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=小僧、死にかける2!!=

 

 本当はその夜は「長崎ビューホテル」に泊まる予定だったのに・・・・・・。 僕は、病院に1泊2日でうちに帰らせられました。 またまた、その夜が最悪だったのです。

 その夜は、皆さんも一度は見たことがあると思うんですが、首に固定するための物をつけられてベッドの横に寝かされていました。 というか、動けなかったんですけど。 そして、体が動かせない僕はもちろんのことトイレにもいけず、尿瓶に尿をしていたわけです。 やはり、いつも立ってしていると横になったまま尿をたすことは出来ないんです、不思議な事に。 それで、その日の夜中4時くらいに尿瓶と格闘していると当直の看護婦さんが来て、

「何時間くらい尿をしてませんか?」

と、聞いてきたわけです。 それで、僕はその後何が起こるかわからず。

「6時間くらいですかね。」

というと、看護婦さんが世にも恐ろしい事を言ってきたんです。

「そんなにしてないんですか。じゃあ、くだを通しましょうね!」

そのとき僕は、何がなんだかわからず、

「はい」

なんて素直に返事をしてしまったわけです。 でも、よく考えてみると、

「管を通す?管を?クダァァァ!!!!!」

「なんじゃそりゃぁぁぁぁ!!」

「だいたい、どこに通すの?どこに??」

混乱しまくっている僕も目の前に、看護婦さんがゴム手袋とピンセットとわけのわからない紙の袋を持って現れた。 そして、僕に質問する暇も与えずに僕のズボンを引き摺り下ろし、ゴム手袋をはめ、ピンセットで紙の袋からなにやら直径3ミリくらい全長40センチくらいのゴムらしき管を取り出した。 そのとき、僕の混乱はピークに達した。

「ちょっ、ちょっと待ってください。 それはどこに通すんですか?」

と、看護婦さんの行動を制して聞いた。 すると、

「尿道です。」

あっさり・・・・・・・・・・・・・

 それからの看護婦さんはすごかった・・・・・。 恐ろしくなれた手つきで、僕の尿道に管を通しはじめた。 それが、膀胱に達してから7,8分あっただろうか。 その時間帯は、最悪だった。 その時は、恐ろしく長く感じた。 見知らぬ女の人に自分の何をつかまれている。 これも、僕を最悪の気分にさせたと言っておこう。

 何とか、歩けるようになった次の日、みんなの練習しているフィールドに行ってみると、男のあつまりのラグビー部のいい笑いものにされた。 

「おまえ、なんか×××強制機みたいだぞ!!」

などなど、わけのわからん事をいわれまくった。 

「なんだそりゃ、せっかくボールを死守しようとして怪我した戦友に送る言葉か」

と、思ったが、うけたのでまぁいいかなんて思った。

 その日は、腹いせに長崎で中華料理を腹いっぱい食ってやった。 

 そんなこんなで、僕は死のふちから生還した。 本当に九死に一生って感じだった。 いまでも、たまに、

「長崎ビューホテルに泊まれたのに」

と、後悔する時がある。

 皆さん、長崎に行くときはいろんな意味で注意しましょう。