Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!

オーストラリア旅日記

2月27日

 2001年2月卒業論文を提出し、いよいよ東京工業大学を卒業する。卒業後は同大学大学院に進学する予定。4月までは春休みなので、いつも通り旅行することにした。今回の目的地は、オーストラリア。1999年にアメリカへ留学する以前には、オーストラリアへの留学も考えたことがあったっけ。当時オーストラリア大使館に行ったりと、情報収集をしたことを思い出す。
 そんなオーストラリアも実は今回が初めてだ。日本出発直前まで卒業論文研究があって、旅行の準備を全然してないから、ちょっと不安かな。2月26日夜成田空港を出発。翌日午前中にシドニーに到着した。国際線のチケットはいつも通りJALのマイレージを利用して入手したのでもちろん無料。オーストラリアへの入国にはETASという電子VISAが必要だが、これはパスポートのコピーをJALに送り取ってもらった。
 最初の目的地アリススプリングスまでの国内線は、JALPAKのオーストラリアの支部に電子メールを通じて予約してもらった。でもオーストラリアの国内線って結構高いんだよね。アメリカの国内線ってE-SAVER(?)とかあって結構安いのもあるから、オーストラリアの高価な国内線にはちょっと驚き。今回実はGreyhound Pioneer Australiaのバス、あるいは電車でアリス・スプリングスやエアーズ・ロックまで行くことも考えたんだよね。でも日程が合わなくて断念した。国内線はANSETT AUSTRALIA。シドニー国際空港(本当はちゃんとした名前があるらしい)で入国手続きを済ませた後、トランスファー・バスに乗りDomesticの空港へ移動。日本は冬だけど、南半球のオーストラリアは夏。やっぱり暑いね。移動しながら夏の服装に着替える。シドニーからの国内線はエアーズ・ロックへ到着。目的地はアリス・スプリングスなんだけど、ちょうど良い便がなくエアーズ・ロックを経由してアリス・スプリングスまで行くことになっている。エアーズ・ロックは近くで見ると迫力がある。数日後にはあれに登るんだよなあ、と思いながら眺めた。
 乗り換えまでには結構時間があった。忘れていたけどシドニーとエアーズ・ロックの時差があるんだよね。急がなきゃと思っていたけど実は余裕、というか暇。売店でクロワッサンとコーヒーを買い、昼食にする。暇な時間を利用して、おみやげ屋さんを物色。ぶらぶらと見て回るのは大好き。アボリジニー系の各種おみやげ、コアラやエアーズ・ロックの絵はがきは見ているだけで楽しい。アクセサリーについては、いいなと思うやつは値段が結構高く、安いやつはデザインがいまいち。注目すべきはぬいぐるみ。いろんな動物のがあるし、マグネットが入っているものもあったりと目を引くものが多い。
 気づいたけど、ここで目にした旅行者は、年配の欧米人夫婦や日本人風の若いカップル(たぶん新婚旅行とかだよね)が多い。みんな楽しそうに話している。バックパッカーはやっぱりバスや電車なのかな。
 そしていよいよアリス・スプリングスへ到着。空港には無料バスの迎えがきていた。今夜の宿はメランカ・バックパッカーズ、15ドル/日。ここはAustralian Tour Specialists(以下ATS)に頼んで予約してもらった。ATSは日本語で予約とかできるし、対応が早いので直前にいろいろお世話になった。メランカは一番市内に近く便利だそうだ。ちょっと市内のおみやげ屋さんを見たり、ぶらぶらした。軽い夕食を取り、インターネットができるところでメールをチェックした。
 その後部屋へ戻ると今夜のルームメイトのJun君と韓国人の青年、日本人の女の子が食べながら話をしていたので、仲間に入れてもらった。Jun君は僕よりひとつ年下で、自転車で一日200km走っちゃったりとすごい経験を持つ。オーストラリアにも詳しいのでいろいろ教えてもらった。
 しばらくするともう一人のルームメート西さんがエアーズ・ロックからのツアーから帰ってきた。めずらしく同じ部屋の3人とも日本人。西さんはオーストラリアにきたのが5回目だという。相当詳しい。実は西さんが参加したツアー、僕も明日から参加するやつと同じなんだよね。そんなわけで、いろいろ聞いた。西さんには寝袋をもらった。一応日本から持ってきてはいたがアメリカで買ったぺらぺらのやつだったので、ちゃんとしたのをもらって助かった。そして就寝。疲れているからすぐに眠れた。


このホームページに関するお問い合せは、makioh@hotmail.comまで。