-ミザーナフォールズ ネタバレまとめ- @--------------------------------------------------------------------------------@ ・事件のあらまし コロラド州、ロッキー山脈の麓に位置する小さな街「ミザーナフォールズ」 12月25日、クリスマス早朝のAM6:13、街の郊外に位置するバーロウの森にて 血だらけの少女が発見される。 少女、キャシー・フラナリーの全身には無数の傷跡があり 森に住む熊に襲われたものと推測された。 同日のAM7:00過ぎ、キャシーと同じ高校に通うエマ・ローランドが行方不明となり 母親のサラ・ローランドより捜索願いが出された。 州警察は上記二つの事件の関連性について調査を開始。 人口僅か2000人足らずの平和な街に起きた、クリスマスの悲劇だった @--------------------------------------------------------------------------------@ ・事件の概要について ミザーナフォールズで起きた事件は3つの事柄から成り立っている。 一つ目は「エマの失踪」 二つ目はこの街で広がりつつあった合成麻薬「EPOC(エポック)」 そして三つ目が、この街に古くから伝わる「死者の旅の儀式」 エマが失踪した理由はEPOC絡みによるものである。 この街に住む一部の人間達が結託し、EPOCの製造、販売により利益を上げていた。 彼女からEPOCの秘密が漏れることを恐れた人物の手によって誘拐、監禁されていたのだった。 今回の事件が神秘性を帯びているのは、これら三つの事象が重なり合う事によって 意図しない「目くらまし」の意味合いを持ちえてしまった事に起因する。 @--------------------------------------------------------------------------------@ ・事件の真相1 -エマ失踪(誘拐)事件- エマ失踪(誘拐)の真犯人は、BAR「ウルヴズ」マスター、ウルフである。 彼はある人物(仮に「J」とする)が製造したEPOCを、自ら及び配下のボーンヘッド経由で売りさばいていた。 これに協力する形になっていたのが、町の有力者であるデニス・アスティン。 彼は「J」が調合したEPOCの隠し場所や、売人達の隠れ家、イザベラ誘拐の際の監禁場所などをウルフ達に提供していた。 デニスがどういった経緯でウルフ達と共謀するに至ったかは、ゲーム中でも語られていない。 しかしデニスは最終的にボーンヘッドの手によって自殺に見せかけられ殺害され、口を封じられる事となる。 ---------- なぜエマがEPOCと関わりがあるのか、ここでイザベラが登場する。 彼女の歌う「エターナル」に魅せられたエマは、定期的に「ウルヴズ」に通うようになる。 そして、イザベラがエマをウルフに紹介した、ウルフもエマの事は気に入っていたようである。 ただ、気に入っていたのはエマの「体」だけのようだったが……。 同じ頃「ウルヴズ」にはキャシーも良く来ており、エマとキャシーは似た者同士、打ち解けあう事となった。 また、彼女ら二人にEPOCを渡したのは不良息子として有名なメル・アスティン。 彼も「ウルヴズ」に通ううち、エマとキャシーと知り合うに至った。 そして彼はボーンヘッドからEPOCを仕入れ、それを23日の夜モーテルで彼女らに振舞ったのである。 しかしキャシーはEPOCに乗り気であったのだが、エマはそれを拒んだ。 エマはウルフに対し、EPOCの事をバラすと言い、ウルフはそれを苦々しく思っていた。 その直後の24日深夜、ウルフは一人で歩いているエマを発見した。 そこをこれ幸いとばかりに誘拐したのである。 ---------- ・予備知識 -キャシーに関して- なぜ教会の娘であるキャシーが「ウルヴズ」に居たのだろうか、これには下記の事情があった。 キャシーは厳格な父代わりのバートン神父に育てられた。 彼女は教会の子女として聖人君子を尊ぼうとしたが、そうは言っても彼女も16歳の少女である。 他の友人達と同じようにハメを外して遊びに呆けてみたかったのだ。 それで彼女は夜な夜な「ウルヴズ」に脚を運び、そしてEPOCに触れる事となった。 しかし、神の忠実な下僕たるバートンがそれを許すはずもない。 バートンはある時「ウルヴズ」に居たキャシーを教会へと連れ戻す。 だがその夜、彼は道を踏み外そうとしていたキャシーを激情のあまりに絞殺寸前まで追い込む。 つまり、首を絞めて殺そうとしたのである。 しかしすんでの所でバートンは我に帰り、殺人は未遂に終わる。 (キャシーの「首を絞められた跡」というのはコレ) だがこの一件がキャシーの心に与えた影響は大きく、キャシーは全てに絶望し、教会を飛び出して「ウルヴズ」に向かう。 そしてその日、彼女は「ウルヴズ」で知り合った「J」と共に「死者の旅の儀式」を行う事を決意する。 「J」は以前より「死者の旅の儀式」に興味を持っており、これは願っても無い状況だった。 キャシーは「J」と共に森へ向かい儀式を行おうとしたが、そこを冬眠に失敗した熊が襲った。 これによりキャシーは重傷を負い意識を失う、そしてこの時「J」も傷を負ったのである。 キャシーは熊に襲われてから数時間後に病室で目を覚ますが、そこで目にしたのは自らを殺そうとした父、バートンの姿だった。 これがショック症状を引き起こし、彼女は息を引き取ったのである。 バートンは最終的に、キャシーにしてしまった事をマシューに打ち明け、拳銃で自らの命を絶つ (ちなみにエマは24日の深夜にウルフに誘拐されているので、儀式の場には居なかった。) @--------------------------------------------------------------------------------@ ・事件の真相2 -麻薬事件及び「死者の旅」- 上記で登場する人物「J」、これはグローバー医院の心理学者ジェームズ・ロロマの事で、 彼が今回の事件のもう一人の黒幕である。 ジェームズは現在カウンセラーであるが、元は薬剤師であった。 その経験と現在の立場を生かしてEPOCを製造、ウルフ達と共謀し売り捌いていたのだ。 元々EPOCは大掛かりな組織が扱うような麻薬ではなく、意外に単純な麻薬だった。 しかし調合に関する知識が多少あれば作れる上、捌けばかなりの金になる。 この小さな街で扱うには丁度良かったのである。 しかしクリスマスに事件は起こり、ジェームズは動揺する。 彼はエマの口からEPOCの秘密が漏れる事を恐れたのだ。 それ故に、彼はエマ探しを行っているマシューに協力的だったのである。 (この時点では、ジェームズはウルフがエマを誘拐した事を知らなかった、ウルフはジェームズにはエマ誘拐の件を隠していた) 又、ジェームズは以前よりこの街に伝わる「死者の旅の儀式」の研究を行っており、多大な興味を寄せていた。 そこに都合よく現れたのが「ウルヴズ」で知り合ったキャシー、彼はキャシーを儀式の実験体とする事にした。 そして24日の夜に、彼女と森に向かったのである。 しかし熊の闖入により儀式は失敗、彼の儀式に対する執着心を余計に高める結果となった。 ---------- 最終日の31日、アスティンファームでマシューはウルフ&ボーンヘッドと対決し勝利、エマを救い出す。 これにより、誘拐事件は一応の解決を見る。 エマはグローバー医院へと搬送されるのだが、その救急車が行方不明となる。 この救急車を運転していたのはジェームズ。 彼は30日に教会地下で壁画を見るのだが、そこから「死者の旅の儀式」には満月の夜という条件が必要だと知る。 次の満月は、翌日の31日。 つまり、事件が解決されたこの日の夜だったのだ。 彼は自らの好奇心と知的欲望を満たすため、エマをバーロウの森へと連れ去る。 そしてジェームズは巨木の根元にエマを置き、儀式に必要な首飾りを持つマシューを待つ。 (ベストEDルートで無いと、ここでエマを発見した時にジェームズに殺されます) マシューはコーエンと共にキャシーの発見された巨木へ向かい、そこでエマを発見する。 しかし銃声が鳴り響きコーエンが倒れる、そしてマシューの前に姿を現すジェームズ。 マシューは彼の口から、この街で蠢いていたもう一つの真相を知ることになる。 ---------- マシューとジェームズの会話の途中、眠らされていたエマが目を覚ます。 彼女はパニックを起こし滝の方へと逃げ出す。 ジェームズはエマを追い、マシューはコーエンから銃を受け取り二人を追う。 そして滝の前で対峙するマシューとジェームズ。 ジェームズはマシューの前でEPOCを服用し、マシューに迫る。 (ジェームズもEPOC常用者だと思われます) マシューとジェームズは同時に発砲、弾丸がお互いの体を引き裂く。 ジェームズは致命傷を負い、そのまま滝へと落ちていく。 それと同時にマシューも意識を失い、倒れるのだった。 ・余談 この時ジェームズに撃たれたマシューは、一度死んだと思われる。 倒れた彼が夜空を見上げると、そこには輝く満月があった。 そして視界は青白い光に包まれ、聞きなれたメロディーが耳に響く。 現実主義の固まりである彼だったが、最終的には彼は自らがまったく信じていない「神秘的な力」で 再び生を受ける事となった。   ミザーナフォールズ 満月の夜に死んだマシューに、古くから伝わる伝説の通り、"大いなる力が降臨"したのだった。 @--------------------------------------------------------------------------------@ ・その他の事象 -------------------- * 40年前の事件とは オッズやバーバラなどから聞ける「40年前の事件」 これはハイスクール図書館のPCで、当時の記事を調べることで判明する。 事件の概要は、当時教会に住んでいたクーガーという青年が「死者の旅の儀式」の誘惑に囚われ 儀式の被験者としてバーバラの妹を殺害した。 彼は最終的にバーロウの森、巨木の元で自らの再生を願いながら命を絶った。 無論、その望みが適えられる事は無かった。 この事件は当時の保安官達の力では手に負えなかったらしく、調査には軍も乗り出していた。 しかし軍の表向きの目的は事件の調査だったが、実際はそれと平行してこの街に伝わる「儀式」について調べる事だった。 この調査結果を元に国防総省は「プロジェクト・ミザーナ」を発足する(後述) -------------------- * プロジェクト・ミザーナとは グローバー医院に入院している時のコーエンから聞かされる「プロジェクト・ミザーナ」 これはこの街に伝わる「死者の旅の儀式」を参考にした軍の計画である。 といっても、ゲーム時の年代から20〜40年も昔の話なのだが。 一旦死亡状態に陥った人間に、ある一定量の電流を流す事によって蘇生させる……。 これがプロジェクト・ミザーナの骨子だった。 病室にあるラジカセでイザベラから貰った「エターナル」のテープを再生すると、彼は驚きの反応を返す。 そのままコーエンの口から、彼が以前軍に在籍していた事(階級は大佐) 「プロジェクト・ミザーナ」に20年近く参加していた事が語られる。 そして、彼が自らプロジェクトの実験体となったことも。 コーエンはその臨死の体験から、ミザーナフォールズの「神秘的な力」に惹かれることとなった。 そしてその力の源がバーロウの森にあるのではないかとも。 そこで彼は軍を除隊後この街に移り住み、森の管理役を申し出たのである。 (だけど、この研究ってなにかの役に立つんでしょうか…?) (ようは仮死状態の人間を電気ショックで蘇生させるってことですよね) (まぁこの研究が元で、救急救命の技術が発達したとでも考えましょう) その他についてはまた今度 @--------------------------------------------------------------------------------@ * キャラクター紹介 @マシュー・ウィリアムス(18) このゲームの我らが主人公、ミザーナフォールズで唯一の身内である叔父の雑貨屋に居候している高校生。 かなりの現実主義者で、超自然的な事を信じないタイプ、あとエマに惚れてる。 説明書では中々男前なのに、ゲームの顔グラはどう見てもウンナンの内村さんなのはドーユーコトディスカー 車で同級生を轢き倒したり、ケンカのプロであるボーンヘッドやウルフをもぶちのめす素敵高校生。 挙句に猟銃・拳銃を手足のように使いこなす姿を見ると、元傭兵ですとか言われてもあまり疑えません。 本職は牛乳と濃い目のコーヒーだけで一週間生きられるサバイバリスト(嘘 犬好きみたいだけど犬の攻撃は苦手という不思議な属性を持つ。 必殺技は轢き逃げ、体当たり(別名マシューボンバー、よくスカる) @エマ・ローランド(18) クリスマスの夜に行方不明となり、青年探偵マシューが街を駆け回る原因を作る女。 マシューとは相思相愛なのかもしれないけど(ウィノナ談)そこんとこは不明なままです。 調べを進めるうちにかなりのメンヘルさんだという事が判明、友人に居たら苦労しますねこーゆー人。 口説きに来た男の脚にフォークを突き刺して追っ払うなど、マシュー並のパワーを発揮することも。 重要人物なのに、セリフも出番も少ない幸薄女、影も薄い、ついでに顔グラが不細工。 必殺技は上目遣い、ポエム @ウィノナ・リングウォルド(18) マシューとエマのクラスメイトで、エマの親友。エマ失踪の件で色々悩んでいる。 なんとなくマシューに惚れてるみたいだけど、エマに遠慮してるっぽい所がある。 それなりに活発な子らしいのですが、ゲーム中では気弱な面ばかりが目立ちます。だ が そ れ が い い ガソリンスタンドの娘という俗っぽさにも関わらず、いい娘です、素敵です、好みです。でも顔グラはやっぱり不細工。 放浪癖があるのか、日中は街中をウロウロしてます、ってこの子に限ったことじゃないんですが。 必殺技はボートハウスでの黄昏、早歩き @モーガン・スタイン(32) ミザーナフォールズ保安官事務所の黒人所長、正義感が強く、マシューと共に事件解決に尽力する。 いつもマシューにワンテンポ遅れておっとり刀で現れる、その為プレイヤーからの人望はいまいちな人。 しかも事あるごとに「ブタ」呼ばわりされる、そりゃ確かに太ってるけどさ…オブラートに包もうよ強盗さん。 セリフは多いけど、いまいち活躍の場が無い人、顔グラは意外とまとも。 必殺技はステーキ早食い、朝でも平気 @スティーブ・ローランド(45) エマの父親であり、ミザーナフォールズの町長を勤める。 見た目から感じるとおりかなりナイーブそうな御仁、この人も日中は街中をさ迷っている。 「エマの事を考えると食事も喉を通らない」とかのたまうクセに、毎日しっかりとダイナーに居る。 てゆうか貴方町長としての仕事は…あ、エマが心配で、そうですよね。 必殺技は泣き落とし @サラ・ローランド(40) エマの母親、事件が起きてからは家で引き篭もり生活を送る。 「この母親にしてこの娘」を地で行くお方、ほんとエマとそっくりです、メンヘラーな顔立ちとか。 最初の頃は良く会いに行く必要があるのですが、後半になるにしたがって出番が無くなります。 まぁスティーブよりはマシかもしれませんけど。 必殺技はヒステリー @ロバート・リングウォルド(44) ウィノナの父親、町で唯一のガソリンスタンドを経営している。 いい味出してるオッサンなのですが、ベストEDを目指す場合は話しかける必要すらありません、ビバおやじ。 奥さんが居ませんけど、恐らく事故か病気で無くされたんでしょう。逃げられるタイプには見えませんね。 ときたま娘の朝の散歩に付き合うイカした親馬鹿父さん、影は薄いけど。 必殺技は標語作り「ガス欠、カッコ悪い」 @メリー・ルー・ラング(26) 保安官事務所の受付兼事務担当、楽天家なナチュラリスト…らしい。 植木などの緑が大好きなおば…お姉さん。なんとなくキップが良さそうな感じがします。 説明書ではヒントくれるみたいな事書いてますけど、一度も貰った事無いぞヒューマン! あ、もう会社無いですよねスミマセン 同僚のハドソン・ラングと結婚したばかりの新婚ホヤホヤです、そんな雰囲気は感じられないけど。 必殺技はモーガンいじり @ハドソン・ラング(29) 保安官事務所で留置所の管理役をしつつ、モーガンの右腕的存在を努める人。 無口で気は優しくて力持ちで生理整頓が好きな大男です、でも見せ場はやっぱりありません。 この人から受ける印象は「ツンデレ」これに尽きます、きっとメリー・ルーとはいちゃいちゃラヴラヴなんでしょうね。 普段はムッツリすけべーで家では絶対尻に敷かれてるくせに困ったもんです。 必殺技はパトロール(そろそろ苦しくなってきた) @キャプテン・ノッズ(60) 街の雑貨屋主人でありマシューの叔父、キャプテンは本名ではなくそう名乗ってるだけ。 いわゆる「べらんめぇ」系の江戸っ子肌オヤジ、銃の改造とかが趣味らしい。 一見大口ばかり叩いているように見えるが、我らがマシューに銃の扱いを叩き込んだ強者。 なので、戦闘能力は意外と高いのかもしれない。 必殺技は説教 @コーエン・ストラスバーグ(55) 隠居生活の傍ら、バーロウの森の管理を引き受けるナイスガイ。 我らがマシューの引き立て役が多い不遇の人。単体では渋いオーラを発しているのでファンも多い…かな? 元軍人で大佐だったくせに足遅過ぎですおじさん、あと森好きのクセに熊の相手は苦手ですか? え?、後ろを取られなければ平気?、じゃあゴルゴさんにでも弟子入りしてきてください。 必殺技は大人の微笑み「はは」女性もイチコロ @ジェームズ・ロロマ(35) グルーバー医院に勤める心理学者、その傍ら民俗学の研究にも余念が無い、江口洋介(古 今回の事件の黒幕の一人。最初はまったく疑いも出来ませんが、後半になるにつれて行動が怪しくなります。 立場上色々ヒントくれるのでクリアするまではいい人一番乗り。ノーマルEDではプレイヤーの恨みを一手に引き受けます。 それにしても、ラストでEPOC飲んだときの顔がスゴイです、ブタです、モーガンといい勝負。 必殺技は や ら な い か(ネックレスくらい自分で外してください) @サミュエル・グルーバー(39) グルーバー医院の院長。親の後を継いだだけなので人望は薄い。女好き。 見た目は軽薄おやぢですが、捜査への協力っぷりや医学的知識に関しては中々のものです、説得力高いです。 なので、それほど無能というわけでも無さそうな気がします……好きにはなれないけど。 後半になるとマシューにオネエチャン関連の話題ばかり振ってくるイヤな人。 必殺技はナンパ @ロレイン・へインズ(20) ヘインズ・ダイナーのウェイトレスで、フランクな性格の素敵な女性。好みじゃないけど。 メル関連の情報を手に入れるときにお世話になります、なんてったってメルの彼女だもんね。ビバ恋人達 メルの馬鹿っぷりにほとほと呆れながらも、彼への想いは尽きる事が無いようです。 意外と傷つきやすいタイプなのかもしれません、バーのカウンターに座る彼女の背中には"哀愁"の二文字が浮かびます。 必殺技は後片付け @キャシー・フラナリー(16) クリスマスの早朝、バーロウの森にて意識不明の重態で発見される少女。事件の発端。 直接話す機会はありません、オープニングで死んじゃうから。 疎ましく思いながらも愛していた父親に殺されかけ、それが彼女の心に大きく深い傷を作ります。 父代わりであるバートンに対する反抗心は、愛情の裏返しだったようですね……悲しい事です。 必殺技は不明(だって会えないんだもん) @バートン神父 St.ピーターズ教会の神父、キャシーを孤児院から引き取り育てた。 序盤からもろ怪しいオーラを発してる人、誰もが「オメェが犯人だろゴルァ!!」と思ったことでしょう。 洋画サスペンスとかでよくあるミスリーディングですね、自分もあっさり引っかかりました。 彼の一途な信仰心は、罪深き行いを許せなかったようです……例え相手が誰でも、どんなことでも。 必殺技は静かな恫喝 @メル・アスティン(17) 街では有名な不良息子。ガラが悪く誰にでも喧嘩を売るぶち切れ金剛な人(あすこまで熱くないけど 色々と事態を引っ掻き回してくれる迷惑野郎、犯罪にも躊躇せず手を染めます。でもなんか憎めないヤツ。 父親がああだからグレてしまったのであって、育ちが違っていればさわやか兄さんになっていただろうに…。 デニスが死んで、彼がこれからどうなっていくのか……ミザーナで個人的に気になる後日談です。 必殺技は後ろ回し蹴り(結構痛いです @デニス・アスティン(57) 街一番の有力者であり、穀物加工場のオーナー。メルの父親。 なんかもう見るからに成金おやじぃって感じします、でも根っからの悪人という感じはしません。 何故この人がウルフ達と共謀していたのか……、有力者である彼をウルフ達が引き込んだだけかもしれませんね。 ですが小心者で優柔不断な性格は、彼に最悪の結末を押し付けてしまいます。 必殺技は嘘八百 @リズ・ホールデン(26) マシュー達が通うハイスクールの先生。エマの数少ない理解者。 先生です。…………それ以外にどう言えと? 以外に洞察力は鋭いようです。ウィノナの嘘を見破っていたフシがありますしね。 でもそこは大人の器量で受け止める、とても人間の出来た人です。 必殺技は祖母の見舞い @バーバラ・ホールデン(66) リズの祖母。足が痛くてたまらない病(つまり仮病)でグルーバー医院に入院している。 口やかましくてヘビースモーカーなお婆ちゃん。でもリズは甲斐甲斐しくお世話してます、泣けます。 扱い難そうな(ていうか実際扱い辛い)性格をしていますが、それも彼女の悲しい過去が原因です。 お年寄りの我侭は素直に聞いてあげましょう、いつか自分も通る道なのですから。 必殺技は煙草せびり @ウルフ(56) bar「ウルヴズ」のマスター、裏の事情にも詳しい。本名不詳。 今回の事件の黒幕の一人。ボーンヘッド達を手下にEPOCで金稼ぎに性を出している。 裏世界に詳しい人が黒幕って、ストレート過ぎて逆に意表を突かれました。怪しいっちゃ怪しいけど……ねぇ。 ちなみにウルフの弟は、事故で死んだイザベラの夫だったりする。 必殺技はナイフ(もちろん痛いです @イザベラ(27歳) 「ウルヴズ」の専属歌手。臨死体験で得た経験から作った曲「エターナル」を歌う。 夫の事故死をきっかけにウルフに拾われ、そこから裏の世界に引きずり込まれちゃった可愛そうな人。 終盤は彼女の周りで怒涛の如くストーリーが展開します、ビバ幸薄女。エマ以上かもしれない。 余談ですが「エターナル」は英語の歌ですけど、歌ってるのは生粋の日本人です。 必殺技はハウリング @ボーンヘッド(?) 本名不詳、年齢不詳のウルフの手下。目的の為ならば殺しも厭わない冷血漢。 見るからに悪党ヅラの悪党です。行動、言動、どれをとっても申し分無し。完璧ですね。 一応イザベラの運転手役を務めてますが、実際は彼女の監視役といった意味合いのようです。 性格の悪さが災いして仲間割れを起こし、ウルフに蜂の巣にされちゃう哀れなハゲ。 必殺技はハイキック(やっぱり痛いです @ロレッタ(19) 夜な夜な遊びまわっているという謎の女性。キャシーの数少ない友人。 序盤でキャシーの葬儀の際に顔合わせしますが、その後は出番の無さから忘却していた人も多いはず。 タコス屋さんの店員と聞いて「似合わない」と思ったのは自分だけだと思いたいです。 バートン神父の本性を知る数少ない人物。彼女も孤児院出身なのかもしれませんね。 必殺技はタコス作り(他にどう言えと ----- ここから顔無しキャラ @ストーカー イザベラに付きまとうストーカー、てか名前まんまの人です。 なんとなくメルより強い気がします……気のせいかな。 @メルの仲間 強盗事件でメルの相棒を努めた人。黄色のジャンパーが目を引きます。 1度目はタイマンで〆る事になりますが、2度目は穏便に話し合いだけで情報をゲトできます。 @小屋の見張り イザベラが監禁されていた小屋の見張り。気質はボーンヘッドとどっこいどっこいみたいです。 彼の頭突きは素早く強烈、他のキャラの3倍のスピードです。でも赤くはありません。 @ボディーガード イザベラのボディーガード、アスティンファームでは彼とも銃撃戦を繰り広げます。 正式名は「ブラックハンド」というらしいですが……ウルフに比べると弱い(体力ゲージが短い)です。 @写真屋さん この人は敵じゃありませんが、散々悩まされたのでここに。 写真屋探しはゲーム中でもかなり苦労する場面だと思います、だってわかりづらいんだもん。 @熊 クマーです、みなさんおなじみですね。森とか2chによくいるアレです。 元軍人のコーエンを一撃でノックアウトするものの、パンピーのマシューに射殺される謎動物。 @番犬 番犬です、犬です、スクラップ置き場でEPOCを見つけたマシューに襲い掛かります。 ゲーム中で最も苦労する場面でしょう。引き付けて方向転換するのがコツ。