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お帰りなさい曽我ひとみさん

Monday, July 19, 2004

この 1 週間、AviUtil で引っ掛かっていた(後述)ので更新を休んでいた。それが一段落ついたので、再開する。

民主党の躍進については、私は既存の意見とほぼ同じなので、ここでは繰り返さない。「自民のおごり」「自民の敵失」それはその通りだろう。しかし、それに対応する投票行動として、棄権であるとか、共産・社民にではなく、「民主に入れる」という形で現れたということにはもっと注目してよい。次期政権の受け皿として民主党が選ばれたのである。それが圧倒的な票となった。

民主はこれにおごらず、研鑽を積んで、与党の良きカウンター・パートとなっていただきたい。次の内閣も本格活動し、「この大臣の政策に対しては、我々はこうする」という次の大臣の政策もこれまで以上に披露して行っていただきたい。川口外相に対しては、坂口厚労相に対しては、中川経産相に対しては、「我々はここは同じだが、ここは違う」というところを、マス・ミーディアなり、それが取り上げられないのであれば、ホーム・ペイジなりで公表するのである。そうすれば、もっと信頼性が高まるだろう。

公明から出ている「政策が否定されたのならば、共産が伸びて公明が減るはずだが、逆になっている」だの「共産が減った分、民主が増えただけ」だのというのは、論外である。池田大作の番犬が何を言うか。池田大作の尻を舐めなければ政権が運営できない自民というのも情けない。

東シナ海のガス田採掘問題について最近よく取り上げられている。「資源争奪合戦になってはいけない」と言うが、日本としては日本側でも掘って掘って先に大量のガスを手に入れるしかないのではないか。放っておくと、全て中国のものになってしまう。

大雨洪水被害だが、ダムの放流により一気に水かさが増え、大洪水になってしまったとも言われている。そうだとすればこれは人災である。なぜダムの放流前に連絡が行き届かなかったのか。実際、早めに避難勧告を出した地域では死亡例がない。防災対策を見直す必要があるのではないか。

ナベツネの「たかが選手が」発言は酷い。スポーツは無形文化財であり、選手は芸術家であるということを理解していない。「たかがオーナー」が何を言うか。

今回の曽我さん一家の件で改めて航空機という科学技術の素晴らしさに心打たれた。あっという間に地球を一周できる。これこそ超能力である。家族の皆さんもよく来日に同意してくれたと思う。私は以前最悪のケイスとして、ジェンキンズ氏の複雑な事情から、一家が北に戻ることが最善になってしまう おそれがあると書いたが、家族の愛は強い。曽我さんの「好きで北に行ったのではない。家族揃って日本で暮らしたい」という思いが通じたのだろう。客観的に見て、北朝鮮より日本の方が暮らし易いということは明らかである。ようこそ日本へ。

ところで平壌からジャカルタへのチャーター便を、全日空が 5 万円で引き受けたという。もちろん話にならないほどの原価割れだが、良い宣伝になると考えたのだろう。赤坂プリンスホテルも滞在先としてしょっちゅう出てくる。私は画面を見ていて「また赤プリか!」と絶句していた。

GEO DVD/VHS レンタルが何と 39 円というキャンペーンをやっていたので、『AMADEUS』のディレクターズ・カット版を借りた。全長 3 時間にも及ぶ。そしてショッキングなシーン…コンスタンツェの上半身ヌード…に驚いた。これは TV ではちょっと放送できない。ディレクターズ・カット版ならではの特典?である。また DVD ならではの特典として、クレディットがなかったので推測だが、おそらく監督ミロス・フォアマンと原作・脚本ピーター・シェイファーによる 2 者対談が入っている。「モーツァルトは梅毒で、その治療のために多量の水銀を飲んでいた。それで腎不全に陥り、死亡した」とか「モーツァルトと関係した女から菌が次々と伝染してベートーヴェンに行き着き、結果として 2 人の天才を殺した」などという奇説が語られていた。その真偽はともかくとして、撮影裏話を知りたいマニアにはお勧めだろう。

この DVD AviUtil を使って字幕付き映像でエンコードしようとしたところ、プレヴュー画面では、字幕が出るところで決まって AviUtil がクラッシュ(強制終了)してしまうようになった。以前は問題がなかったのにどうしてだろう、インストールから 1 か月ほど経ってそろそろ Windows もおかしくなってきたか、ソフトの試用期間のこともあるし、再インストールしよう、ということになった。しかし再インストールしても状況は変わらず。VobSub のヴァージョンを下げてみたが、同じ。AviUtil のヴァージョンも下げてみたが、同じ(だとその時は思っていた)。

いくらやってもうまく行かないので、VirtualDubMod でやってみようということになった。しかし Dolby Digital AC3 音声を他の形式(mp3wav など)に直接変換できない。仕方なく AC3 ではなく DVD2AVI で切り出した wav 音声を使うことにした。すると変換できるようになったが、映像とうまくリンクしない。いくらオフセット値を変更しても、ある場所では合っても、別の場所だとズレてしまう。字幕も同じくどんどんズレる。どうしてもうまく行かない。この手のズレは、AviUtil では起こらないことである。

それで数日悶々としていたが、AviUtil のヴァージョンを最新版の 0.99 から 0.98d に落としてみたところ、字幕付きであっさりエンコードできるようになった。単純なことだった。これはかなり初期の段階で試していたつもりだったが、漏れがあったということである。ともかく、無事字幕付きでエンコードできるようになったので、早速日本語字幕、英語字幕、英語解説付き日本語字幕の計 3 ファイルを出力させている。

その後のコイン・アセンブリだが、さらに図書館でマジック本を探したところ、何とそのままやり方が載っている本を発見した。児童書である。小林恵子『小学館基本攻略シリーズ 友だちもビックリ!マジック入門』。あのクロース・アップ・マジックの最高峰と私が位置付けているコイン・アセンブリが、「基本攻略」本に載ってしまった。タネを明かされることの不快感がよくわかった。「同じマジックは(タネを悟られないために) 2 回やらない」「タネは絶対にばらさない」というのがマジック界の鉄則となっているというのもうなずける。私が苦心してようやく発見したコイン・アセンブリの原理が、こうもたやすく知られてしまうと、実にがっかりしてしまう。しかし、それがクロース・アップ・マジックの啓蒙につながるのなら、それもよしとしよう。

この本は、クロース・アップ・マジックの入門書として最適である。推薦する。他の児童向け(なぜかマジック本は児童書ばかりだが、大人向けがもっとあってもいいと思う)入門書は、他愛のない単純なマジックばかりで、面白くもなんともないが、この本は別格である。コイン・アセンブリを始め、本格的なマジックが満載である。

この本の執筆メンバーは、例の VHS 『文春マジック講座』と全く同じ顔ぶれである。それで取り上げられているマジックも共通している部分が多い。アンビシャス・カードについては、私は一応原理を解明していたが、念のためプロの解説を見ようと思って、『コインマジック篇』に続いて、『カードマジック応用篇』も購入した。なかなか良かった。

マジックからの敷衍として、超能力やコックリさんについての本を数冊読んだ。その中には例の大槻教授が監修を務めた児童書もあった。教授は「ミステリー・サークルはプラズマ」説で有名である。プラズマ・バカと言っては失礼だが、ミステリー・サークルを全てプラズマで片付けるのには無理がある。あんなに何十個も畑でプラズマができるのなら、いつ街中でできてもおかしくない。街中であのようなプラズマが発生した日にはもう大騒ぎである。しかし、街中でミステリー・サークルと同様な同心円状の痕跡が確認されたというのは一例もない。加えて、無人の夜間にばかりサークルができるのもおかしい。あのように何十個も自然現象でできるのなら、サークルができる瞬間が目撃されていて然るべきである。しかしそれもない。

これは「サークルで村興し」というような、人為的な原因によるものとするのが正当だろう。実際、ネス湖が現在観光地として隆盛を極めているのは、唯一つネッシー・ブームがあってのことである。ネス湖に続けとばかりにイギリスの田舎の人たちがインチキをやったとしても、ちっともおかしくない。日本でもクッシーだのホッシーだのサークルだのが一時期もてはやされていたが、今ではすっかり大人しくなっている。それらはマス・ミーディアが注目する時だけ発生するのか。そんな人間にとってだけ都合のいい自然現象が存在するのか。

私は「超常現象は全てトリック」という立場だが、「マジックで再現できない超常現象はない」としてその手口を解説している松田道弘『超能力のトリック』(講談社現代新書)をお勧めしておく。これは一読の価値がある好著である。

コックリさんについては、私の小学校か中学校時代に目撃したことがある。私は参加しなかった。怖かったのだ。「コックリ=狐狗狸」さんという実に良くできた摩訶不思議なネイミング(これがエインジェルさんだとちっとも怖くないが)、手が霊の働きによって?動くという超常現象、それに私は恐怖感を抱いていたのである。大人になった今となっては、もちろんちっとも怖くはないし、それが霊の働きによるものだとは信じない。私は霊の存在を認めていないので、「10 円玉は人間が自分で動かしている」としか解釈のしようがないからである。

「コックリ本」を何冊か読んだが、コックリさんの起源については、「織田信長が日本で始めてやった」とか「下田に停留していたアメリカ人が伝えた」とか諸説あるようである。いずれにしても、神社の絵を描くなど、私は純日本的な迷信だとばかり思っていたが、実は西洋から輸入され、それが日本的にアレインジされたものらしい。コックリという名も、キツネやらタヌキやら動物の霊が憑くから狐狗狸というのではなく、テイブルがコックリと傾くところから来ているという(10 円玉を動かすのは後のもの)。何も怖いことはなかった。コックリさんをやっているうちにキツネが憑いたなどという話も聞くが、それは常に伝聞であり、正に自分が目撃したという例には出会わない。その点、口裂け女やなんちゃっておじさんなどと似ている。キツネは多くの神社で祭られており、神秘的な存在だと日本人には思われてきたということも、コックリさんを霊的現象と思わせる一因となっていたのだろう。

この前 TV を見ていたら、爆笑問題の田中がコックリさんに対して「子供の遊びだろ!」と突っ込んでいた。言われてみると、大人がコックリさんをやっているという話は聞かない。色々な現象に対するしっかりとした知見が出来上がっていない小学生だからこそ、成り立つ迷信である。それでもアンケートをとると、小学生の中には「信じない」という賢い子もいるようである。実に頼もしい。

最近、廃盤になった CD を集めている。別に廃盤にこだわっている訳ではない。せっかく購入したくても、業界がすぐ廃盤にしてしまうからである。少量しか売れないような CD をプレスするのは効率が悪いと考えたのだろう。結果として廃盤 CD を手に入れるには、オークションで元価の 50100% 増しで落札するより仕方がない。音楽業界とコネを持たない我々一般人は、実に不満である。そこで期待されるのが、ネット配信である。例えばこのサイト。

Excite エキサイト ミュージック

廃盤になった CD がせっかくリスト・アップされているのに、配信可能になっていない。HD が安くなっていることもあり、今後、是非とも廃盤になった CD を中心に配信していただきたい。CD をプレスするより遥かに低コストで提供できる。切にお願いする。

DVD+R DL (ダブル・レイヤ)もいいのだが、是非とも DVD+RW DL を開発してほしい。一度焼いたらおしまいというのはちょっと使いづらい。DVD+RW DL PLEXTOR から出たら買いだと思っている。私にとって、ブルーレイ前の最後の DVD ドライヴのアップグレイドになるだろう。それでも本命はブルーレイである。福岡教授が「民主党が政権を執るまでは死ねない」と言っていたが、私もブルーレイ・ディスク・ドライヴが PLEXTOR から出るその日まで死ねない。TDK 4 層記録(容量 100GB!)のブルーレイ・ディスクの形成に成功したという。ブルーレイはディスク・ミーディアの最終形だと言われている。原理的にこれ以上のものはできないらしい。ブルーレイが HD DVD に比べて圧倒的に有利なのは、ハイヴィジョンで放送されている MPEG-2 デイタのまま無圧縮で記録できるという点である。HD DVD では MPEG-4 などに圧縮しなければならない。画質面は明らかに優れている。ブルーレイが一般化する日が待ち遠しい。

なお DVD レコーダはとても良いとは叔母の発言。確かに、好きな番組を HD に取りまくって、お気に入りだけ DVD にコピーするというのは便利である。テイプにコピーするとなると大変である。電子番組表により、簡単に予約できる上に(開始時刻と終了時刻をコツコツ入力するのは一般人にはかなり面倒である)、スポーツ中継が延びても自動的に録画時間帯をずらしてくれるというのも良い。

北朝鮮にはまだ新・三種の神器(薄型 TVDVD レコーダ、ディジタル・カメラ)はないだろう。DVD プレイヤもどうか怪しい。CD 様の直径 12cm のディスクに映像が入り、しかも自分で自由に記録できるというのは驚きだろう。是非曽我さんの家族に見せて、自由世界の技術の進歩というものを肌で感じ取ってほしい。


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