は大
きくどよめき、ある教員は私の発
言中であるにも拘らず、突然立ち
上がり、血相を変え、
 「脅迫するのか、脅迫!」
と噛み付いて来た。私もつい激昂、
 「やかましい!」
と怒鳴り返したが、結果職員集合
は騒然、収拾がつかなくなり、急
遽閉会することとなった。
 もともと人が発言している最中
に突然立ち上がり、発言者を大声
で詰ることは、発言者にとって大
いに「やかましい」ことであるの
で「やかましい」と叱ったまでの
ことであるし、「処分が怖い、右
翼が怖い」と日頃校内で哀訴して
いる組合員に、ならば国旗・国歌
を実施すれば、処分されることも
ないし右翼を招くこともないと親
切心で助言しているだけなのであ
る。
 その後私はどういう訳か「脅迫
を容認するかのような発言」をし
たということで組合のビラで宣伝、
叩かれることとなる。どうしても
人を歪め、貶めたいとみえる。
……


平成12年4月號 目次

 投稿日 2000年4月17日(月)17時15分 投稿者 野嵜健秀 [all9001021.allnet.ne.jp] 削除

竿頭言「教育改革国民会議への期待」 吉田和男
”大阪府民に訴える”その後 玉置裕俊
大阪府教育委員会事務局が危ない 南木隆治
新しい台湾史の幕開け 宗像隆幸
中国の圧力に屈しない台湾の民意 浅野和生
自衛隣は貫け犬根性を捨てよ 佐藤守
私たちは金正日に怒れるか 荒木利博
monthlyノート4 東京都練馬区における市民グループの教科書改善運動 藤岡信勝
古典再述・『春秋左氏伝』(四) 加地伸行
”昭和”SPレコードで辿れば(二) 城内實
南京講座(4)日本軍の支那兵処刑は不法か(続) 東中野修道
軍事入門講座(4)日本人と軍事 服部省吾
憲法講座(4)日本国憲法第九条を論ず 長谷川三千子
■連載第十回「覺書」本多勝一元朝日記者との法廷闘争二○年 殿岡昭郎
大阪の目■あと一本で千本や
月曜寸言■小沢氏は何をねらったのか
月曜寸言■どうなってんの、広島の校長先生の頭の中
月曜寸言■国家公安委員会は総入れ替えを
主婦の目■みっともなや、麻生千晶の「をんな」論
書評■『大東亜戦争の秘話』 上杉千年
〜創始者の初志貫徹を 佐藤守


中村粲教授の「訪中」

 投稿日 2000年4月14日(金)17時54分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

「南京大虐殺」なんて「なかつた」と言つて支那人を説得しても意味がないと思ひます。
日本人にとつて、支那人が何を考へようと知つた事ではないのでして、問題は身内の日本人が支那人の「苦しみ」なるものを氣遣ふ振りをすると云ふどうしやうもない僞善を働いてゐる事にあるのだから、それを指彈してさへゐれば良いのです。
「仲間内の氣勢」は確かに空しいものですが、身内をほつたらかしにしておいてのこのこほかの國に出かけて行くと云ふのは、それこそ知的怠惰にほかなりません。
日本人にとつて日本人は身内なのであつて、その身内をこそ斬らねばならない。

「身内の恥ぢ」に目を瞑る中村粲教授の行動を私は支持出來ません。


Yahoo!掲示板に彈かれたのでこちらに書込み

 投稿日 2000年4月14日(金)17時47分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

<引用 ミニコミ紙「月曜評論」3月號「月曜寸言」欄 久保教授解任騒動の怪 呆れた勝田吉太郎學長の言動 (勝)>
……ただ一つはつきりしてゐることは、理事長以下、学園側が「廃校の危機」に戦々競々とし、勝田学長また何者かに怯へきつてゐることである。
 例へば、昨年十一月二十九日に久保教授に語つたといふ学長の言葉など、その典型であらう。
「大変なことをしてくれたね。問題になっているんだよ。君、部落間題は本当に恐いんだよ。彼らが大学に押しかけてきたらどうするのかね。その時は君に責任をとってもらうしかない。」(前掲『三重タイムズ』)
 たまたま筆者(「勝」氏)は、渦中の久保憲一教授とは知らない仲ではないので、事件の実際の経緯を詳しく聞いてみた。すると驚くべし、勝田学長の醜間が次々に口をついて出るではないか。
 故高坂正尭氏とは大猿の仲で、京都大学教授時代には、氏の博士号取得を悉く妨害したこと、「来る者は拒まず」で、研究室は左翼の溜り場になつてゐたこと。
 それでも勝田氏は、久保氏のことだけは可愛がり、二人は学内に「さざれ石」の庭園を造るべく、一緒に台湾にまで出かけたほどの仲である。同志とばかり思つてゐた学長の掌を返すやうな仕打ちに、「長い人生の中で初めて人に裏切られたといふ実感を味はつた」と、氏はしみじみ述懐してゐた。
 それにしても勝田氏と言へば、いやしくも保守的知識人の代表ではないか。信じられぬ思ひで知り合ひの皇學館大学の先生に聞いてみると、彼一言の下に曰く、「勝田なんて偽物ですよ。営業保守。教へ子には『僕は本当は右でも左でもいいんだ』と言つてたらしいですよ。そのくせ年賀状には『部落のことを恐れて誰も言はないけど、誰か言ふ勇気のある奴はゐないのか」と書いて寄越すんですからね。」
 私「だから久保先生が言つてくれたぢやないか。」
 彼「いや、自分には迷惑が掛からないやうに言つてくれつてことでしよ。」
</引用>


仲間内の氣勢

 投稿日 2000年4月2日(日)00時55分 投稿者 木村貴 [spider-wj052.proxy.aol.com] 削除

野嵜樣、御返事ありがたうございました。
「昭和史研究所會報」平成12年3月10日號より、中村粲先生の「中國入國
ビザを拒否されて−−南京對話旅行中止の事情」を一部御紹介します。
「中國人に理を説いてこれを説伏する、少なくともその心を此方に
聊かなりとも近づける−−實にこれ以上の喜びがあらうか。仲間内で
氣勢を上げるのを私は空しい空威張りと見る。それよりも、”敵中”に
入つて”敵”を味方に變へることの方により大なる意義と生き甲斐を
見出すものである。」
中村先生の眞摯が表れた文章ですが、共産主義國の”敵”を「味方に
變へる」事が可能かどうか、疑問は殘ります。
中村先生が「仲間内で氣勢を上げ」たと咎めてゐるのは、1月23日に
「ピースおおさか」で行なはれた講演會「二十世紀最大の嘘・南京大虐殺」
の事のやうです。この講演會は藤岡信勝氏らの主宰だつたでせうか、
ちよつと記憶が不確かです。


『最後の理性 戰爭は倫理的な行爲である』潮匡人著・四谷ラウンド發行

 投稿日 2000年3月25日(土)19時50分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

<引用>
人間は正義のために戰爭をする。だから戰爭は無くならない。
ゆゑに、國家は軍隊を常備する。「正義」は相對的である。
だからこそ、軍事力は國家にとつて、最後の力であり、最後の理性なのである。
</引用>

本書では冒頭、松原正先生の『戰爭はなくならない』の一節が引用されてゐます。

現在、松原先生の名前は保守論壇でタブーになつてをり、先生の名前を出したら
途端に各出版社から干されるやうになつてゐるやうです。
潮氏、正論や諸君!から干されることにならねばよいのですが――しかし、
本書が四谷ラウンジなるマイナー出版社から出てゐる事から考へれば、
潮氏、既に保守論壇から爪彈き状態になつてゐるのではないか。


月刊月曜評論 平成12年3月號到着

 投稿日 2000年3月20日(月)17時11分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

例によつて目次を轉載

竿頭言「地方分権と財源」吉田和男
二十一世紀の自動車像 小野田猛史
日本も謝罪を要求すべきだ 加藤裕
イスラムを誤解していないか 宮崎正弘
李登輝政権の終幕を前に 浅野和生
政治闘争としての「法輪功」の摘発 徳岡仁
不法在留者の在留特別許可の異常事態 小菅清
在日韓国人への戦後補償は特権要求 西岡力
曾野綾子女史の差別意識 山本俊一
桶谷さん 東工大 そして月曜評論 崎川範行
”昭和”SPレコードで辿れば(1) 城内實
『海の上のピアニスト』考 遠藤浩一
Monthlyノート(3)教科書採択制度の問題点 藤岡信勝
古典再述『春秋左氏伝』 加地伸行
南京講座(3)南京の支那兵処刑は不法か 東中野修道
軍事入門講座(3)日本兵と軍事 服部省吾
憲法講座(3)日本国憲法第9条を論ず 長谷川三千子
連載第9回「覺書」本多勝一元朝日記者との法廷闘争二十年 殿岡昭郎
大阪の目 慎太郎ミサイルと太田ミサイルや
月曜寸言 「21世紀亡国の構想」天狗党
皇位の行方 柿
月曜寸言 久保教授解任騒動の怪 呆れた勝田吉太郎学長の言動 勝
哲学と社会科学の統合
主婦の目 余桃の罪 やまんば
月刊になつてよかつた 林三郎


御二人の事は、餘り惡くは言へないですね

 投稿日 2000年3月20日(月)05時14分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

中村先生の「NHKウオッチング」や昭和史研究所を見て、
或は、小堀先生が一生懸命「東京裁判史観」を攻撃なさるのを見て、
空しい事をやつていらつしやるなあと思ふ事はあります。
しかし木村さんのおつしやる通り、中村先生は眞摯であります。
また、松原先生が執筆してゐると云ふだけでその雜誌に書かうとしない
「保守派知識人」が澤山ゐる(本當の話)中で、堂々と月曜評論に御書きになる
小堀先生の態度もまた立派です。
黨派心を持たないと云ふ點では、確かに御二人は立派な論者でいらつしやると思ひます。

長谷川三千子さんも、正字正かなを用ゐ、月曜評論に書いてをられるのですから
矢張り論壇に阿らない立派な方です。


中村、小堀兩氏について

 投稿日 2000年3月17日(金)07時35分 投稿者 木村貴 [spider-tp063.proxy.aol.com] 削除

こんにちは。サイト作成の件でも御助言いただき、ありがたうございます。
「國語問題研究會」の掲示板の「南京虐殺」の話題で、野嵜さんの尻馬に
乘つて「日本人が殘忍になれぬ事のはうが問題だ」と書きましたが、野嵜
さんは中村粲、小堀桂一郎の兩先生をどう評価してゐらつしやるでせうか?
「虐殺は無かつたと言つて威張る馬鹿」なのでせうか。
私は、中村先生が「マスコミが變はれば日本は好くなる」とおつしやつた
のを講演で聞いた事があつて、「さう感單ではないでせう」と思つた事が
あるのですが、中村先生の知的、道徳的な眞摯は疑ひません。
小堀先生も渡部昇一の本に推薦文を書かれたりするのが嫌なのですが、
單純なナショナリストなどでは無いと思ひます。
兩先生とも正假名派であるだけに、野嵜さんの御意見を是非伺ひたく
思ひます。


和製英語・續

 投稿日 2000年3月13日(月)02時29分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

infoseekで「和製英語」で檢索をかけると幾つも出てくる。
http://www.infoseek.co.jp/

ピアスはearing(s)
アパートとapartmentは別物
girlfriendは「同性の女友達」でもある
http://www.alc.co.jp/bazaar/shinsho/as_11.html

ムックとはMagazineとBookの合成語(和製英語)で、雑誌と単行本の中間的媒体形式です。
http://shibatashoten.co.jp/Mooks/MooksMenu.html

「マイブーム」流行に左右されず、独自に見つけた楽しみ、といった意味の和製英語だが、……
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/97/97r10.htm

FPUとはField Pickup Unitの略で、スタジオ外で制作したプ
ログラムの信号を放送センターに伝送する可搬型無線送受信装置を指す和製英語ですが、
要するに現場で撮影した映像を伝送するための装置です。
http://www.tbs.co.jp/avc/mag3/fpu.html

imidasなどにも和製英語について載つてゐる。
http://www.shueisha.co.jp/topic/imidas99/eng.html

ところで、この掲示板は、何の掲示板なのでせうね。


和製英語

 投稿日 2000年3月11日(土)23時08分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

英語の單語を組合せたり、造語法を應用したりして日本でつくつた、本來の英語ではない單語。
(講談社日本語大辭典)

例:

ナイター(night game)
フロントガラス(windshield)
ガソリンスタンド(gas station)

今囘の事件は彼らのイメージアップ(ダウン)になつた。
This incident improved(harmed) their image.


質問

 投稿日 2000年3月10日(金)11時47分 投稿者 幽天 [210.175.13.30] 削除

和製英語って具体的にはどんなものなんですか。私は中学生なのですが、いま、和製英語
のことを調べているんです。だれか、例をあげてください。


「右傾化」の危機

 投稿日 2000年3月8日(水)11時11分 投稿者 木村貴 [spider-te032.proxy.aol.com] 削除

野嵜さん、貴重なお話の紹介、ありがたうございます。
石原愼太郎が都知事になるやうぢやあ、本當に駄目ですね。
白状しますと、暫く前まで小林よしのりはいい事言つてゐると
思つてゐました。
それにしてもオフ會で泥醉とは羨ましい。
悔しいから、明日は友人と葡萄酒を腹一杯飮まうっと。


二次會・三次會

 投稿日 2000年3月6日(月)04時08分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

こちらは飮み會。

三次會は事實上の「オフ會」。途中から記憶が無いのですが……
それにしてもあれだけ泥醉して、よく家に歸れたものです。


續き

 投稿日 2000年3月6日(月)04時05分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

日本はアメリカと戰つてはならない、必ず負けるから、
アメリカは強い、そしてその事を本當にわかつて「反米」をやつてゐる人間はゐない、
強い相手には從はなければならないし、強い相手に從ふのならば無理を忍ばねばならないのは道理である。

柵會での松原先生の講演は3月4日に澁谷で行はれました(13:00〜17:00)。
先生は、自衞隊からの參加者がなかつた事が氣がかりであつたとの事。

「今の自衞隊は本を讀まない」
「頭が惡くて勇敢な軍人ほど始末にをへないものはない」

自衞隊が武器を買ふのは大事な事だが、自衞隊にはもつと努力すべき事がある、
自衞隊が國民に國軍として認知される事が本當に大事な事であつて、
さうなるやうに自衞隊は努力せねばならない。


「昨今、痛感する事ども」柵會に於る松原先生の講演

 投稿日 2000年3月6日(月)03時57分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

要旨

今もつとも氣がかりな事は「右傾化」である、
日本人には二つの排他主義があつて、一つは拜外主義もう一つは排外主義である、
この二つの缺點は、我々の御先祖樣も持つてゐたし、我々も持つてゐる缺點である、
日本人は排外主義が駄目なら一齊に拜外主義に流れる、
西歐の甚しき非合理であるキリスト教を背景に成立した合理的な思考を、日本人は持つてゐない、
巨大な非合理であるキリスト教社會から合理主義は生れた、
その成果だけを日本人はつまみ食ひしてゐるが、
日本人は西歐のやうな巨大な非合理を持たないし、またそれを見ようとしない、
ただ器と形しか知らないのでは不充分であり、詰り知識だけでは不充分である、
合理的にものを考へると云ふ事が大事なのである、
日本の明治以降のクリスチャンが駄目なのは、厳しいキリスト教を見ずに
優しいキリスト教だけ見てゐるからである、
日本では威勢の良い言論が幅を利かせてゐるが、それは少しも大事なものではない、
威勢の良い言論が扱ふのは方の附く問題でしかない、本當に大事なのは
片が附かない問題である、
方の附かない事を承知しながら方を附けようと努力せねばならない問題である、
西歐はパンドラの箱であり、開けてしまつたら元には返せない、
日本人は西歐と出會つてしまつたのであり、西歐と付合ふのを止める譯にはいかない、
日本人は、今更昔のやうに、人の上の人の言ふ事は絶對であると云ふ文化には戻れない、
しかしキリスト教も合理主義も日本には絶對に入らない、
鴎外や漱石が取組んで解決の出來なかつた問題を、我々現代の日本人が
解決出來る譯がないが、我々は解決しようと努力し續けなければならない。


出た!

 投稿日 2000年2月27日(日)11時30分 投稿者 木村貴 [spider-th081.proxy.aol.com] 削除

「保守とは何か」の西尾批判が出た! 早く讀みたい。
親に電話しなければ。

月刊化第一號は小堀桂一郎さんの激勵の言葉にぢーんと
來ました。
殿岡昭郎さんの裁判報告は、筑紫哲也の情けなさが印象的
でした。それにひきかへ、「諸君!」の村田元編輯長の
職業倫理は立派です。

と言つておいて、村田さんには惡いですが、「諸君!」も
最近は詰まらなさうです。廣告しか見てませんけれど。
やはり共産主義が負けて墮落したんでせうかね。

野嵜さん、内容紹介ありがたうございます。
御禮が最後になつて御免なさい。


平成十二年二月號

 投稿日 2000年2月23日(水)18時23分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

「島流し」から歸つてまゐりました。さうしたら月曜評論平成十二年二月號が屆いて
をりました。今月は早く出てゐます。

目次

竿頭言 「正當な議論に戻れ」吉田和男
水爆製造國に途上國援助 伊原吉之助
反「自自公」大合唱でほくそ笑むのは誰だ 遠藤浩一
チベット問題の本質と日本 酒井信彦
廣島の教育に激變の兆しあり 勝岡寛次
Monthlyノート 「国際市民フォーラム」からの囘答 藤岡信勝
保守とは何か 西尾幹二氏を叱る 松原正
古典再述 『春秋左氏傳』加地伸行
南京講座2 南京戰まへの支那軍の實體 東中野修道
軍事入門講座2 日本人と軍事 服部省吾
憲法講座2 日本國憲法第九條を論ず 長谷川三千子
連載第8囘「覺書」本多勝一元朝日記者との法廷鬪爭二〇年 殿岡昭郎
大阪の目 借金を踏み倒す
主婦の目 身内の説
月曜寸言 啓蒙主義の見直し反省を
新刊案内『本當はこうだった南京事件』上杉千年
連合軍捕虜への個人賠償は支拂ひ濟み 杉本幹夫
月刊の長所を生かせ 村尾次郎


田岡俊次「廣報室事件」

 投稿日 2000年2月4日(金)16時17分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

「報道と教育の夜明け」より

97/12/2

★朝日新聞大物記者の本当の顔とは? 週刊新潮12月4日号で、あの有名な軍事にくわしい田岡俊次記者(朝日新聞編集委員)の精神レベルの低さが暴露されました。

さる防衛記者会のOBによれば、この田岡記者は制服自衛官に面と向かって「こいつら、軍事についてなにもわかっていない」と平気で暴言を吐くことがたびたびであるとのこと。反論すると朝日新聞で批判されるから言われる方は我慢せざるをえない弱い立場。相手が弱い立場にいることをいいことに相手を言葉で徹底的にいじめぬくのがかれの流儀だそうで、人間の風上にもおけない卑劣な輩だと思います。

実際、彼の書いた記事で飛ばされた防衛庁の責任職(総務課長)がいたのですから。

そういう彼が、今回、またまた、野蛮人の習性をあらわにしました!!

時は、今年の10月27日の夜10時ころ。
場所は、防衛庁広報室。
細かいいきさつには諸説あるのですが、総合すると、大まかな流れは次のようなものだったと思われます。

きっかけは、いつものように、田岡記者が広報室員をひとりひとり指差して「こいつら・・・」と言い出したところ、毎日の記者が「田岡さん、何を言ってるんですか。あなたも長いのだから、そんなことないのはわかっているでしょう。」とたしなめたのですが、このときから朝日の田岡記者と毎日記者の雰囲気が悪化。

しばらく、ぎくしゃくしていたのですが、朝日の田岡記者が戦争でなくなった方々を馬鹿にした発言をしたとき、ちょうど毎日の記者に戦争でなくなられた方がいたために、状況は一層悪化!

さらに、話しは天皇制へと移行し、
毎日記者「あなたは、天皇制を廃止しようとするのか!」
朝日の田岡記者「何言ってるんだ!」と反発。

ここで、朝日の田岡記者が、ソファで横に座っていた毎日記者の顔面を殴ったのです。
毎日記者のメガネが吹っ飛び、
毎日記者は「メガネをかけている人を殴るとはなんだ!」と言いつつ逆襲のパンチを数発食らわせました。

朝日の田岡記者は廊下を走って逃げて行ったそうです。

朝日新聞の裏舞台は、エリートチンピラなんですね。
かたぎには迷惑をかけない出来たヤクザの親分さんのほうが、社会的に見たら、朝日よりは実害ないでしょう。

「平和」「反核」を唱える者ほど暴力に走るのはなぜでしょう。
日本赤軍が過去に仲間を数人粛正の名のもとに殺して埋めたように、共産主義に加担する人間ほど、なぜに反論者をすぐ暴力で制圧しようとしたがるのでしょうか。中国や北朝鮮政府と酷似しています。



朝日にこのような記者が生まれるのは、朝日新聞の土壌が汚れているからではないでしょうか。こういうメディアこそ上層部の一斉入れ替えをすべきではないのでしょうか。
新聞社に良識というものがあれば、どんなに知識があっても判断力のないゴロツキは左遷すべきでしょう。




http://www.geocities.com/Tokyo/Flats/2847/Ymtkr9.htm


月曜評論を讀んで思つた事

 投稿日 2000年1月31日(月)22時35分 投稿者 中村義勝 [p15-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

月刊月曜評論が私のとこにも到着しました。
私が毎囘期待してゐる事、それは
「今週(今月)號より、全ての表記を正統表記に
改めます」
といふ一文。一度、豐源太氏がやまんば女史を咎め
て女史はその後、正統表記に改められたといふ事が
ありましたが、その他の「現代表記」の執筆者は
他人事であるかのごとく今日まで到つてゐるやう
ですね。今囘、執筆されてゐる萩野京子さんは、以前
は確か現代表記だつたと思ひますが、今は正統表記
ですね。
今囘、「勝」氏が三島由紀夫を讚へる文章を書いてますが、
その中で「諸君!」の三島事件に對するアンケートで
小堀桂一郎氏や阿川弘之氏などの論が三島に冷淡な事に
驚いたといふやうな事を書いてゐますが、「月曜評論」
といへば松原正先生であり、その松原先生は三島の憂國は
贋物であると斷じてゐるのに「勝」氏はその事を知らない
かのごとくに書いてあるのに私は驚いた。

本田勝一といひ、田岡俊次といひ一體どういふ人間なの
だらう、一度話をしてみたいですね。一方で岸田記者の
やうな人もゐる朝日新聞。
ところで田岡記者の「廣報室事件」について詳述された
文章といふのは發表されてゐるのでせうか。


月刊月曜評論

 投稿日 2000年1月26日(水)10時33分 投稿者 木村貴 [spider-wm082.proxy.aol.com] 削除

野嵜さん、内容紹介ありがたうございます。
トップ記事がまた經濟物ですか。うーむ。
大丈夫かな。まあ、今はとにかく應援しませう。
(應援と言つても、一部購讀するだけですけれど…)


中野重治

 投稿日 2000年1月25日(火)06時41分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

中野は共産黨を除名になつてゐますから、完全に默殺されてゐる――或は存在しなか
つた事にされてゐるのではないでせうか。少くとも「敵」扱ひされてゐるのではない
かと思ひます。

それにしても、共産黨を除名された幹部はたくさんゐますが、食ふに困つたと云ふ
話は餘りありませんね。袴田里見は新潮社から本を出してもらつてゐます。


件の月刊月曜評論ですが

 投稿日 2000年1月25日(火)06時35分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

やつと到着しました。

造本が、とても商業出版の雜誌とは思へないものになつてゐます。
ぺらぺらのリーフレットに「定價七百五十円」と印刷されてゐるのは異樣です。

「自動車業界の再編は最終局面へ」と云ふ<産經新聞論説委員>三浦淑男氏の
論文が一番最初に載つてゐます。
藤岡信勝氏や東中野修道氏、南木隆治氏ら「自由主義史觀」系の人達は、
相變らず戰爭犯罪や「南京虐殺」、「反日洗腦教育」に關する論文を書いてゐます。

長谷川三千子さんの「日本國憲法第九條を論ず」――
第一項はパリ不戰條約を踏襲した「侵掠戰爭」を否定する條項で、
第二項は一切の戰爭を否定する條項であるが、この二つは矛盾するのではないか、
と書いてをられます。

殿岡昭郎氏の「本多勝一(元朝日記者)との法廷鬪爭二十年」は非常に面白い。
「左翼」の戰術と、棺や八神、「読者」の戰術は極めて似通つてゐます。
――そして、Yahoo!掲示板のOmegatribesやzak_kの戰術とも。
インターネットの「掲示板荒し」と、本多勝一らの「言論」はそつくりです。
自分の責任を承知してゐる言論人が、自分の責任を放棄してゐる自稱「言論人」に
訴へられた話です。

なほ、新刊案内で、もののふ氏が松原先生の「夏目漱石・中卷」を採りあげてゐます。


世界に三人

 投稿日 2000年1月24日(月)11時12分 投稿者 木村貴 [spider-wj042.proxy.aol.com] 削除

私、この掲示板が始つた時に、冗談で「このままだと野嵜さんと
二人きり差し向かひで話すことになる。これは氣まづいぞ」と
書いたのですが、中村さんも入れて「三人きり差し向かひ」になつて
しまひましたね。何だか掲示板の「壁」に話し聲が反響してゐる
やうな錯覚が…。冬だし、寒い気もする。
まあ三人でこたつに入つて、みかんを食べながら「月曜評論」を
指してああだかうだダベつてゐると思へば、私は樂しいですけどね。
いかん、こんな事を書くと棺先生から「情の共同體」と叱られる。


國語の教科書

 投稿日 2000年1月21日(金)17時27分 投稿者 中村義勝 [p28-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

「月刊月曜評論」今月號がまだ、來ません。

「封建主義、その論理と情熱」といふ題名は
呉さんには馴染まないと思つてゐましたが、
矢張り、さういふ事情があつたのですね。

「月曜評論」で檢索すると、こちらが出て來る
と思ひますが、ネット利用者で「月曜評論」讀者
は、野嵜さん、木村さん、私の三人だけなので
せうか。なんとも世界は狹いものです。
正假名派も、私が思つてゐたよりもえらい少ない。

中野重治は現在の日本共産黨ではどのやうな評價
をされてゐるのでせうね。中學か高校かそれとも
小學校でだつたか、中野の文章が國語の教科書に
載つてました。その題名も内容も忘れてしまひ
ましたが、今の教科書には中野の文章は採用され
てゐるのでせうかね。
小林秀雄はあつた。福田恆存や山本さんのは
採用されてゐるのでせうか。金田一春彦はあつた
やうに記憶します。父親のはうはどうだつたか。

音樂の教科書はどのやうな曲が採用されてゐる
のでせうね。
私も本當は、かういふものを教へるべきだといふ
やうな事をホームページに纏めてみたいのですが、
殘念ながらそこまでの能力がない。誰かそのうち
やつてくれないかな。



本の題名と云へば

 投稿日 2000年1月11日(火)20時49分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

中野重治は本の題名の附け方がうまいと、山本夏彦さんが褒めてゐましたつけ。


本の題名

 投稿日 2000年1月9日(日)10時18分 投稿者 木村貴 [spider-we052.proxy.aol.com] 削除

中村さん、こんにちは。
松原先生の本の「あとがき」を讀むと、先生は月曜評論連載時
の「世界が舞臺」か、「賢者の毒、愚者の蜜」と云ふ題名が
好いと思はれてゐたさうですね。
出版社の商人根性は困り物ですが、本も商品である以上、或る
程度はやむを得ないのでせうね。まあ、松原先生の「人間通に
なる讀書術」は、副題に「賢者の毒を飲め、愚者の蜜を吐け」
と付いてゐますから、良いはうではないでせうか。
因みに、呉智英さんの「封建主義者かく語りき」は、最初の單
行本では「封建主義、その論理と情熱」でした。「封建主義者
かく語りき」か「封建主義者宣言」にしたかつた呉さんは、悔
しくて仕方なかつたそうです。
呉さんは「知の収穫」という本もあつて、本歌取りがうまいと
思ふのですが、私は最近出た「ロゴスの名はロゴス」が特に氣
に入りました。


ここにも編輯者の商賣人根性が出て來る

 投稿日 2000年1月8日(土)09時42分 投稿者 中村義勝 [p03-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

『人間通になる讀書術』といふのは、編輯者が
決めたもので松原先生は「賢者の毒を飮め、愚者の
蜜を吐け」といふ題をお付けになられたかつたの
ではないでせうか。こちらのはうが松原先生の本
の題名に相應しいです。
『人間通になる讀書術』といふ題名だつたら
松原先生の本でなければ買ひません。先生らし
くない題名です。逆に谷澤さんにはぴつたり
です。


賀正

 投稿日 2000年1月1日(土)16時44分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

あけましておめでたうございます。

『人間通』は、あれは絶對「ぱくり」だなと思ひました。
まあ、いいタイトルは盜まれるものですから仕方がありません。
タイトルには著作權法が適用されないんで、文句も言へませんね。

それにしても、自分の文章の「使ひ囘し」をする人は、それだけ自分の文章に
自信があるのでせうか知ら。
インターネットの掲示板のログを轉載するのとは譯が違ふんですから。

Yahoo!掲示板に投稿した文章を「物置」に轉載したつて1錢にもなりませんが、
月曜評論に掲載した文章を正論に轉載すれば、原稿料が貰へる筈です。
まさか福井氏、ただで正論に轉載させたのではないでせう。
原稿料の2重取りをして、よく物書きなんてやつてゐられるものですね。


使ひ囘しの破廉恥・續

 投稿日 1999年12月31日(金)09時53分 投稿者 木村貴 [spider-we014.proxy.aol.com] 削除

論文の使ひ囘しは他にもありました。
すでに筑紫次郎氏が「月曜評論」平成10年8月5日號で糾彈
しましたが、同年2月5日號に「閉ざされた言語空間理論」なる
論文を寄せた福井雄三氏が、「正論」8月號に「ほとんど一字一
句同じ文章」を載せたと云ふのです。
「かくも己が本分において眞劍でない者が『閉ざされた言語空間』
だのを論ふ、誠に誠に笑止千萬である。」と筑紫氏は憤つてゐま
した。全くその通りで、先に載せた「月曜評論」に責任は無いけれ
ども、かういふ好い加減な物書きが「月曜評論」の執筆陣にゐたと
云ふ事自體、殘念で仕方ありません。
筑紫氏のやうに、さういふ好い加減を嚴しく批判する人がゐるから
「月曜評論」は讀むに値するとも思ふのですけれども。


人間通になる讀書術

 投稿日 1999年12月28日(火)05時47分 投稿者 木村貴 [spider-wk024.proxy.aol.com] 削除

谷澤さんと言へば、かういふ題名の本を最近出してゐましたね。
松原正先生に許可は貰つたのかしらん?
谷澤さんの本はどうせ司馬遼の話だらうと思つて讀んでゐません。
松原先生の永井荷風の本は樂しみですね。
その後、鴎外論とかシェイクスピア講義とか書いてくださらない
かなあ。
あーあ、早稲田に行けたらよかつた。
でも私が先生の本を讀んだのは大學を出る頃だつたんです。(愚痴)


「司馬史觀」なるもの

 投稿日 1999年12月27日(月)18時48分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

講談社文庫で、海音寺潮五郎と司馬遼太郎の對談をまとめた本が出てゐますが、
明かに海音寺さんの方が格が上ですね。
「司馬史觀」があるのなら「海音寺史觀」もあつてよいと思ふのですが、
誰もそんな事、言出しませんね。

谷澤さんは以前、長谷川慶太郎氏の事を隨分褒めてゐまして、それで私は谷澤さんが
俗物だと確信しました。
『紙つぶて』もいろいろと役に立つ事が書いてあるので參考にするのですが、
あの本の讀み方はマニアのものですね。マニアは俗ッぽいものです。

>……それではつきり
>申し上げておきますが、私は「教科書に載らない歴史」
>も「言葉 言葉 言葉」も西暦優先表記だといふのが
>氣に入りませんね。野嵜さんは、キリスト教徒でせうか。

私はクリスチャンではないのでキリストに義理立てする必要はないが、
別に反撥する事もないだらうと思つてゐるんです。
それに、西暦は道理に反したものではないですし。
祝日には日の丸を揚げませうとか、天皇を支持するなら元號しか使つてはいけませんとか
――さうは思はないんですよ。私も「戰後民主主義」の社會に育つた者ですから。

いまさら、天皇陛下萬歳も、正統表記も、ただそれだけでは世間には通じません。
殊に、天皇の權威は一度地に落ちてゐるのだから、それは元には戻らないでせう。
しかも單純に戰前に返せ戻せでは片付かないのが天皇の問題です。
國語の問題も厄介だが、これは道理が通ずる。天皇は道理だけの問題ではないんです。


二流の文化文明

 投稿日 1999年12月26日(日)12時05分 投稿者 青方の中村 [p28-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

「自由主義史觀」といふ言葉に操られてしまふといふ
ことがありますね。「自由主義史觀」派の人々の中にも
いろいろな人がゐるはずで、司馬は駄目だと思ふ人も
ゐるはずです。だけれども遠慮していへないといふ事
があつたらそれこそ「自由主義」に反する。
だけれども、徒黨を組むと遠慮していひたい事が
いへなくなるといふ事がある。それではつきり
申し上げておきますが、私は「教科書に載らない歴史」
も「言葉 言葉 言葉」も西暦優先表記だといふのが
氣に入りませんね。野嵜さんは、キリスト教徒でせうか。
それならば文句はありませんけれども。
「月曜評論」も右翼雜誌になつてしまふ可能性は
ありますね。日本はさういふ風土ですから。「國民
新聞」は野嵜さんにいはせると既に右翼雜誌でせう。
でその「國民新聞」に載つてゐたのですが、最近
「神社新報」がをかしいらしい。逆に左にいつて
ゐるやうです。
私は野嵜さんがおつしやるやうな右に流れる
傾向といふ事よりも文化の重みがなくなる事の
はうが氣がかりですね。漢文古文の素養あるもの
がゐなくなつたといふ事と密接に繋がりがある。
さういふ中で「自由主義史觀」が登場してきた
といへるのではないでせうか。古典と密接な繋がり
がないと安手のナショナリズムが擡頭する。
古典と密接な繋がりがあれば、安手の右翼左翼の
擡頭も防げるのではないか。
私が國語問題をやつてゐるそもそもの理由は、
素晴らしい建造物(文化文明)をつくるには、
材料の吟味から始めなければならないと思つて
ゐるからですが、「自由主義史觀」派は、どの
やうな世の中にしようと思つてゐるのか、それぢや
二流の建造物(文化文明)しか出來ないぞと、
特に西尾さんには申し上げたい譯です。


自由主義史觀、司馬遼

 投稿日 1999年12月26日(日)08時46分 投稿者 木村貴 [spider-tj082.proxy.aol.com] 削除

自由主義史觀の本は、産經の『教科書に載らない歴史』を拾い讀みした
程度で、まだきちんと讀んだことがありません。月曜評論のコラムニスト
「けつねうろん」が藤岡信勝さんのことを「口を横一文字に結んだ、一生
懸命ないい顏をしてゐる」と襃めたことがあつて、その時はさうかなと
思つてゐたんですが、藤岡さんが司馬遼太郎を擔いでゐるので嫌になりまし
た。
「紙つぶて」で鋭い文章を書いた谷澤永一が、司馬遼を持上げて囘つてゐる
のを見ると、目を覆ひたくなります。谷澤さんもあれだけ書物を讀んで、
歴史觀、人間觀はこの程度なのか。それとも浮世の義理なのか。


保守派はいいけれども

 投稿日 1999年12月26日(日)07時26分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

保守的なものの考へ方はいいんですけれども、右に行つてしまふのは困りものですね。
月曜評論も、右翼雜誌になつて貰つては困ります。
どうにも私、「自由主義史觀」と云ふやつが氣に入らないんですが、
月曜評論にも「自由主義史觀研究會」の人の記事がたまに載りますね。

――こんな事を言ふから、左翼はもちろん、右翼にも私は相手にされなくなる譯です。

>經濟記事は必要か

まつたく、經濟の記事は月曜評論には要りませんね。
山師のやるやうな事を、月曜評論がやつてはいけません。


經濟記事は必要か

 投稿日 1999年12月25日(土)03時35分 投稿者 木村貴 [spider-wa073.proxy.aol.com] 削除

野嵜さん、過分なお褒めの言葉をありがたうございます。
いづれ「まとまつた記事」が書けたらお言葉に甘へようか…などと
圖々しくも考へてゐます。いつになるかわかりませんが…。
さて、
丹羽春喜氏の他にも、最近の月曜評論は經濟關係の記事が1面を飾る
ことが多いのですが、内容は月曜評論に載せる必然がないものばかり。
それなら「東洋經濟」や「ダイヤモンド」に任せておけばいいのでは
ないのでせうか。西部邁さんの「発言者」のはうが、よほど經濟と道徳、
經濟と文化、經濟と政治等の關係についての考察が豐かです。
「月曜評論は左右の全體主義と戰ふ」「マスコミの偏向を正す」といふ
編輯綱領にふさはしい記事を私はもつと讀みたい。
經濟記事を載せた方が賣れるのでせうか。
經濟記事を目當てに月曜評論を買ふ人が多いとは思へないのですが…。


まあ、氣樂にいきませう

 投稿日 1999年12月22日(水)04時14分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

氣合を入れて何かをやらうとすると、長續きしないと云ふ事に氣附きまして、
最近は適當に氣を拔きながらやる事をおぼえました。
間違ひは間違ひと斷言する事も重要ですし、それはやります。
ただ、ひたすら力を入續けても疲れて體力がなくなるだけので、
力を入れるべき所には力を入れ、さうではない所では樂にすると云ふ事です。

このインターネット月曜評論同好會も、最初から氣合を入れていきなり
がんがんやるのではなく、じつくり時間をかけてコンテンツを充實させて
行かうと思ひます。
――まあ、いつかやらうと思ひつつ、何箇月以上も抛ッぽりッぱなしの
「目次データ」みたいになつてしまつてはいけないんですが ^ ^;

この掲示板も、適當に怒つてみたり、笑つてみたり、出來ればよいと思つてゐます。
どうぞよろしくお願ひいたします。


インターネット月曜評論同好會への期待

 投稿日 1999年12月21日(火)20時40分 投稿者 青方の中村 [p30-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

木村さんの文章の掲載は私からも御願ひします。
「月曜評論」がやつと屆きました。

だけども大變な事を企畫されましたね。
でも、あの目次は讀みやすくていいです。
月曜評論友の會といふのはどうなつたの
でせう。執筆者のどなたかを御招きして、
ネット講演會とか出來たらいいですね。


コンテンツ整理中

 投稿日 1999年12月20日(月)07時16分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

「月曜評論同好會」らしくなるやうに、ページをリニューアルしはじめました。

記事總覽をだいぶ前に作りかけたんですが、長い事放置してゐました。
これは近いうちにちやんとした形にしたいと思つてゐます。

月曜評論批判>木村さん

讀む氣もしない號がたまにありますね。
良くない事は良くないと言はないと、雜誌はよくならない譯で、
さう云ふ事もやつて生きたいと思ひます。
「月曜評論ウオッチング」ですね。

木村さんの文章は、掲示板(の過去ログ)の中に埋もれさせるには惜しいものばかりです。
よろしければ、まとまつた記事をお送りいただければ、
html化して、掲載したいと存じますが、いかがでせうか。


使ひ囘しの破廉恥

 投稿日 1999年12月19日(日)19時00分 投稿者 木村貴 [spider-wk032.proxy.aol.com] 削除

月曜評論平成10年3月15日・25日合併號のトップ記事は
丹羽春喜氏「『反ケインズ主義者』の大謀略」でした。内容は
しばらく措くとして、その末尾に丹羽氏はかう記してゐる。
「本稿とほぼ同趣旨のことは、最近、別の小さな雜誌にも書いた
ところであるが、きはめて重要な意味を持つてゐることなので、
本紙にも書いておいた。」(原文新字新かな)
原稿の使ひ囘しを正々堂々と宣言する、この破廉恥にはあきれ
ました。
そして、次の4月5日號の1面下に「諸君!」5月號の廣告
が載り、そこにはケインズの肖像とともに「カネがなければ刷り
なさい」なる、丹羽氏の論文の題名が掲げてあつたのです。


三年待つた

 投稿日 1999年12月19日(日)09時20分 投稿者 青方の中村 [p22-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

お待ちしてをりました。私は全く獨學ですので
皆さんはどのやうにお考へになられるのだらうと
思つてゐました。ネットはマイナスも大きいけれ
ども學ぶ事もある。やつと私がネットに望んで
ゐた事が具現化してきたなあ、といふのが實感
です。
木村さんの「月曜評論」批判、これは樂しみだ。
私がネットに望んでゐた事がやつと始つた。
野嵜さん、今後も期待します。


月曜評論批判

 投稿日 1999年12月19日(日)06時38分 投稿者 木村貴 [spider-wl073.proxy.aol.com] 削除

月曜評論の話、いいですね。
實は私は現在外國暮らしで、月曜評論は田舎の親から一〜二ヶ月に一度、
まとめて送つてもらつてゐますので、最新の話題には弱いのですが、是非
參加させてください。
さうですか、つひに月刊化ですか。上に書いたやうな事情で、私は知りま
せんでした。
最近の月曜評論には、首をかしげるやうな記事が載ることが多かつたやうに
思ひます。
月曜評論を應援しようといふ當掲示板にいきなりこんな事を書くのは意地が
惡いかも知れませんが、私は月曜評論を愛するがゆゑに、まづ、最近の月曜
評論の批判から始めたいと思ひます。
續く


ありがたうございます

 投稿日 1999年12月18日(土)18時06分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

かくも意味不明な掲示板に書込んでくれとは、私も失敬な事を申してをりますが、
書込み下さいまして、本當にありがたうございます。

さて、主ページのサブ掲示板(←それ自體譯がわからん)で既に書いたのですが、
月曜評論が月刊雜誌になつてしまふ事となりました。
月曜評論は「日本一のミニコミ紙」ですから、ぜひとも應援したいものであります。
この掲示板を使途不明な状態で放つておくのもなんですので、とりあへずは
月曜評論關係の話題を中心に話をしていければと思ひますが、
どんなものでせうか?

>「月曜評論」月刊雜誌化 投稿者:野嵜健秀  投稿日:12月18日(土)18時02分25秒

>平成11年12月25日第1410・1411合併號に「讀者の皆樣へ」と云ふ記事があり、

>>さて、このたび、來年(平成12年)1月より月曜評論を月刊雜誌として發行する運びとなりました。
>>體裁はB5版大52頁毎月第3日曜日發行です。

>と告知されてゐます。
>どうも「情勢」は芳しくないやうです。そんな譯で「言葉 言葉 言葉」は月曜評論を應援します。
>個人的には「別館」の方に月曜評論同好會のページみたいなものを作らうかと考へてをります。
>取敢へず別館掲示板で、月曜評論關係の話でも出來たらとか思ひますので、よろしくお願ひします。


國語問題掲示板も私は三番目でした。

 投稿日 1999年12月18日(土)10時13分 投稿者 青方の中村 [p30-dna02arikawa.nagasaki.ocn.ne.jp] 削除

木村さんがいらつしやる。
一番乘りではなかつたか。
羽織さんはいらつしやるかと思つたが。

http://www.geocities.co.jp/Berkeley/7148/index.html


扉を開くと…

 投稿日 1999年12月18日(土)08時28分 投稿者 木村貴 [spider-wm011.proxy.aol.com] 削除

…ありや、こんなところに妙な小部屋が…。
誰か獨りでしやべつてゐる、誰だらう…?
おや、野嵜さんではないか。何をしてゐるのかな、こんな
ところで…。大體いつできたのかな、この部屋…?
どうしよう、このままここにゐたら、ずつと二人きり差し向ひ
で話さないとならなくなりさうだ…。氣まづいぞ…。
逃げようか、まだ氣づいてゐないみたいだし…。
どうしやう…。


まあ、書いてくれと言つたつて

 投稿日 1999年12月18日(土)01時59分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

何を書けばいいんであらうかと云ふ大問題がある譯でして、
これだけ掲示板が亂立すると、どこに何を書込めば良いのか、
はじめて來られた方には全く理解出來ないものなのであります。
さうですよね?


本當に誰も氣附かないのか?

 投稿日 1999年12月11日(土)23時02分 投稿者 野嵜健秀 [cache1.allnet.ne.jp] 削除

さすがにそれは悲しいぞ ^ ^


ふふふ

 投稿日 1999年12月9日(木)20時43分 投稿者 野嵜健秀 [cache2.allnet.ne.jp] 削除

こんな掲示板が出來た事に、誰か氣附くかな?


また掲示板設置

 投稿日 1999年12月9日(木)20時33分 投稿者 野嵜健秀 [cache3.allnet.ne.jp] 削除

とりあへずもう一つ掲示板です。