どこかの偉い方に頂いた名前らしい。
その方は昭和の前期までは本山でも大変大事に扱われた方だったらしいのだが近年末寺にはその名残を消すように教務所の方々から口頭で時折告される。
御影堂にはこの文字が掲げてあるのだがそれを降ろした上で 宗務総長あたりの名前で正式文章として通達が無い限りうちの須弥壇より 本山より正式に下付された 「天牌」を下ろす訳にはいかない。

先代住職や責任役員の方達とはそんな話をよくしたものだった。

まあ 本山で販売している両脇掛(絵像)にも入っている文字なので遠い未来の事であろう。
2003/5