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朝から、何度も起きては、寝てを繰り返した。

これほど気分の悪いことはない。

昨夜、酔っぱらって、お店(彼と彼の兄で経営する)の

床で、寝てしまったブーのことが、気がかりで、朝早く電話をする。

あたし{もしもし?起きた?早く起きないと仕事に遅れるよ。

彼{あぁ、 わかってるよ。

彼は、けむたそうにそう答えると、がちゃっと切った。

あたしは気を取り直して、眠りにつく。

2時間後かそこらに、ビープに目が覚める。

電話をすると、その彼からだった。

彼は、昨夜の自分の様子をあたしに聞く。

酔うと気前が良くなり、お財布のお金を

ばらまいてしまう彼は、

「俺は昨日、いくら使ったんだ?」

とか、「俺の片方の靴下は?」などとしきりに聞く。

眠たい声で、あたしは 知らないと答えると、

そのまま切った。それから1時間後同じような

電話があった。

4時過ぎに、友達と待ち合わせをした。

音楽の話をした。8月末にある、コンテストに

デモテープを出そうという話だ。

とりあえず知り合いの producer(カタカナでどう書くんだ?)

もどきの人に、自分達のやりたい音楽を、

伝えなくてはならない。だからお互い、こんなのはどうだと

意見をかわす。その彼から、1本のテープを借りた。

かなり気に入って、こんな感じがいいねと納得する。

それから HMVで、視聴をしたりした。買おうか迷ったCDも

何枚もあった。まだバイトの給料がでてないのに、

CDばかりにお金を使うのはどうかと、断念した。

その友達と別れてから、少し歩くと、さっきHMVで

買おうか迷ったCDが、道端で売られていた。

悩んだ。これを買ったら犯罪だな・・。うーむ。

というより、インチキで、CDを聴いたら

何も入ってなかったらとか、そっちを心配した。

勢いで買った。なんか嬉しかった。閉店間際の

半額の刺身を勝ち取った主婦の心境だ。(多分)

それより、仕事帰りのブーと一緒に帰ろうと1時間も

待ったというのに、彼の態度は横暴だった。

なにこれ買ってこいだの、これをよこせだ、

自分が本を読み終わったからといって、あたしの読んでる本を

取り上げてこう言った。「俺といるときに、本なんて読むな」

電車に乗り込む。彼は常に窓際に座る。あたしに譲ってはくれない。

でも今日は、あたしが先に座り、彼はしぶしぶ その隣、通路側に腰をおろした。

彼{あのなぁ、お願いがあるんだ。

あたし{なーに?

彼{アイズ(日本の男向けの恋愛マンガみたいの」の、なんとかセットを

本屋で注文してほしいんだ。

あたし{は?何いってんの?

彼{1万4千円なんだ、買ってもいい?

あたし{くだらない。

彼{俺、恥ずかしいから、お前変わりに 注文してくれないか?

あたし{絶対いやです。

彼{お願いだってば、バイト料払うから。

あたし{お金で釣ろうなんて思わないでよね。あたしだって 働いてるんだから。

彼{お願いだよぉぉ。

あたし{そんなくだらない物が欲しいなら、自分で買いに行って。

彼{・・・・・・・・・ぶた

あたし{(ホウをたたく)

彼{ぶたぁ

あたし{なんで、人を「ぶた」呼ばわりするの?

彼{ちげぇわ。最近お前が 太ったから、注意してやってるんだ。

あたし{じゃぁ、普通にそう言えばいいでしょ?

彼{これから そうするわ。

あたし{それに、どうしてあなたはさっきから、人に命令ばかりするの?

彼{命令じゃねぇわ。お願いだぁわ。それに、人をたたくのは いいのかよ。


あたしは、きれて彼に指輪を投げ付けると、ごめんよごめんよと

足にすがる彼を置いて、すたこらと他の席へ移った。

彼はもちろん追いかけては来ない。

電車から降りてからも、彼はあたしを探さないで、すたすたと帰っていった。

これには あたしも怒って、もう二度と会うものかと心に決めた。

なんでこう、昔は優しかったのに、今は人に命令ばかりする

傲慢な男になったんだろう。自分が気にくわないと、

すぐ人に暴言を吐いて、けなす。

最悪だ。

あたしは、こんな男を好きになったんじゃない。

今では、彼のいいところが 何も見えなくなっている。

もしかしたら、彼もあたしと同じ事を思っているのかな・・。


・・・と見苦しいことを 書きまして、本当にすいまちぇん・・。



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