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テキスト・アニメーション・アプレット Ver 2.7 の設定について


  • Copyright について

    Java のアプレットは Internet を通じて世界中に流れてゆきます。 場合によっては 誰が作成したのかわからなくなってしまう場合も有るでしょう。 そこで、Copyright をつける事で、制作元を明記するようにしました。 テキスト アニメーションを使用して頂く場合、Copyright の Value を常に
    "Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)"とする必要があります。 それ以外を指定した場合は一番始めに表示されるメッセージは

    "Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)" が表示されます。

    Param nameValue 例 Value Type 機能 & 目的
    Copyright"Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)"String Copyright です


  • メッセージについて

    テキストアニメーションされるテキストを指定します。
    メッセージを複数表示したい場合は MessageFile を 使います。 また、メッセージの中に複数のイメージを入れる事も可能です。

    Param nameValue 例 Value Type 機能 & 目的
    Message"Hello !!"String 一番始めに表示されるメッセージです。


  • 色指定について

    色は HEX(16進数)で6文字からなり、その6文字で光の三原色である、 赤、緑、青を指定します。

    00 が一番暗く FF が一番明るい状態となります。

    Value説明見た目
    FF0000初めの2文字をFFでそれ以外は00として赤い色にする
    00FF00真ん中の2文字は緑です。そこをFFとして、緑いろとします
    0000FF最後の2文字は青です。そこをFFとすれば、青になります
    FFFFFF全てをFFにすれば白となります
    000000全てを00にすれば黒となります
    黄色FFFF00赤と、緑を混ぜると光の場合は、黄色となります。絵の具ではなりませんが
    マジェンダFF00FF紫に近い色になります
    シアン00FFFF水色に近い色になります
    ライトグレーC0C0C0明るい灰色になります
    グレー808080灰色になります
    ダークグレー404040くらい灰色になります
    ピンクFFA0A0ピンク色です

    実際の色は、モニターやビデオカードの性能で差が生じますのであらかじめご了承下さい。


  • メッセージの色指定について

    テキストアニメーションでは、1文字単位で、色の指定が可能ですが、その場合、6文字の16進数で 指定する必要が有ります。

    Colors は | で区切り、各文字に1つの色を、色指定について説明した 書式で指定します。

    メッセージの長さが仮に5文字だとした場合、初めの一文字を赤、次を青と繰り返したい場合はこのようにします。

    <param name=Message value="Hello">
    <param name=Colors value="ff0000|0000ff|ff0000|0000ff|ff0000|" >

    このように表示されます
    Hello

    また、メッセージが長い場合など、一文字づつ指定するのが面倒な場合は DefalutColor を使います。

    例えば、メッセージが 19文字があり、初めの1文字だけ赤で、後は全部同じ黄色にする場合は次のようにします

    <param name=Message value="Happy Father's Day">
    <param name=Colors value="ff0000|" >
    <param name=DefalutColor value="FFFF00" >

    このように表示されます
    Happy Father's Day

    文字の数にはスペースも含まれますのでご注意下さい。

    応用例です
    <param name=Message value="My Home Page">
    <param name=Colors value="ff0000|0000ff|000000|ff0000|0000ff|0000ff|0000ff|000000|ff0000|0000ff|0000ff|0000ff|" >

    このように表示されます
    My Home Page


  • フォント指定について

    テキスト アニメーションでは、フォントを指定する事が出来ます。

    Param nameValue 例 Value Type 機能 & 目的
    FontName"TimesRoman"String使用する Font
    FontSize40 Integer使用する Fontの大きさ
    FontStyle0 Integer使用する Fontのスタイル

    フォントのスタイルです

    FontStyleValue説明
    PLAIN 0プレーンなフォントのスタイルです
    BOLD1太字です
    ITALIC2イタリックスタイルです
    BOLD+ITALIC3太字のイタリックです


  • バックグラウンドについて

    テキスト アニメーションでは、バックグラウンドの色を変えたり、アニメーション などを表示する事が出来ます。

    Param nameValue 例 Value Type 機能 & 目的
    BackColor"aaaaff" Stringアプレットのバックの
    BackGroundAction 3 Integer0から3までの数値です
    BackGroundDotColor"ffffff" String中でちらちら動くドットの
    BackGroundDotNum 50 Integer1以上の整数で、中でちらちら動くドットの数
    BackGroundSpeed 3 Integer1以上の整数で、中でちらちら動くドットのスピード
    BackGroundImage "image0.gif" Stringバックグラウンドで表示するイメージの指定 (参8)

    BackGroundActionはバックグラウンドで、アニメーションを行うための物です。

    現在は3種類の効果を表現可能です。
    以下に現在定義されている BackGroundAction を示します。

    BackGroundActionアクション内容
    0何もしません(デフォルト)
    1雪のようにひらひら動きます
    2雨のように上下に動きます
    3流れる星のように左右に動きます

    雪の例

    Param NameValue説明
    BackGroundAction1ひらひら動く雪にします
    BackGroundDotColor"ffffff"動くもの色を白とします
    BackGroundDotNum5050個程度にしておきます
    BackGroundSpeed3ゆらゆら程度にしておきます

    桜吹雪のイメージ例

    Param NameValue説明
    BackGroundAction1ひらひら動く
    BackGroundDotColor"aa4444"花びらのいろ?
    BackGroundDotNum4040個程度にしておきます
    BackGroundSpeed3ゆらゆら程度にしておきます
    動く物の色と、BackColorをうまく調整すると良いでしょう。

    雨の例

    Param NameValue説明
    BackGroundAction2上下に動く雨モードにします
    BackGroundDotColor"ffffff"動くもの色を白とします
    BackGroundDotNum5050個程度にしておきます
    BackGroundSpeed15ザーザーぶりにします。

    BackGroundSpeed の数値をマイナスにすると、したから上に移動します。

    星の流れの例

    Param NameValue説明
    BackGroundAction3左右にに動く流れる星モードにします
    BackGroundDotColor"ffffff"星の色を白とします
    BackGroundDotNum5050個程度にしておきます
    BackGroundSpeed3宇宙船に乗ったような気分のスピード?。

    BackGroundSpeed の数値をマイナスにすると、右から左に移動します。

    これらは、ほんの例に過ぎません、皆さんいろいろお試しになってください。


  • バックグラウンド イメージについて

    テキストアニメーション Ver 2.6 以降からはバックグラウンドにイメージを表示する事が 可能になりました。

    Param nameValue 例 追加パラメーター 機能 & 目的
    BackGroundImage "image0.gif" 無し中央にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,0" 1つの数値左上にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,1" 1つの数値左中央にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,2" 1つの数値左下にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,3" 1つの数値中央上にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,4" 1つの数値中心にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,5" 1つの数値中央下にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,6" 1つの数値右上にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,7" 1つの数値右中央にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,8" 1つの数値右下にイメージを表示
    BackGroundImage "image0.gif,9" 1つの数値バックグラウンドの大きさに拡大して表示
    BackGroundImage "image0.gif,10" 1つの数値バックグラウンドにタイルのように敷き詰めるようにして表示(全体の作動がそこくなる場合が有ります)
    BackGroundImage "image0.gif,23,33" 2つの数値左上を原点0,0 として直接位置指定
    BackGroundImage "image0.gif,0,0,40,40"4つの数値左上を原点0,0 として直接位置指定し、なおかつ拡大・縮小される大きさを指定

    バックグラウンドで表示するイメージに"," を使い、追加のパラメーターを与える事で、バックグラウンドの表示の方法を 指定できます。

    10 のタイルのように敷き詰める場合、イメージが小さいのを沢山敷き詰める場合、現状では著しくスピードが 低下します。

    惑星をバックにして、流れる星などを作ると雰囲気が出るでしょう。


  • メッセージファイルについて

    Message は HTML の中に直接指定しますが、多くのメッセージを表示したい場合はメッセージファイルを使用します。

    MessageFile というパラメーターを指定して、そこに指定してあるファイルが存在する時にこの機能は作動するように デザインされています。

    MessageFile はTextファイルで、class が置いてあるところと同じディレクトリに置いておく必要が有ります。

    Param NameValue説明
    MessageFile"Message.txt"メッセージファイル名を指定します


  • メッセージ ファイル フォーマットについて

    1行目には、半角数字で、メッセージの数を示します。
    2行目には、メッセージを指定します。なお今後 メッセージ行と呼びます。
    3行目には、参2と同じフォーマットで、2行目で指定した文字に対しての色を指定します、なお今後 色指定行と呼びます
    4行目には、そのメッセージの移動方法を示します,なお今後 アクション指定行と呼びます。 
    5行目以降は、2、3、4行目と同じ内容を繰り返します。
    

    注意
    プログラムを小さくするためにファイルの構造などに矛盾があったりした場合 などの処理はありませんので、メッセージファイルを作成する場合は気を付けてください。
    メッセージファイルを class と同じ所に置いてください。

    5                    ←  表示するメッセージの数
    Message1             ←  初めのメッセージ (メッセージ行)
    0000|ff00ff|00ff00|  ←  一つ前の行に対応した各文字に対応する色 (色指定行)
    <<,VV                ←  そのメッセージの移動方法を示します (アクション指定行)
    Message2
    0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|
    >>,^^
    Message3
    0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|
    <>,<>
    Message4
    0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|
    <>,<>
    Message5
    0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|
    --
    


  • アクションについて

    波文字,流れ文字、くるり文字では、により使用できないアクションが有ります。

    登場の方法 (5種類)
    記号アクション内容波文字くるり文字流れ文字
    --何もせず、パッとでてきますYesYesYes
    <<右から左へ文字が流れて出てきますYesNoNo
    >>左から右へ文字が流れて出てきますYesNoNo
    ^^下から上に出てきますYesYesYes
    VV上から下に出てきますYesYesYes

    消える方法 (6種類)
    記号アクション内容波文字くるり文字流れ文字
    --何もせず、パッと切り替えます(デフォルト)YesYesYes
    <<左に文字が流れていきますYesYesNo
    >>右に文字が流れていきますYesYesNo
    <>半分から左右に流れていきますYesYesNo
    ^^下から上に出てきますNoNoYes
    VV上から下に出てきますNoNoYes


  • メッセージの中にイメージを入れる方法について

    Version 2.5 から、Image を波文字の中に入れる事が可能になりました。
    透明 GIF など入れる事が可能ですので、日本語でメッセージを作る事も可能です。
    ただし、多量の Image を入れると Image の Down Load に時間が必要ですので注意してください。

    また、Message のフォーマットを拡張しましたので、いま既に有るメッセージなど 影響があるかもしれませんので注意してください。

    Message フォーマットを拡張

    $をコントロールキャラクタに使用しています。

    例えば、 Message が "$0 Jin Sato's Home Page" と $ の次に数字が来た場合、そこには image0 が表示される事になります。
    また $ を表示したい場合は $$ とします。

    image0 とは ImageFiles で指定されている Image の番号で、ImageFiles の中で | を 使い複数指定する事が出来ます。

    サンプルとして、image0.gif, image1.gif を使って説明してみましょう。
    Image File名見た目メッセージで使う場合の記号
    image0.gif$0
    image1.gif$1

    シンプルな例

    <param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif ">
    <param name=Message value="Jin Sato's Home Page $0">

    上記の例では image0.gif$0 に対応して見た目は次のようになります。

    Jin Sato's Home Page

    同じImageを複数回使う例

    <param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif ">
    <param name=Message value="$0-A-$0-B-$0">

    上記の例では image0.gif$0 に対応し、複数使用して、見た目は次のようになります。

    -A--B-
    Message"$0-A-$0-B-$0" とすれば、image0.gif が表示され、そして 文字"-A-" が表示され、さらに image0.gifが表示され、次に文字 "-B-" が表示され 最後にもう一度 image0.gifが表示されます。

    複数のImage を複数回使う例

    <param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif ">
    <param name=Message value="$0$1$0$1$0$1">

    上記の例では image0.gif$0 に対応し、 image1.gif$1 に対応し、 複数使用して複数回表示しますと見た目は次のようになります。

    Message"$0$1$0$1$0$1" とすれば、image0.gif,image1.gif が交互に3度表示されます。

    補足

  • メッセージファイルで説明した MessageFile のメッセージ行 でも同じように指定できます。
  • 色指定行で、Image に対しても、色は出ませんが色を指定しなければなりません。
  • ImageFiles で指定するファイル名は、image0 や image1 のような名前にする必要は有りません。 例えば Hello.gif や Oh_my_god.gif でも大丈夫です。
  • $0 と $00 では同じ意味になります。
  • $123 などと実際に ImageFiles に無いイメージ を指定した場合のイメージは表示されません。

  • Message の中で、Image をアニメーションする (Ver 2.7より)

    $( n,n,n,n,n ... ) フォーマットの追加

    $をコントロールキャラクタに使用して、イメージをメッセージの中に入れる 事が可能になりましたが、Ver 2.7 より、そのイメージを切り替えることにより アニメーションを可能になりました。

    例えば、 Message が "Jin Sato's Home Page $(0,1,2,3,4) Test" と '$' の次に '(' が来た場合、'(' と ')' の範囲にある、数字がイメージの 番号になります。

    上記の例では、0,1,2,3,4 と繰り返し表示されます。

    下記の例のように定義しますと。
    <param name=ImageFiles value="f0.gif | f1.gif | f2.gif| f3.gif| f4.gif| f5.gif ">
    <param name=Message value="This is $(0,1,2,3,4,5) Test">
    イメージが、f0.gif は初めに表示され、次に表示される時は f1.gif が表示されます。

    アニメーションのスピード調節

    <param name=ImageFiles value="f0.gif | f1.gif | f2.gif| f3.gif| f4.gif| f5.gif ">
    <param name=Message value="This is $(0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5) Test">

    上記の例では、$() の中で、0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6 のように同じ番号を 2度使う事で、各イメージを2度表示する頃でスピードの調整が可能です。

    Image の注意点

  • Message を早く表示するために、Image は 違うタスクを利用して、Donw Load されますが テキストアニメーションを表示する時にまだ、Image の Donw Load が終了していない場合は先に Image を抜かして Message が表示されるようになっています。
  • MessageFile を使う場合、始めの方に Image を表示するよりも、 最後の方に Image を 入れた方が効果的です。

  • その他のパラメーターについて

    表示するスピードや、メッセージファイルをしていた場合の、メッセージの表示時間を指定します。

    スピードに関しては、バックグラウンドのアニメーションや、バックグラウンドのイメージの有り無し、 や、マシンの性能により差がありますので、あくまでも目あすとしてお考え下さい。

    また、表示時間においても、スピードと同じように、あくまでも目安です。

    Param nameValue 例 Value Type 機能 & 目的
    Speed100 Integer1以上の整数で、大きくなるほど遅くなる
    DisplayTime140 Integer1以上の整数で、大きくなるほど1つのメッセージを長く表示しています。


  • Copyright  Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato/)
               jinsato@magi.com
    
               ta-basic.html Ver 1.0