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フランス 3月14日〜17日

3月15日

 今日はフランス二日目。昨日パリ市内の代表的な場所へバスで行ったので、大体の方向感覚と距離感覚がつかめた。今日はパリならではの"美術館めぐり"をする。まず始めにホテルから地下鉄でピカソ美術館に向かう。パリで美術館めぐりをする人にお勧めなのがカルト・ミュゼと呼ばれるフリーパス。1日、3日、5日の3種類がある。僕はピカソ博物館で一日パスを購入。ピカソ博物館にはもちろんたくさんのピカソの作品に加え、セザンヌ、ヘンリ・マティスらの作品のいくつか展示してある。やっぱりピカソの作品は刺激的。
 ピカソ博物館からは徒歩でシテ島へ向かった。シテ島はセーヌ川の真ん中にある小さな島だ。ここには有名なノートルダム大聖堂(写真)がある。やはりカトリック教国フランスだけあってすばらしい建物だ。怪物の形をした雨どいなどにも注目。表側は壮麗。また裏側も結構きれい。ここで写真を撮っていたら若い日本人カップルに写真を撮ってと頼まれた。
 シテ島を後にし、ルーヴル美術館へ向かった。ここもカルト・ミュゼを使って入場。さすがルーヴル美術館、でかい。informationでマップをもらって計画を練るが、とても見切れないことを悟る。美術館・博物館で初めての負けを喫する。いままで、アメリカのメトロポリタン美術館・スミソニアンの博物館/美術館群・シカゴ美術館、台湾の故宮博物館、イギリスの大英博物館などへ行ったことがあるが、ルーヴルのでかさにもちょっと驚き。METよりでかいような気がする。それでも頑張って歩き、モナリザ・ミロのヴィーナス・ハンムラビ法典・サモトラケのニケなどを見る。こういうときには、高校時代に理系クラスであったにもかかわらず世界史を選択して良かったと思う。
 このようにしてルーヴル美術館にいた2時間はあっという間に過ぎた。今日はせっかくカルト・ミュゼを買ったので、できるだけたくさんのところへ行ってみたい。ルーヴルはいつかまた機会があったら残りを見てみたい。ルーヴル美術館のあるセーヌ川右岸を後にし、ここからは左岸側へ移動。こちらも有名なオルセー美術館へ行った。こちらはルーヴルほど広くない。そのため入場するために10分ぐらい並んだ。ヨーロッパの美術館・博物館で並んだのはここと、ヴァティカン美術館のみ。他はでかいから並ぶ必要がない。  セーヌ川左岸では、他にロダン美術館、アンヴァリッドに行った。ロダンは考える人など有名な彫刻を見ることが出来る。アンヴァリッドのドーム教会にはナポレオンの墓がある。棺おけがものすごく大きい。
 最後は、シャンゼリゼ通りをコンコルド広場から凱旋門(写真)へ向かって歩いた。シャンゼリゼ通りには有名なお店がたくさん。凱旋門ではカルト・ミュゼを使って一番上まで登ってみた。エレベーターが使えなくて、500段以上の階段をやっとのことで登る。凱旋門は、結構高くてパリ中が見渡せる。エッフェル塔に登るのもいいけど、凱旋門からの景色もなかなかおすすめ。
 帰りはオペラ座の前まで歩く。それにしても今日はよく歩いた。今日一日だけで約17kmも歩いた。でもそのおかげでパリの雰囲気をじっくり感じることが出来たよ。

3月16日

 今日はヴェルサイユ宮殿まで電車で行く予定。結構遠いし、メトロ以外に乗るのは今回が初めてでちょっと緊張する。メトロのアンヴァリッド駅で乗り換えようとするが、やっぱりわからない。でもこの駅にはヴェルサイユ宮殿まで行く観光客が多いので大丈夫。英語のガイドブックを持っている英国人風の人についていかせてもらった。ちなみにフランスでは英語が通じないところって結構ある。
 ヴェルサイユ宮殿にはAM10:00に到着。カルト・ミュゼで入場。でも気づいたけどこれって昨日しか使えないんだった。入り口の人がちゃんと見てくれなかったので入場できちゃったけど。
 入り口は行ってすぐ、日本語のガイドツアーに遭遇。静かに合流。それぞれの部屋の説明。また当時のいろいろな逸話を交えてガイドしてくれるので、楽しめた。ここでツアーに参加しない人はガイドブックを必ず持ってきたほうがいいかも。マリー・アントワネット、ルイ14世・16世などの当時の貴族の生活ぶりをイメージしながら歩き回ると、ずっと楽しめると思います。


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