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この間、日本の番組「ここが変だよ日本人!」だっけ?

をビデオで観て、涙したのが 「いじめ」の話。

昨日、日本の本屋でもらった新聞にも 載っていたけど、

今年、日本の小中学生の不登校者が、2割り増の12万7000人

ということが文部省の調べで明らかになったという。(読売衛生版参照)

それは中学ではクラスに一人という値になるらしい。

不登校の理由としてあげられるのが、

単なる「学校嫌い」といったらあまりにも、うやふやだけど

理由のひとつとして「いじめ」は大いに考えられるんじゃないか。

いじめ問題は 前からよく取り上げられてはいたけれど、

一向に解決していない様。ただあたしの知らない所で、

活動があるだろうとは思うけど。

あたしは 「いじめ」という「いじめ」を身近に感じたことが無かった。

小学生の頃、あたしは「いじめ」に加わったことは ほとんど無かったし、

いじめられる立場にも ほとんど なったことがなかったので、あまり深く考えなかった。

しかし今考えてみるとどうだろう。確かにそこには「いじめ」が存在した。

いじめた方は、すぐ「いじめ」があった事実を忘れるけど、

いじめられた方は 一生忘れないものと聞いたことがある。

あたしの母も、いじめられた頃の話をよく聞かしてくれた。

あたしは いじめられたとことは、記憶にないにしても、

いじめたことはあった。どっちかといえば そういうタイプだったから。

気が強くて、クラスでもリーダーシップを取るような小学生だったから

きっといじめの先端に立つような子だったのかもしれない。

小学5年生の頃だったか、仲の良いグループを作っていた。

あたし、他に女の子二人、そして男の子5人〜と複数でいつもつるんでは

放課後よく遊んでいた。その仲間うちでは、自分の好きな子の話も打ち明けていたのだけど、

ある日、その中の一人、亘(ワタリ)君が、優作と喧嘩をした。

喧嘩の原因は、亘君の、好きな子を、優作がみんなにばらしたというもの。

それを知ったグループの他の子達も、「そういえば 俺も、あたしも やられた」と

思い返したように、優作を責めた。

そして 「優作いじめ」が始まった。

あたしも もちろんその中に加わっていた。

「あいつは口がかるいから、もう仲間じゃねぇ」と口々に言い合い

優作を無視するようになった。

もちろん遊ぶときも もう優作を誘わない。

学校でも口を聞かないで、陰口ばかり叩く。

優作はそうしてどんどん追い詰められていった。

あたし達、いじめる側は 優作の心持ちなど 考えもせず

その「いじめ」は どんどん悪化していった。

ある日、クラスで、そのあたしを始め、グループのみんなは先生から図書館に呼び出された。

「何事だろう?」と検討もつかずに行くと、

先生は真面目な顔で、優作の連絡帳を読みだした。

その頃、先生は連絡帳という宿題やら色々書き込むノートを

生徒ひとりひとりに渡し、毎日一行でもいいから 日記を書きなさいと言っていた。

その優作の連絡帳には こう書いてあった。


みんな仲良かったのに、無視されるようになった。

僕がいけなかったんだ。

誰も遊びに誘ってくれなくなった。

放課後、家に帰るとき独りだ。寂しいよ。

書くことない。

書くことない。

書くことない。

書くことない。

書くことない。

先生、辛いです。死んじゃいたい。

先生、もう学校来たくない。


彼は毎日そういったことを、連ねて書いていた。

その彼の毎日の一言が、とても強烈で、あたしは泣き出した。

あぁ、あたしはここまで優作を追い詰めていたんだ。

団体で一人をいじめるなんて、なんて卑怯だったんだろう・・って。

先生は特に何も言わなかった。

でも優作の日記を読み上げることに よって、

あたしたちひとりひとりには、十分先生の言いたいことが 伝わった。

それから優作にみんなで謝り、前のように仲は戻った。

はたからみれば、こんなこと 対したことないかもしれない。

でもいじめを受ける側にとったら たまらない。

あたしも横浜から、千葉に引っ越してまもない頃、

新しいクラスで、一番最初に仲良くなった りえちゃんに

「無視」をうけたことが あった。

彼女率いる、数人の女の子達は、あたしを無視し、

まだ教科書の持っていないあたしから

教科書を見せまいと、本を立てて、いじわるをした。

あたしはくやしくて 悲しくて、たまらなかった。

すごく些細なことなのだけど、その時はたまらない程の屈辱を感じたし、

それ以上のいじめを受けている人はどうだろう?

暴力、ののしり、お金を巻き上げられるなど、考えれば いじめはいくらでも考えつく。

実際 いじめを苦にした自殺なんて あとを経たないじゃないか。

日本はすごく安全な豊かな国だけど、こんなにも醜い低レベルなことが

陰険に行なわれている。

「いじめ」は、いじめられる方にも 問題があるとはいうけど、本当にそうなんだろうか?

弱い者を、強いものが集団でいじめて、どこにいじめられる方にも 問題があるというのだろうか?

日本の受験戦争などで、ストレスの溜まった小中高学生は、

そのストレスを「いじめ」で発散するというけれど、

いくら「いじめ」を無くそうと努力しても、根本的なところから 直さなくては

どうしようもないんじゃないかな。

信用できない親、教師、友達の中で いじめを受けている者は、

どこに行けというんだ?

それなのに、進学のための受験に差しつかえるから、学校に復帰しなくては いけないと

不登校者に唱えるのは、間違いも大間違いだし、

学校ってそこまでいうほど、大事なものに思えない。

あたしがここでどうほざこうが、誰の胸にも届かないのだけど、

あたしは「いじめ」という日本の陰険な所がだいっきらいだ。

ふぅふぅ、熱くなってしまったぜ。




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