=火にかざした刀は熱い?=
ああ、こうやって今までしてきた事を書きながら僕は思います。 「僕はなんて悪ガキだったんだ・・」と。 この話は、自分でも悪い事をしたなぁとおもいます。
それは、自分が小学校5年生の冬だった。 給食の時間が終わり、昼休みで次の授業は体育だった。 ほかのみんなは体操服に着替えて外に出ており、教室の中には僕と友人のT君とK君がいた。 冬だったので、今日室内にはストーブがあり、暖かかった。 そのころ僕は、なんだかさめており
「こんなにくそ寒いのによく早くから外で遊んでるよなぁ」
なんて考えていた。 そして、大きな神社なんかのお土産やさんにある切れ端内が、鉄で出来ているおもちゃのちっさな刀でチャンバラごっこをしていた。 だいたい子供の遊びは20分もすれば飽きてしまう。 それから、ストーブの周りで椅子に座ってだらだらしていた。 その時に事件はまたしても起こった。
僕たちはそろそろ外に行かなくてはいけなかったので、ストーブの火を消して準備をしていた。 その時に、僕は何を考えたのか、刀をストーブに当てて暖めていた。 その時はすでにストーブを消して5分、すでに熱さはあまり感じなかった。でも、やはり今まで熱かったストーブに押し当てていた刀を自分で触る事は出来なかった。 それでも、何とかして刀が熱くなったかどうかを確かめたかった。 そこで、僕のとった行動は、後ろを振り向いているT君の首筋に当ててみることだった。 火は消えているストーブでも熱くなる可能性があることはわかっていた僕も一瞬だけしかT君の首筋に当てなかった。
T君の首筋; 「ジュッ!」
Tくん; 「ひっ!!!」
そのまま、T君は悶絶してしゃがみこんだ。
「やっぱり熱かったんだぁ!!」
と、思いT君に何回謝っても返事がない。8回くらい謝ったときT君が
「大丈夫ばい(大丈夫だよ)」
と、泣きそうな声で返事をしてくれた。 それから、首筋を見てみると何もなっておらず、少し赤くなっているだけだった。 その日の学校の授業は何もなく終わっていった。 そして、家に帰ってご飯を食べ遊んでいたら、突然親に呼ばれた。 そして、言われたことは、
「T君の家に謝りに行ってきたばい。(いってきたよ)」
その時は、何を言ってるのかさっぱりわけがわからなかった。しかし、事情を説明されやっと何のことなのかわかった。
次の日に、T君に首筋を見せてもらうとこれまたどっこい、長さ3センチ幅5ミリほどの大きな水ぶくれがあるではないか。 やはり、敏感な首筋の皮膚はあの熱には耐えられなかったのだ。 その水ぶくれはなんともいえない色をしていた。 何か、紫というかピンクというか、とりあえずわけのわからない気持ち悪い色だった。 その日のT君は、前日家の親にケーキをもらったらしく、首筋にやけどを負わせた僕に対してすごく機嫌がよかった。 子供って、そんなもんなんですかねぇ??
でも、T君本当にごめんなさい。あの時、本当は熱いってわかっていたんです。 でも、自分で触って確認したくなかったから、首筋当ててみたんです。 ごめんなさい。
お父さん、お母さん; 謝りに行かせてごめんなさぁい。
みなさん; 鉄はすぐに熱くなるから、気をつけてください。