ICCF Email Playing Rules 簡略版 (version 2/7/01) (以下のほとんどは郵便戦との差異点のみ。《》内は注。) ●Eメールの通信が30日間不可能になった場合は、理由にかかわらず、リタイアしたものとして扱われる。 ●「手」の表記は、国際数字式あるいは、ゲームをする2人が互いに合意した表記で。 ●「手」の送信中には(受信日、送信日、消費日数計ほか、郵便戦で書かねばならないもののほかに)1手目からのすべての手と、送り手の名前とEメール・アドレスを書かねばならない。 ●送信日と受信日との差は1日まで。《たとえば、2月5日送信の手は、遅くとも2月6日に受け取らねばならない。都合で2月7日以降に受け取った場合は、6日に受け取ったものとして扱わねばならない。》 ●相手が上記の差を2日以上とした場合は、TD(トーナメント・ディレクター)にコントロールを求めてよい。 ●14日以内に相手からの返事がない場合は、再信する。その際、コピーをTDにも送る。また、この再信に対する返事を送る場合も、コピーをTDに送る。 《相手に再信を送る際に、宛先の下のccの欄にTDのアドレスを書けば、相手に再信が届き、同時にTDに再信のコピーが届きます。TDへのメールを別作成するのではなく、必ずこの方法を用いてください。》 ●40日間手の送信なきゲームは、それについてTDに連絡しない者の負けとなる。 ●TDの質問に答えない者は、トーナメントからリタイアしたとみなされることがありうる(TDはそのように扱ってよい)。 ●アドレスが変わった場合はTDと対戦相手全員に知らせること。 ●対戦者間で意見の相違が生じた場合はただちにTDに知らせねばならない。 ●ハードウェアやソフトウェアの重大なトラブルが生じた場合は、ただちにTDと対戦相手全員に知らせなければならない。 ●持ち時間は10手60日。 ●このタイム・リミットは1回超過で、負け。 ●休暇は1暦年ごとに30日取ってよい。 ●休暇を取る場合は、対戦者全員とTDに、前もって知らせねばならない。 ●ゲーム終了後、プレイヤーは両者ともTDに棋譜を送ること。