ここでは、吸い出したデータを編集して焼きこむまでを説明します。編集を始めるにあたって、吸い出したデータが何を意味しているのかだけ先に説明します。まず吸い出したデータが以下のようなファイルであることを確認してください。

 なお、ファイル数はそのDVDソフトによって違うので、3つの種類のファイル形式で成り立っていることを確認してください。大きく分けると上記のように3種類に分類されます。

(1)IFOファイル:動画情報、字幕情報、音声情報、地域など様々な情報が書かれている。
(2)VOBファイル:動画、音声、字幕が実際に保存されている。
(3)BUPファイル:IFOファイルのバックアップファイル。

 という分類です。少し細かく説明すると、(1)は(2)の動画や音声や字幕をどのような順番で、どの音声を、そしてどの字幕を再生するかなどが記述されています。即ち、このファイルがないとDVD再生機に入れても何も作動しないのです。DVD再生機はこのIFOファイルをまず参照し、そしてそこに書かれている内容や手順にのっとって再生をするのです。因みにBUPファイルはバックアップファイルなので無くても大丈夫だと思います(でも試してない (((((^^;))。

 それとファイル構成も説明しておこう。例は上記の構成で説明する。だいたい、上記のような構成がほとんどである。上の構成で行くと大きくわけて3つの構成が見える。

(1)VIDEO_TS:(1)、(2)を結ぶすべての中心的な管理ファイル
(2)VTS_01:VTS_01内のみを管理する管理ファイル
(3)VTS_02:VTS_02内のみを管理する管理ファイル

という分類です。これも少し説明を付け加えると、(1)が(2)と(3)の親ファイルで(2)と(3)は並列な関係にあります。VTS_01の方が合計サイズは大きいことがわかると思いますが、たいていは合計サイズの大きいVTSに本編が入ってます。実際にこの例では、本編はVTS_01に入っています。ではVTS_02は何が入っているかというと、この場合は未公開シーンが入っていました。このようにVTS_01よりも小さくて、1GB程度のVTSは未公開シーンや製作風景、スタッフのコメント、プロフィールなどがほとんどです。ものによってはVTSが13くらいあるDVDもありました。細かく未公開シーンがわかれていたり、ダミーであったりです。

ダミーという言葉がでてきましたが、これはコピープロテクトの一種だと思ってください。ダミーは本編とメニューの間に入っていることが多い。仮にVTSが1〜6まであってVTS6がダミーだったとします。すると単純に2つに分割すれば、VTS6は2枚目に入ります。そうなれば1枚目にはVTS6がないので、本編とメニューの間に挿入されているダミーがなくて、そこで停止します。DVDは上記の構成を見ればわかるように合計容量が4.7GBを超えています。そうすると現在市販されているブランクメディアが4.7GBの容量のものしかないので、バックアップするには2枚にわけて入れる必要があるのです。このときにダミーが効いてくるのです。

このように、「おまけなどいらぬ!」、とただ単純に不要なVTSをカットしてしまうと再生がうまくいかない事態がおきることがあります。この辺は実際に再生してみて確認した方がいいです。VIDEO_TSのIFOファイルの記述を追っていくとわかるのですが、結構めんどいので実際にはちょっとした裏技を使ってこのダミーを経由しないように変更します。これについての話は2枚にわける時の方法で説明します。

吸出しデータを編集するにあたって、今後一枚に収めるか、二枚に分けるかでデータ編集の仕方が大きく異なる。以前に説明している通り、たいていのDVDデータが4.7GBを超えているので現在のブランクDVD-R一枚には収まらない。そこで、選択肢としてはそのデータを圧縮して一枚に収めるか、圧縮をせずに二枚に分けて焼くかになる。ものによっては、おまけ要素を削ったり、多言語音声を削ったり、字幕を削ることで一枚に収まる程度の大きさになる場合もある。これについては「一枚に収める気」で説明する。ということで、まずここではどちらの場合にも共通に必要な作業を説明する。

我が魂の教えでも説明した、ifoeditを使って編集を行う。ソフトを解凍して、日本語化パッチをソフトと同じフォルダに入れてダブルクリックして日本語化してください。そうして、ifoeditを開くと以下のような画面になります。

そうしたら、上図の「開く」を押してください。

そこで、吸い出したDVDデータのあるフォルダを指定して、「VTS_01_0.IFO」を開きます

すると上図のように何やら情報が表示されます。基本的に上下の窓に分かれて、上窓は親構成、下窓はその内容を示します。(例えば、上窓のVTSI_MATをクリックすると、下窓にその内容が表示されます。)

この状態で上図の「VTSセクタを取得」を押します。

すると、上図のような表示が出たりします。これは上書きしてよいかの確認。「はい」で良いです。

また、このような表示も出ます。これらは、すべて「はい」や「OK」で良いです。

これらの「はい」や「OK」を押し終わると、上図のような画面に戻ります。この状態で、今行った状態を保存します。それには、上図の矢印のところの「保存」を押してください。

そこでは、上図のようにファイル名に自動で最後のVTSが選択されます。このままで良いので、そのまま保存を押してください。

すると、上書きの確認がでますが「はい」を押してください

すると、また最初の画面に戻ります。そうしたら、これで最初の編集は終わりましたので上図の「DVD再生」を押してみてください。ここで、きちんと編集が行えているかをチェックします。

上図の警告が出ますが、「はい」を押してください。

すると、自動的にOS内のDVD再生ソフトが選択されて、再生が始まります。ここで、きちんと動画が再生されれば編集はうまくいってます。


これが、吸い出したデータを最初に編集する手順です。この辺は慣れれば1分くらいで終わる作業です。ここからの説明は、以下の「一枚に収める気」か、「二枚に収める気」を選択してください。

吸い出したデータを一枚に収める方法を説明します。最初にも説明しましたが、この方法はDVDデータがうまく一枚に収められる場合や、データを圧縮する場合の手段です。よって、DVDデータがうまく一枚に収められない場合や、データを圧縮することで画質が劣化するのがいやな場合は次の二枚に収める方法を参照してください。

DVDデータがうまく一枚に収められる場合とは、初めから片面一層であった場合やおまけ要素を削るとうまく一枚に入る容量になる場合です。まぁ、このほかにも一枚におさめるテクニックはありますので、その辺を後々書いていきます。

ここでは、DVDデータを二枚に分ける方法を説明します。前にも説明したように、市販のDVDの映画などは容量が一枚に入る量を超えており、圧縮するか二枚にわけないとDVD-Rにバックアップできません。そのときの、二枚に分ける方法を説明します。圧縮して画質が下がってもいいわってな人は、上の「一枚に収める気」を参照してください。