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小僧のいねむり?

 

 これは、僕が小学校に入学して初めての土曜日だった。 この日は、兄貴と地域の友だちの人たちとチャリ(自転車)に乗って遊んでいた。 そのときの事を振り返って思い出してみると、兄貴達のはやい自転車についていくとだけしか思い出せない。

 あの日は、土曜日だった。 だいたい小学1年生のはじめの1ヶ月くらいは保育園上がりの子供は昼までだった。 しかし、その日は土曜日、みんなが昼までで学校は終わりだった。 いつも学校が終わると、僕は兄貴達と自転車に乗って走りまくっていた。 その日も、毎週の如くチャリで「ブインブイン」ではなく「チャリンチャリン」言わせて走りまくっていた。 

 だいたい20人で編隊を組んで走っていた僕達。 その最後方を必死で走っていた小僧君はどんどん疲れてきて離されていきはじめた。 それに焦りを感じた本人は必死でついていこうとしていた。 しかし、小学校にあがり1週間、、疲れきっていたうえ、自転車で兄貴達のあとを必死でついていこうとしていた小僧君は、なっ、なんと自転車をこぎながら居眠りをはじめた(はっきり言ってこの時からまったく記憶がない)。 人間は居眠りをして自転車をこげるわけがないのは皆さんも知っていると思います。 案の定小僧君は1,2メートル行ったあたりでふらつきだし横転。

 その時に、兄貴達は自転車の倒れる音を聞き後ろを振り返ってみると小僧君が顔からアスファルトの道路に激突しているではないか。 突然の事に焦った兄貴達は、急いで引き起こしてみると顔は血だらけ、鼻血は出るは、顔のいたるところから血が出ていた。 そのとき本人は泣きまくっていたがまったく反応しなかったらしい。 兄貴は急いで、親父に知らせ病院に連れて行った。

 その時、親父と医者のやりとを聞いたとこによると

医者; 「どうなさったんですか?」

父; 「いねむり運転で、怪我したんです。」

医者; 「お父さんのほうは大丈夫なんですか?」

父; 「いやいや、本人がいねむり運転したんです。」

医者; 「えっ、車を運転していたんですか?」

父; 「いやいや、自転車に乗っていて居眠りしたらしいです。」

医者; 「じっ、自転車でいねむり???」

医者; 「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

父;「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはは!!!」

医者; 「まあ、とりあえずレントゲンとって見ましょう。」

 とまあ、こんな感じだったらしい。

 その後、レントゲンを取ってみてみんなびっくり!!!!

なんと、僕の頭蓋骨のおでこの左のあたりにひびが5センチくらい入っていた。 それから、さすがの医者も親父もビビッタらしく、即効手術に入った。 そして本人は、気がつくと病院のベットの上で、頭に包帯をぐるぐる巻きにされ寝ていた。 まるで、テレビのドラマのような印象だった。

 それから、約3ヶ月の入院生活。 6歳の子供を一人にする事は出来なかったらしく、親やおじいちゃんおばあちゃんのつきっきりの生活が始まった。 そのときの感想は、おばあちゃんのたかなおにぎりがうまかった。

 最後に一言。

親父と医者に; 

子供が顔面に怪我をして意識がないのに、笑ってる場合じゃないだろ!!! そんなことだから、頭にひびが入っていたやないかぁ!!!!!