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イギリス 3月12〜14日

3月12日

 3月12日、ヨーロッパへ向け成田空港を出発する。この旅は初めて友達と行く海外旅行。旅ページの冒頭で『一人旅は...』というようなことを書いたが、やはり友達との旅行も経験してみないと、一人旅を論じることは出来ないような気がする。初めてのヨーロッパ、そして初めての友達との旅行。出発早々気づいたのは、飛行機の中で話をする友達がいること。いつもはガイドブックをみて旅行の計画を練ったり、なにか文章を書いたり考え事をして、飛行機の旅を過ごしている。今回同行した友達はアメリカから日本に帰国してからずっと会ってなかった友達なので、ほとんど2年間話していないことになる。そのためか話は尽きない。時間の流れがすごく早く感じた。一緒に旅に行くような友達がいることって、うれしいことだよね。

3月13日

 今日は一日中ロンドン観光の予定。バスで移動し、ロンドン塔、ビック・ベン(Big Ben,写真)、バッキンガム宮殿を駆け足で見て回る。イギリスはかつて世界の多くを植民地にしていた時代がある。そのころに建てた建物を見ていると、当時のイギリスの勢いが感じられる。バッキンガム宮殿は『三銃士』で何度も出てくるところ。なぜか懐かしさを感じてしまう。名前だけしか知らないんだけどね。聞くところによると宮殿の屋根にイギリスの国旗じゃないほうの旗がはためいていれば、エリザベス女王が宮殿内にいらっしゃるそうだ。でも今日はいない。有名な衛兵交代式は一日おきに行われるそうだ。残念だけど今日はお休み。
 ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)付近でバスを降り、ここからは歩きで移動する。とりあえずは中華街へ向かい、昼食をとる。中華料理大好きだから、どこへ行っても中華街へ足が自然と向かってしまう。昼食後はまっすぐ大英博物館を目指す。すごいでっかいって、みんなに言われるから楽しみ。
 大英博物館(British Museum)の入場料は無料。まあ、寄付(donation)の入れ物があるくらい。さすがにガイドはくれない。地図がないととても全貌がつかめないので、ガイド(Visit Guide)を購入。地図のほかにも見どころが書いてあるので、効率よく回りたい人や見たいものがある人にはおすすめ。僕の狙いはやっぱりロゼッタ。ストーン(The Rosetta Stone)。真っ先にロゼッタ・ストーンを見に行く。古代文明に思いをはせる瞬間。他にもエジプトのミイラやLYKIAの神殿など盛りだくさん。
 次に南下してナショナル・ギャラリー(National Gallery)へ行く。僕の友達の中に、ロンドンのナショナル・ギャラリーの話をしてくれた人が今までいなかったのであまり重要視してなかった。でもなかなかいい作品をたくさん持っている。ミケランジェロ(Michelangelo)やレオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonald da Vinci)、ラファエロ(Raphael)など、そうそうたる作品群が並ぶ。圧巻だったのはレンブラント(Rembrant)の作品ばっかりの部屋があること。これだけレンブラントがそろうと、あの暗闇にぽっと見える雰囲気がしっかり感じられる。ここ、ナショナル・ギャラリーの向かいはトラファルガー広場(Trafalgar Square,写真)で、ネルソン提督像があったりしてすごく目立つ場所。それにしてもこの広場鳩がすごく多い。そしてロンドンの鳩って人懐っこい。スナック菓子やパンのかけらを持っていると鳩の大群が集まってくる。天空の城ラピュタって映画のワンシーンみたい。
 午後5時からは、ビッグ・ベンの隣にあるウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)のChoral Evensong on a weekendに参加。『地球の歩き方』によると、普通に入場すると、入場料として5ポンド必要らしい。でもこれは教会の行事なので当然入場料とかは取られないよ。途中で抜け出した日本人観光客がいたけど、ああいうのは失礼だから止めてほしいね。彼女、聖歌隊のすぐ近くを通って外へ出た。勇気は認めるが、ちょっと無作法が過ぎる。そんなこともあったけど、聖歌隊のコーラスがすごくきれいだった。


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