5年の歳月を経て、今蘇る伝説の王虎
キングタイガー再生日記
特大痔「いや〜久しぶりじゃのう〜」
松任屋「は!あけましておめでとうございます!!」
特「うむ、あけましておめでとう。今年も4649。」
松「ところで今日はいったいなんの用事でしょうか?」
特「あれを見たまえ・・・。」
松「あ、あれは・・・いったいどこから・・・Uボートとともに南太平洋の藻屑と消えたはずでは・・・」
特「うむ、あのインチキ騎士のカツラ野郎とともにな・・・今思えば惜しい人材をなくしたのう〜(うれしそうに)。」
松「この戦車がちゃんと届いていれば戦局はどうなっていたかわかりませんね。しかし今になって出てくるとは。」
特「ワシらの使命はコイツを再生することじゃ。ささ、箱をあけてみろ。」
松「ええ〜?私がですか?やだなぁ、カツーラさんの死体とか入ってないでしょうね。」
松「あ、大丈夫みたいです。思ったより出来あがってますね。」
特「そのようじゃのう、中身を出してみるか。」
松「一応大きさ比較のためにハウニヴを一機着陸させておきました。」
特「気が利くではないか、ドレドレ細部を見てみるとしよう。」
特「イッチョ前にツメリットコーティングしてあるわい。ダークイエローの塗装も終わってるようじゃな。」
松「外装はなんとかなりそうですね。問題は中身ですよ。見てみましょう。」
特「ううむ、ずいぶん中途半端じゃのう。電池も入れっぱなしじゃ。中の液が漏ってるではないか・・・。」
松「なんかイヤな予感がします。シャーシーがゆがんでませんか?」
特「なんか後ろのパネルが曲がってるのう。いったいどういう保管の仕方をしてたんじゃ!!」
松「写真じゃよくわかりませんが、スイッチもサビだらけです。」
特「ううむ、ヤル気なくなってきたな・・・あ!!」
松「どうしました??」
特「やっぱりシャーシーが微妙にゆがんでるぞ!後部転輪とバックパネルに隙間がないではないか!」
松「キャタピラ入りませんね・・・。」
特「・・・・また海に沈めてこよう。元に戻せ!!」
特「今日の事は誰にも言うな。忘れろ、あ〜今日はなにもなかったなぁ。」