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赦しなさい そうすれば、自分も赦されます
ルカ6章37節

 先日友人に「のんちゃんにとってattractiveってどういうこと?どういう人にattractiveを感じる?」と尋ねたところ。逆に「マッキーにとってattractiveってどういうこと」と聞かれてしまいました。改めて考えてみると本当に難しい質問だと思います。とりあえずその時は、「まず、自分のいいところをわかってくれて、評価してくれること。それから自分のだめなところを赦してくれること。」はっきり言って、問いの立て方も、答え方も論理的ではありません。でもこの話をしながら、アメリカにいたときの事をいろいろ思い出しました。

 私は、一人旅しかしたことがありません。しかし何人かのグループで旅行へ行った人たちが、よく喧嘩をするんです。同じ仕事場の同僚、恋人同士、女性の友達3人組、男女の友達数人...どうして喧嘩したのかと尋ねると、「わからない。」という答えが非常に多いんです。喧嘩した当事者なのに、原因がわからない。最初は不思議に思いました。しかしそのような人たちとの日々の生活の中で、ひとつの言葉が浮かびました。

「どうして赦せないんですか?」

 やっぱり人間だから、至らないところなんてたくさんあります。本気になって探せばきりがないくらい。一度だけ徹底的にさばかれたときがあります。私は本当に欠点の多い人間だと思い知れされました。さらに自分を通して、人間はなんて欠点が多いんだろうと気づかされました。自分では頑張って生きているつもりでも気づかない...

 聖書の中に次のような有名な一節があります。「さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。」(ルカ6章37節) この世界はなぜこんなに生きにくいのかと、思ってしまうときもありました。人間がお互いを赦せるようになったら、どれだけいい世界になるのかと...