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LOTTERY


「クラピカ、レオリオ速く〜。3等が出てしまうだろ〜。」
「速く−、二人とも。」
 30メートルは離れたところから二人は呼んでいる。
 ココは4人が住んでいる町の商店街である。商店街と言ってもかなり大きいので見方によったら、
 1つの市街地にも見えてしまう。そのため人かとにかく多い。
「ったく、こっちは荷物があって大変なのによ−」
「こんだけ人が多かったら歩くだけでも一苦労だからな。」
「まったくだな。」とレオリオは言いながら両手いっぱいの荷物を持ちながら歩いている。買い物の荷物をほとんど彼が持っているのだ
 から大変なのは無理もない。『少し持とうか?』とクラピカが聞いたが『そんなやわじゃね−よ。』と言ったのだ。それで(小さい荷
 物はクラピカも持っているが)、荷物のほとんどをレオリオ1人で持っているのだ。

「なぁクラピカ、キルアが言っている3等の商品ってなんなんだ??」
 歩きながらレオリオはクラピカに聞いてみた。
「あぁ、『世界のチョコロボ君全セット』らしい。世界各国の限定物の詰め合わせといっていたが…」
「…まさかとは思うが、その景品欲しさに今日、買い物をしてたんじゃね−だろうな・・?」
「その通りだ。今日が抽選会最終日らしいからな。」
「じゃあこの荷物すべて…」
「察しがいいな、今日の買い物は全て抽選券をもらう為。ゴンとキルアがどうしても抽選で手に入れたいと言っているのでな。」
 レオリオの疑問にあっさり答えるクラピカ。
「!!」
「どうしたんだ、レオリオ?立ち止まって。やっぱり重いのか?」
「違〜う!!なんでそうあいつらには甘いんだ!?クラピカは!?」
「そ・・そうか・・・?」
「甘い!甘すぎる!俺のお願いは聞いてくれないのになんであいつらのは聞くんだ!??」
「お前の願いは恥ずかしいものばかりではないか!!(///)」
「手をつないで歩く事のどこが恥ずかしいんだ?」
「恥ずかしいものは恥ずかしいのだっ!!(///)」
 真っ赤になりながら言うクラピカにレオリオは顔がほころんだ。
「お前やっぱかわいいな〜」
「なっ…///どこがだっ..///」
「そういうところが♪」
 その言葉でクラピカは耳まで赤めてしまった。
 レオリオはクラピカのその姿でますます気分がよくなった。
「じゃあ今日は俺も願いを聞いてもらおう。」
「えっ…?」
「『ゴンとキルアがいる抽選会場まで手をつないで歩く。』っていう願いだ。こんな人ごみじゃあ誰も見てないから気にならないだ
 ろ?」
 と言うなりレオリオはクラピカの手をつないだ。
「…!誰もいいとは言ってないだろう!///」
「無言は肯定を意味するんだぜ♪」
「答える前につないだではないか!!」
「遅いんだよ答えのが」
『言うと同時につないだではないか!!』と言おうと思ったがあまりにもレオリオがうれしそうにしていたのでクラピカはあきらめてし
 まった。
「ゴンとキルアのいるところまでな…///」
「はいはい。」
 こうしてつないでみて改めてレオリオがそばにいる事をクラピカは改めて実感した。そしてそれがうれしかった。普段仕事と学校があ
  る2人には同じ家に住んでいながら言葉さえ交わす事さえ無い日があったのだ。
(手をつなぎたかったのは私の方かもしれないな…)

「あ〜あ、遅いと思ったら、いちゃついているよ。」
 キルアはそういうなりゴンにさっき買ったチョコロボ君を『食べる?』といいながら袋を広げて手を入れやすくした。
そしてチョコロボ君をもらいながら、
「キルアよく見えるね〜。でも幸せそうだからいいんじゃないかな?」
「まっ、そりゃそうだ。それよりゴンわかっているな?」
「うん、大丈夫!参加賞が連続で出ている所に並ぶんだよね。」
 クラピカとレオリオが来る間に(いちゃついている間に)キルアはゴンに上位の商品を狙う人がよく使う(笑)極意をゴンに教えてい
  たのだ。
「出過ぎているところは注意しろよ。自分の前で3等がでたら終わりだからな。」
「う…うん、がんばる…」
 本当はそこまで欲しいとは思っていなかったが、いつになく真面目なキルアにゴンはがんばるしかなかった。
「ゴ〜ン、キルア〜」
 極意の再確認をしている時クラピカとレオリオが到着した。
「遅いよ、2人とも。先に誰かが3等出たらどうするの?」
「すまない。道が混んでたし、荷物が多かったから進みにくくてな。」
「悪りぃ、でもこれほとんどおまえらの抽選の為の荷物じゃね−か。」
「ははは〜そうだった、ごめんオッサン。」
「『おっさん』って言うな。そんなこと言っていいのかなキルア君?全部俺が抽選するぞ??」
「あっ、抽選券持っているからって卑怯だぞ!!」
「卑怯なもんか、今日の買い物全部俺に払わせやがって!」
「大人気ないぞ!レオリオ!」
「俺はまだ10代だっ!」
 2人の低レベルな戦いが始まった。それを見ながらクラピカとゴンは
「で、3等は後何本あるのだ?」
「まだ1本残っているから。なんとかなるよ。」
「そうか、でも早いに越した事はないな。」
「そうだね。」
「では、14枚あるから2人でやってくるか?」
 クラピカはそう言いながらレオリオが持っているはずの抽選券を数えながら言った。
「クラピカたちはしないの?抽選?」
「レオリオは知らないが、私は欲しいものがないしな。それに2人がやりたかったんだからやってくればいい。」
「ありがとう!クラピカ。俺がんばるよ!」
 ゴンはうれしそうにクラピカに言った。
 そして低レベルの戦いをしていたキルアに終戦をさせて、2人は抽選をするために例の極意を使って並んだ。
 そして――――
 カラン、カラン〜〜!!
『おめでとうございます〜!!』
「やった―――――っ!!」
 キルアが喜んで叫んだ。
「やったな。」「おめでとう!」「すご〜い」など周りの人たちが当選を祝ってくれた。
「すごいよ、キルア〜!」
 横で連続7連敗したゴンがうれしそうに言った。それを見ながらレオリオが、
「で、何等が当たったんだ?キルア?」
「いやよくわかんね〜、でも赤色はきっと3等だっ!!」
「でも、これそこの表をみると3等ではないぞ。」
 冷静な声でクラピカはそういった。
「えっ…ιι」
「はいこれは3等ではなくて『特賞』ですよvv」
 笑顔で答える係りの人。
 4人に沈黙。
「ちなみに『特賞』ってなんですか??」
 勇気を振り絞ってクラピカは聞いてみた。
「はい、1家族全員を南の島にご招待です。詳しい事はこちらに♪」
 説明を聞きながら4人は、希望していたものと全然違うものを手に入れてしまったのだ。

「残念だったね、キルア。また今度がんばろうよ。」
 ゴンが慰めようとするがキルアは答えない。
 気まずい雰囲気が出ていた。
 しかし、すっとキルアが立った。が、目は座っていた。
「キルアどうした?」
 恐る恐るレオリオは聞いてみた。
「まだ出ていないんだからチャンスはあるよな…?」
「えっ…(汗)」
「そう、チャンスはある。行こう!ゴン、クラピカ、レオリオ!」
『ってどこに−??』
 3人一斉に聞いた。
「買い物だ−!」
 そう言うなりキルアはまた買い物ツアーに出てしまった。

 その後何とかして3等を手に入れたのは2時間後の話だった。


fin



■□あとがき(と言う名の反省。)■□

これを書いたきっかけは抽選をした時に「キルアなら抽選の為なら何でもしそう...」と思ったからです。
キルアなら欲しいのもが当たるまで何回も挑戦しそうですものね〜。
そして挑戦と言う意味でいえばレオクラも挑戦でした(笑)
普段恋愛系は書かないのでどうすればいいのかさっぱりで時間が掛かりました。
でもまだまだ勉強不足です!がんばります。(><)
なんだかセリフがとにかく多いですが、小説です。(笑)

そうだ、せっかく文中で『特賞』を当てたんだから今度『旅行編』書いてもいいですか??
(無謀な人間。)


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