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 =コンニャクイモの苗を切ってしまった!!=

 

私の記憶が正しければ、あれは私が小学校2,3年のころだった。僕は、友人のY君と野山を駆け回って遊びまくっていた。そのとき、僕たちの目に奇妙な植物かとび込んできた。それは、葉っぱは蓮の葉のように大きく、茎は葉っぱの割には細い植物で、何より奇妙な事は茎のゲゲゲのきたろうに出てくるねずみ男の体の斑点みたいなものがたくさんあったことだ。そのとき、僕たちは何を思ったのか

「これは、絶対に悪い植物だ。おばぁーちゃんの畑にあってはいけない。今すぐ、駆除しなければ!!!」

 そのころから、鍬や鎌を持って基地や探検をしていた僕たちにとって、そんなものを切ることはまったく問題ないことだった。そして、またおじぃーちゃんの手入れしてある鎌は、本当によく切れた。

 そして、僕たちは小屋から自分達の体より大きい鎌を担ぎ、畑へと急いだ。そして、いつものように、慣れた手つきでバッサバッサキっていった。しかも、かなり楽しかった事を記憶している。気がつくと叫び声まであげながら切っていた。

「おおりゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」

そして、茎の切れ目を触ってみると、なんとこれが

「ヌルヌル」

しているではないか、僕たちは、少しでも残っていてはいけないとたてから鎌を振り下ろし、

「グサリ、グサリ」

と刺しまくっていた。そのときは、本当に正義の味方だったのに・・・・。そのときはほんとに鬼の首を取ったとでもいう気分で、

「おばぁーちゃん、やったよー、僕やったよー!!!!」

みたいな気分だった。そのときだけは・・・・・・・・

 そして、その日の夕食の時間がきた。そのときは、友人のY君は帰宅していて、僕は一人で家の中をうろうろしていた。今に行ったとき、突然頭に鈍い感覚を覚え、一瞬目の前が真っ白になった。

親父だった。親父のげんこつが僕の脳天直撃、

「デゥシッ!!!!」

僕は、そのとき何が起こったのかさっぱりわからぬまま、立ち尽くしていた。それまで、無言だった、親父が

「おまえ、こんにゃくいもの苗を切ったろうが!!」

と、ボソッといった。僕は、さらにパニックに陥った。

「何だそれ?コンニャクゥゥゥゥ??キッタァァァァァァ??」

その時は、何だかんだいって、親父に無理やりおばぁーちゃんに謝らせられていた。

当然、僕は泣きまくっていた。そのとき、おばぁーちゃんは悲しそうな目をしてご飯をついでいた気がする。今、考えるとおばぁーちゃんが切られた葉っぱを見たときのリアクションが目に浮かぶ。多分、オーバーリアクションのおばぁーちゃんは、

「あらまぁーーー、なんねこれはぁぁぁぁ。誰か、こげなこつしたのは??(こんな事をしたのは)」

 しかし、私は声を大にしていいたい。

「そんなん、本気で知らんて!!こんにゃくいもなんてそんな

               存在は本当にしらんかったっちゃ(知らなかったよ)。」

あの時は、本当に正義の見方だったのに・・・・・・・・