Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!

車が横から!?

 

 あれは、僕が高校2年のときだった。 その日の朝も、いつものように友達と自転車で通っていた。 その日はまったく変わったことはなかった。 ある事件を抜いては・・・・・・・。 

 いつものように、友達のT君と学校は違っていたがもう一人J君と通っていた。 その日は、今考えてみるといつもはしないのに、なぜか自転車レースなどをしていた。 しかも、なぜかその日は車の通りがかなり多かった気がする。 そんな中、僕たちはいつもと変わらず、学校に通っていた気がしていた。 しかし、事件はおきた。

 それは、僕がレースで勝っていたときのことである。 結構大きめの交差点を真剣にぶっ飛ばして走りきりカーブを左に曲がり、店のショーウィンドウのとこを突っ切っていたときだった。 その先には国道に出てくる細い道に差し掛かろうとした時僕は、変なことを想像した。

「あそこの角から車が出てきたら、うけるかも(おもしろいかも)」

次の瞬間、僕は宙を舞っていた。

 それは、想像どうりに横から大きめの白いバンが出てきたのだ。 そこにはいったん停車の表示はあったのに、見通し悪かったので停止線でとまらず、見えるとこまで頭を突っ込んできたのだ。 そこへ、ナイスタイミングで僕が走りこんできたわけだった。

 そのとき、恐ろしいほどのボディーバランスで体制を立て直した僕は尻からアスファルトの地面に落ちた。次の瞬間、僕が心配したのは背中にしょっていた、リュックサックの中の弁当だった。 そのとき、しりもちをついて後ろに転がった僕のからだの、もろ下敷きになったバッグの中身だった。 そのころの高校生にしては珍しくかんぺんの弁当箱を使っていた、僕は弁当の中を確認してすぐに弁当の中身が偏らないように弁当の体制を建て直した。

 それが終わると、運転をしていたおじさんが笑いながらでてきた。そのときマジで切れそうになった。

「おら、じじい、おまえ笑ってる場合じゃねぇーだろが、はげ”!!!!!」

と、真剣に叫びそうになった。しかし、そこは何とか耐えた。

 それから、頭にきている上に動揺している僕と友達を置き去りにして、

「大丈夫だね」

と、言い残し車に乗って去っていった。 そのとき、はっきり言って僕たちもあほだった。誰一人、免許書を見せてとも車のナンバーを見ているわけでもなかった。 まったくあほだった。

 そこを、ちょうどと売りかかった、親戚のおばさんが気を使って、

「大丈夫かい??」

と、泣きそうな顔で駆け寄ってきた。しかし、そのときはまったく体にかすり傷一つもなかったので、

「大丈夫、大丈夫」

と、強気なことを言い放ちその場を学校に遅れまいとまた、猛ダッシュをはじめた。

 それから、学校に何ごともなくついた。 朝から少し興奮気味の僕は、友達みんなにその朝の出来事を自慢話のように話していた。

 しかし、昼休みに先生に呼び出された。

「松原、おまえ親父が来てるぞ」

そこには少し起こり気味の親父が立っていた。そのとき親父に怒られたのが一番精神的に痛かった。
まず、第一に家に連絡をしていなかったことと、車のナンバーを3人もいたのに誰も見ていなかったことだった。 しかし、やっぱり、はねた車の運転手の責任を果たしてないことに腹を立てていたらしい。

 その後、警察に連絡したらすぐに事故車両を発見してくれた。警察のほうからは、裁判にするかという風に持ちかけられたが、親は別に何も体に異常がなかったので、以後気をつけるようにと警告しておいてくださいといっていた。 かなり、肝っ玉の座った親だと思った。