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孤愁期


雪に閉ざされた沈黙の森も
春にはさんざしの花   ざわめくのに
氷で覆われた私の心に
陽光の注がれる日が   来るだろうか

孤独の血が   たとえ今   冷たくても
愛に出逢えば   熱く赤く   流れるはず

命刻む   ああ   胸の音を
だれか   唇で聴いてくれたら

凍れる血の封印を解き放して
自由への空を熱く高く翔んでみたい

涙秘めて   ああ   翳るほほを
包む   温もりを   待ちたいけれど

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