Java のアプレットは Internet を通じて世界中に流れてゆきます。 場合によっては
誰が作成したのかわからなくなってしまう場合も有るでしょう。
そこで、Copyright をつける事で、制作元を明記するようにしました。
テキスト アニメーションを使用して頂く場合、Copyright の Value を常に
"Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)"とする必要があります。
それ以外を指定した場合は一番始めに表示されるメッセージは
"Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)" が表示されます。
Param name | Value 例 | Value Type | 機能 & 目的 |
Copyright | "Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato)" | String | Copyright です |
テキストアニメーションされるテキストを指定します。
メッセージを複数表示したい場合は MessageFile を
使います。 また、メッセージの中に複数のイメージを入れる事も可能です。
Param name | Value 例 | Value Type | 機能 & 目的 |
Message | "Hello !!" | String | 一番始めに表示されるメッセージです。 |
色は HEX(16進数)で6文字からなり、その6文字で光の三原色である、 赤、緑、青を指定します。
00 が一番暗く FF が一番明るい状態となります。
色 | Value | 説明 | 見た目 |
赤 | FF0000 | 初めの2文字をFFでそれ以外は00として赤い色にする | ★ |
緑 | 00FF00 | 真ん中の2文字は緑です。そこをFFとして、緑いろとします | ★ |
青 | 0000FF | 最後の2文字は青です。そこをFFとすれば、青になります | ★ |
白 | FFFFFF | 全てをFFにすれば白となります | ★ |
黒 | 000000 | 全てを00にすれば黒となります | ★ |
黄色 | FFFF00 | 赤と、緑を混ぜると光の場合は、黄色となります。絵の具ではなりませんが | ★ |
マジェンダ | FF00FF | 紫に近い色になります | ★ |
シアン | 00FFFF | 水色に近い色になります | ★ |
ライトグレー | C0C0C0 | 明るい灰色になります | ★ |
グレー | 808080 | 灰色になります | ★ |
ダークグレー | 404040 | くらい灰色になります | ★ |
ピンク | FFA0A0 | ピンク色です | ★ |
実際の色は、モニターやビデオカードの性能で差が生じますのであらかじめご了承下さい。
Colors は | で区切り、各文字に1つの色を、色指定について説明した 書式で指定します。
メッセージの長さが仮に5文字だとした場合、初めの一文字を赤、次を青と繰り返したい場合はこのようにします。
<param name=Message value="Hello"> <param name=Colors value="ff0000|0000ff|ff0000|0000ff|ff0000|" > |
このように表示されます
Hello |
また、メッセージが長い場合など、一文字づつ指定するのが面倒な場合は DefalutColor を使います。
例えば、メッセージが 19文字があり、初めの1文字だけ赤で、後は全部同じ黄色にする場合は次のようにします
<param name=Message value="Happy Father's Day"> <param name=Colors value="ff0000|" > <param name=DefalutColor value="FFFF00" > |
このように表示されます
Happy Father's Day |
文字の数にはスペースも含まれますのでご注意下さい。
応用例です
<param name=Message value="My Home Page"> <param name=Colors value="ff0000|0000ff|000000|ff0000|0000ff|0000ff|0000ff|000000|ff0000|0000ff|0000ff|0000ff|" > |
このように表示されます
My Home Page |
テキスト アニメーションでは、フォントを指定する事が出来ます。
Param name | Value 例 | Value Type | 機能 & 目的 |
FontName | "TimesRoman" | String | 使用する Font |
FontSize | 40 | Integer | 使用する Fontの大きさ |
FontStyle | 0 | Integer | 使用する Fontのスタイル |
フォントのスタイルです
FontStyle | Value | 説明 |
PLAIN | 0 | プレーンなフォントのスタイルです |
BOLD | 1 | 太字です |
ITALIC | 2 | イタリックスタイルです |
BOLD+ITALIC | 3 | 太字のイタリックです |
テキスト アニメーションでは、バックグラウンドの色を変えたり、アニメーション などを表示する事が出来ます。
Param name | Value 例 | Value Type | 機能 & 目的 |
BackColor | "aaaaff" | String | アプレットのバックの色 |
BackGroundAction | 3 | Integer | 0から3までの数値です |
BackGroundDotColor | "ffffff" | String | 中でちらちら動くドットの色 |
BackGroundDotNum | 50 | Integer | 1以上の整数で、中でちらちら動くドットの数 |
BackGroundSpeed | 3 | Integer | 1以上の整数で、中でちらちら動くドットのスピード |
BackGroundImage | "image0.gif" | String | バックグラウンドで表示するイメージの指定 (参8) |
BackGroundActionはバックグラウンドで、アニメーションを行うための物です。
現在は3種類の効果を表現可能です。
以下に現在定義されている BackGroundAction を示します。
BackGroundAction | アクション内容 |
0 | 何もしません(デフォルト) |
1 | 雪のようにひらひら動きます |
2 | 雨のように上下に動きます |
3 | 流れる星のように左右に動きます |
Param Name | Value | 説明 |
BackGroundAction | 1 | ひらひら動く雪にします |
BackGroundDotColor | "ffffff" | 動くもの色を白とします |
BackGroundDotNum | 50 | 50個程度にしておきます |
BackGroundSpeed | 3 | ゆらゆら程度にしておきます |
Param Name | Value | 説明 |
BackGroundAction | 1 | ひらひら動く |
BackGroundDotColor | "aa4444" | 花びらのいろ? |
BackGroundDotNum | 40 | 40個程度にしておきます |
BackGroundSpeed | 3 | ゆらゆら程度にしておきます |
Param Name | Value | 説明 |
BackGroundAction | 2 | 上下に動く雨モードにします |
BackGroundDotColor | "ffffff" | 動くもの色を白とします |
BackGroundDotNum | 50 | 50個程度にしておきます |
BackGroundSpeed | 15 | ザーザーぶりにします。 |
BackGroundSpeed の数値をマイナスにすると、したから上に移動します。
Param Name | Value | 説明 |
BackGroundAction | 3 | 左右にに動く流れる星モードにします |
BackGroundDotColor | "ffffff" | 星の色を白とします |
BackGroundDotNum | 50 | 50個程度にしておきます |
BackGroundSpeed | 3 | 宇宙船に乗ったような気分のスピード?。 |
BackGroundSpeed の数値をマイナスにすると、右から左に移動します。
Param name | Value 例 | 追加パラメーター | 機能 & 目的 |
BackGroundImage | "image0.gif" | 無し | 中央にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,0" | 1つの数値 | 左上にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,1" | 1つの数値 | 左中央にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,2" | 1つの数値 | 左下にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,3" | 1つの数値 | 中央上にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,4" | 1つの数値 | 中心にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,5" | 1つの数値 | 中央下にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,6" | 1つの数値 | 右上にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,7" | 1つの数値 | 右中央にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,8" | 1つの数値 | 右下にイメージを表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,9" | 1つの数値 | バックグラウンドの大きさに拡大して表示 |
BackGroundImage | "image0.gif,10" | 1つの数値 | バックグラウンドにタイルのように敷き詰めるようにして表示(全体の作動がそこくなる場合が有ります) |
BackGroundImage | "image0.gif,23,33" | 2つの数値 | 左上を原点0,0 として直接位置指定 |
BackGroundImage | "image0.gif,0,0,40,40" | 4つの数値 | 左上を原点0,0 として直接位置指定し、なおかつ拡大・縮小される大きさを指定 |
バックグラウンドで表示するイメージに"," を使い、追加のパラメーターを与える事で、バックグラウンドの表示の方法を 指定できます。
10 のタイルのように敷き詰める場合、イメージが小さいのを沢山敷き詰める場合、現状では著しくスピードが 低下します。
惑星をバックにして、流れる星などを作ると雰囲気が出るでしょう。
Message は HTML の中に直接指定しますが、多くのメッセージを表示したい場合はメッセージファイルを使用します。
MessageFile というパラメーターを指定して、そこに指定してあるファイルが存在する時にこの機能は作動するように デザインされています。
MessageFile はTextファイルで、class が置いてあるところと同じディレクトリに置いておく必要が有ります。
Param Name | Value | 説明 |
MessageFile | "Message.txt" | メッセージファイル名を指定します |
1行目には、半角数字で、メッセージの数を示します。 2行目には、メッセージを指定します。なお今後 メッセージ行と呼びます。 3行目には、参2と同じフォーマットで、2行目で指定した文字に対しての色を指定します、なお今後 色指定行と呼びます 4行目には、そのメッセージの移動方法を示します,なお今後 アクション指定行と呼びます。 5行目以降は、2、3、4行目と同じ内容を繰り返します。
注意
プログラムを小さくするためにファイルの構造などに矛盾があったりした場合
などの処理はありませんので、メッセージファイルを作成する場合は気を付けてください。
メッセージファイルを class と同じ所に置いてください。
5 ← 表示するメッセージの数 Message1 ← 初めのメッセージ (メッセージ行) 0000|ff00ff|00ff00| ← 一つ前の行に対応した各文字に対応する色 (色指定行) <<,VV ← そのメッセージの移動方法を示します (アクション指定行) Message2 0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00| >>,^^ Message3 0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00| <>,<> Message4 0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00| <>,<> Message5 0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00|0000|ff00ff|00ff00| -- |
波文字,流れ文字、くるり文字では、により使用できないアクションが有ります。
登場の方法 (5種類)
記号 | アクション内容 | 波文字 | くるり文字 | 流れ文字 |
-- | 何もせず、パッとでてきます | Yes | Yes | Yes |
<< | 右から左へ文字が流れて出てきます | Yes | No | No |
>> | 左から右へ文字が流れて出てきます | Yes | No | No |
^^ | 下から上に出てきます | Yes | Yes | Yes |
VV | 上から下に出てきます | Yes | Yes | Yes |
消える方法 (6種類)
記号 | アクション内容 | 波文字 | くるり文字 | 流れ文字 |
-- | 何もせず、パッと切り替えます(デフォルト) | Yes | Yes | Yes |
<< | 左に文字が流れていきます | Yes | Yes | No |
>> | 右に文字が流れていきます | Yes | Yes | No |
<> | 半分から左右に流れていきます | Yes | Yes | No |
^^ | 下から上に出てきます | No | No | Yes |
VV | 上から下に出てきます | No | No | Yes |
また、Message のフォーマットを拡張しましたので、いま既に有るメッセージなど 影響があるかもしれませんので注意してください。
$をコントロールキャラクタに使用しています。
例えば、 Message が "$0 Jin Sato's Home Page"
と $ の次に数字が来た場合、そこには image0 が表示される事になります。
また $ を表示したい場合は $$ とします。
image0 とは ImageFiles で指定されている Image の番号で、ImageFiles の中で | を 使い複数指定する事が出来ます。
サンプルとして、image0.gif, image1.gif を使って説明してみましょう。
Image File名 | 見た目 | メッセージで使う場合の記号 |
image0.gif | $0 | |
image1.gif | $1 |
<param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif "> <param name=Message value="Jin Sato's Home Page $0"> |
上記の例では image0.gif が $0 に対応して見た目は次のようになります。
Jin Sato's Home Page |
<param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif "> <param name=Message value="$0-A-$0-B-$0"> |
上記の例では image0.gif が $0 に対応し、複数使用して、見た目は次のようになります。
-A--B- |
<param name=ImageFiles value="image0.gif | image1.gif "> <param name=Message value="$0$1$0$1$0$1"> |
上記の例では image0.gif が $0 に対応し、 image1.gif が $1 に対応し、 複数使用して複数回表示しますと見た目は次のようになります。
Message が "$0$1$0$1$0$1" とすれば、image0.gif,image1.gif が交互に3度表示されます。
$をコントロールキャラクタに使用して、イメージをメッセージの中に入れる 事が可能になりましたが、Ver 2.7 より、そのイメージを切り替えることにより アニメーションを可能になりました。
例えば、 Message が "Jin Sato's Home Page $(0,1,2,3,4) Test" と '$' の次に '(' が来た場合、'(' と ')' の範囲にある、数字がイメージの 番号になります。
上記の例では、0,1,2,3,4 と繰り返し表示されます。
下記の例のように定義しますと。
<param name=ImageFiles value="f0.gif | f1.gif | f2.gif| f3.gif| f4.gif| f5.gif "> <param name=Message value="This is $(0,1,2,3,4,5) Test"> |
<param name=ImageFiles value="f0.gif | f1.gif | f2.gif| f3.gif| f4.gif| f5.gif "> <param name=Message value="This is $(0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5) Test"> |
上記の例では、$() の中で、0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6 のように同じ番号を 2度使う事で、各イメージを2度表示する頃でスピードの調整が可能です。
表示するスピードや、メッセージファイルをしていた場合の、メッセージの表示時間を指定します。
スピードに関しては、バックグラウンドのアニメーションや、バックグラウンドのイメージの有り無し、 や、マシンの性能により差がありますので、あくまでも目あすとしてお考え下さい。
また、表示時間においても、スピードと同じように、あくまでも目安です。
Param name | Value 例 | Value Type | 機能 & 目的 |
Speed | 100 | Integer | 1以上の整数で、大きくなるほど遅くなる |
DisplayTime | 140 | Integer | 1以上の整数で、大きくなるほど1つのメッセージを長く表示しています。 |
Copyright Jin Sato (http://www.magi.com/~jinsato/) jinsato@magi.com ta-basic.html Ver 1.0