*Art work of Hiro.html-Lern naked facts of Hirotsune Tashima-
Artist Statemnt

歴史的に見ても、日本にはあまり多くのセルフポートレイトが見られません。これは私たちの国の社会のシステムに原因があると考えています。西洋では個人主義が尊重されてきました。しかし日本では尊重されないどころか卑下されてきました。『出る杭は打たれる』という諺どうりに。西洋で作品を作ることが、私にセルフポートレイトを作らせることを許したのです。セルフポートレイトを作ることは、自分の内側を探検するようです。私がセルフポートレイトを作るときは、 『鏡』を使います。そこには、私の外見だけでなく、私の考えや、感覚や、アイデアが映っています。

私は陶芸/彫刻をヴィジュアルな言語と理解しています。そして、それを使うことで言葉を使わずにコミュニケーションをとることができます。私は作品を通じてコミュニケーションがとれて、見てくれる人が作品にアクセスをとれるような作家になりたく思っています。私は作家として、見てくれる人に私の考えや、感覚や、材料への気持ちを伝えたく思っています。私は美術を一種の暗喩と考えます。 そしてそれはコミュニケーションがとるのに、大変重要な役割を果たすものと理解します。私の作品の一種の暗喩は私、日本の文化と『それとは違う文化』の関係の中で生まれます。  


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